
日比谷タウンクライヤーがリニューアルした「バル ナポリア」、ずっと行こうと思っていて、やっと行かれました。
タウンクライヤーに初めて伺った時から思っていて、今も変わっていませんが、なんとも店が見つけにくいのです。
一回入ってしまえば二回目はどうと言うことは無いのですけど。

リニューアルするタイミングで大きな石窯を店内に導入し、焼きたてのピッツァを販売されるお店に変貌しました。
以前のお店の時のランチに伺ったことがありませんでしたが、今はパスタ、ピッツァ、鮮魚料理とどれも美味しそうです。

ということで、今日はピッツァから。
ピッツァはマリナーラ、マルゲリータ、クアットロ フォルマッジ、リヨネ-ズ、ジェノバと6種類、値段は580円から880円とラーメンと同じくらい。

マルゲリータ680円にドリンクセット200円
トマト、モツァレラ、バジル、パリッと焼き上がっているけど中身は柔らかく、とても美味しい。
途中、卓上のチリオイルを掛けましたが、全く辛くありませんでした。

新横浜ラーメン博物館、ここに来るのは新しいお店が入った時か、友達が上京などしてきて行ってみたいと連れてきた土日が殆どです。
そういう時は店先(?)までお客さんが溢れているのですが、今日は閑散としています。

それでも館内は普通のラーメン屋さん以上のお客さんが入っています。
地下2階のスペースでは飲んだりできるので、年パスを持っていれば気軽に入れますしね。

1986年の創業当時のらぁ麺を12/2から12/5までの期間限定で復興している支那そばや@新横浜ラーメン博物館、ラーメンを愛する者の端くれとして、このラーメンは食べておかなければなりません。
佐野さんとは顔見知り程度の間柄でしたが、「自分が作りたいラーメンを作る」ことに人生の全てを賭けた人だと言うことを良く知っていました。
彼をメディアなどで見聞きする度に、「私はラーメンに真摯に向き合っているか」と、自分を戒めていましたし、今後もその姿勢は変わりません。

店内はカウンター6席にテーブルが14席、がらっがらでしたので食券を買ってテーブル席に座りました。
店員さんに食券を渡し、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちながら店内を見渡すと、なんか違和感があります。
そう、カウンターやテーブルにお冷やのポットが置かれていないのです。
機を見て店員さんが注いで回るので、置かれていないのだと思います、実際、注いでいただきましたし。

程なくして復刻醤油らぁ麺930円。
当時、私はラーメンに傾倒していなかったので、支那そばやで佐野さんのラーメンは食べていません。
私が食べたのは、現ら塾の店長さんのラーメンで、佐野さんのラーメンとどの位同じなのか、どの位違うのか、知る術はなかったはずなのに。
長生きはしてみるものだすね。

器で味が変わる、ホントにそう思うので、当時のレンゲと割り箸で食べてみたかったのだが、そこまでは叶いません。
いつの日か、私がそちら側に行ったら、お願いしてみようと思う。
グイッと胸元を締め上げられる旨さではなく、ヌメッと魂に絡みつく旨さ、麺もスープもチャーシューもネギも海苔も。
佐野さん、美味しいらぁ麺をご馳走様でした。

新横浜ラーメン博物館の出店は、自薦ではなく招待制、今までずっと国内とラーメン屋を誘致していましたが、IKEMENで初めて海外店を誘致されました。
その後、ツヴァイテが入り、先月にNARUMI IPPUDO@新横浜ラーメン博物館が出店されました。
名前を見れば分かる通り、PARIS RAMEN WEEK ZUZUTTOに端を発したフランスからの凱旋帰国店です。

ラーメンはオールベジタブルとコンソメスープの二種類、どちらもラーメンとして珍しいとは思うけど、時々見かけるので初めてではありません。
正直、味の想像が出来るので、開店日には必ず配膳を担当して「日本一素晴らしい笑顔のラーメン屋の店員さん」になる河原さんに会いに行きたかったのですが。

店内はカウンター9席に4人掛けテーブル4卓、2人掛け1卓、店先の暖簾がトリコロールカラーですが、店内の椅子や、店員さんのシャツもトリコロールカラー。
程なくしてベジタリアンヌードル880円、随分と大きな丼だな。
『肉や魚系を一切使わない完全なベジタリアンヌードル。長年の研究と度重なる試作により、まさかのコクと深みを実現。信じられないほどの「旨味」が詰め込まれています』

スープはタレを入れ忘れのかと思うほど力弱いけれども倒れてしまう弱さではなく、しっかりと押し返してきます。
細麺はブツブツした感じでスープとの絡みイマイチ、美味しくないわけではありませんけど。
紫玉ねぎの量が多すぎなるかと思うほどたっぷり、辛味も残っていてドキッとするアクセントになります。
水菜とキノコ、そして焼きトマト、薄切りと思って箸を入れたら半身ほど入っています。
スルッと食べてしまってご馳走様、次回はコンソメを食べたいです。