2015年05月16日

第三十五回日本酒を楽しむ会

/蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目にて特製樺太丼(小200g)、半ラーメン(味噌タンメン)/再び空振り/支那そばむら田@小田原市下大井にてラーメン/彩酒亭洞@小田原にて第三十五回日本酒を楽しむ会/小田原商店マックス@小田原にてラーメン(並)/

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 蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目、朝10時前の訪問でしたが8割ほどの入り、調理人が告知されているブラックボードを見ると、早番は加藤さんと広瀬さんと書かれています。
 店内を見渡すと、見るからに新人の不慣れな店員さんがだけでホールを対応されていて、料理の選択や好みなどに一生懸命対応されていました。

 空いている席に案内され、席に座ったら先ずはメルマガサービスのウーロン茶をいただき、ラーメンの出来上がりを待ちます。

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 中本にて突然販売開始が決定した、豚バラ肉、豚ひき肉、豆腐、たけのこがたっぷり入った中本特製樺太。
 ライスは小200g、中300g、大400gから選択可ですが、樺太丼の標準ライス量は400gですので、値段の差額は新たに追加された食材分でしょうか。

 5/16(土)から販売されるのは、本店、吉祥寺店、御徒町店、大宮店、高田馬場店が時間限定なしの終日販売、新宿店は09:00-11:00、15:00−ラストまでの時間限定となります。
 5/18(月)からは東池袋店、5/25(月)からは西池袋が時間限定なしの終日販売、目黒店は10:00-12:00、14:00-18:00、20:00-24:00の時間限定の販売となります。

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 6/2(火)からは秋津店、6月以降の予定が亀戸店、販売予定が無いのは渋谷店と町田店。
 東池袋店はこれまで樺太丼を販売されたことがないと記憶していて、樺太丼と特製樺太丼を販売されるかどうかは不明です。

 販売期間は未定とされていますが、これまでの慣習ではずっと販売されると思われます。

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 今日から始まった新メニューだからでしょうか、店内が混みあっているからでしょうか、20分以上待って特製樺太丼(小200g)770円、半ラーメン(味噌タンメン)390円
 標準の樺太丼は、辛子肉(冷味スープで煮込んだ豚バラ肉)が使われていると思っていますが、特製は豚バラ肉から調理されているらしいとのこと。


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 豚ひき肉は感じられず、タケノコは大きめの賽の目に刻まれていて食感がいいです。
 味は個人の好みですが、私は樺太丼は牛丼と同じで紅生姜必須と考えていて、たっぷり乗せて頂きました。

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 小田急線でそのまままっすぐ南下して、新松田で御殿場線に乗り換えます。
 先週、上大井のラーメン屋に行ったけど営業時間が終わっていたので、今日は徒歩ではなく電車で行くことにしました。

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 松田駅で50分ほど待って上大井へ、お店に向かうと前回同様自身の確認ミス
 昼営業(11:30-13:30)は平日のみだったのですね、次回は夜営業(18:15-23:00)に伺うことにしよう。

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 ということで、30分ほど歩いて支那そばむら田@小田原市下大井、駐車場が満車じゃないですか。
 去年の7月、店主さんの体力の限界から40年の営業に幕を閉じ、県内全域から別れを惜しむファンが駆けつけ、閉店営業は物凄い行列になりました。

 半年ほど休憩して「土日くらいなら出来るかも?」と思ったのでしょうか、詳しい事情は知りませんが今年になって土日のみで営業再開、ファンの人は短い営業時間であっても再開は嬉しいでしょうね。
 店内に入ると、「ラーメンとワンタンしか無いよー」と店主さんから声が掛かります。

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 ラーメン二郎のブタ切れと同じでチャーシューが全て売り切れてしまったわけではなく、チャーシュー増しができないと言う意味です。
 ワンタンは皮と餡があれば作れるので、大抵は売り切れないですね。

 口頭で注文し、カウンター11席の空いている席に座りました。
 営業時間は特別に告知されていないのですが昼営業のみなのかな、14:00頃に「そろそろ、仕舞うかー」と店主さんが店員さんに声を掛けていました。

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 程なくして店主さんが運んできてくださったラーメン750円、おお、見紛うことない小田原系ラーメンの麺相です。
 カウンター台に置かれるとスープが丼から溢れて、手を汚さずにテーブルに降ろすことはできません。

 聞けば分かることですが聞かずに謎のままの「ラーメンと支那竹めんにはレンゲを付けない」スタイルは健在です。
 旨味の殆どが化調と思われる豚骨出汁の清湯スープ、真っ黒に見える醤油ダレは意外にも甘味さえ感じます。

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 平打ち縮れ太麺は間違いなく室伏製麺、ラーメンは麺料理ですから室伏製麺の麺を使っていなければ小田原系とは言えないと思っています。
 小田原系の真髄であるチャーシュー、美味しいですねぇ、とっても美味しいです。
 茹でモヤシ、メンマ、板海苔、薬味ねぎとトッピングされていて、さらっと食べてしまってご馳走様でした。

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 飲み会の会場までどうやって向かおうかと逡巡しましたが、調べてみると一時間半ほどでしたので、歩くことにしました。
 途中、公園で缶コーヒーを飲みながら休憩したので、なんだかんだと二時間はかかりました。

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 さて、彩酒亭洞@小田原にて第三十五回日本酒を楽しむ会
 日本酒を楽しむ会は石塚酒店の二代目店主さんの主催、ここ地元の大人気居酒屋での開催は、事前予約だけで満席になってしまうので、一般公募がありません。

 となるともう、会員制の飲み会ですかね、個人的にはちょっぴり寂しいけど、現実は現実として受け入れなければなりません。

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 少し早く着いたので、本日お呼びしている鳥取県境港の蔵元である千代むすびの酒造の営業部長さんとご歓談。
 歓談と言っても圧倒的にこちらが質問して先方が答える場面が多いのですが。

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 今日はその千代むすびの日本酒のみを楽しむ会、店内はこれ以上は入れないほど混みあっていて殆どが知った顔ですが、名前まで知っているのはほんの数人です。
 主催者さん、営業部長さんからの話を聞いてから乾杯、乾杯と言ってもビールやシャンパーニュではなく日本酒ですが。

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 一杯目は美味しい、二杯目はこれも美味しい、三杯目からはみんな美味しい。
 以前は、日本酒の種類ごとにラベルの写真を撮ったり、味の感想を書いたりしていたのですが、今は昔、そろそろいいかな、と。

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 仕込み水はもちろん千代むすびさんからの提供です。
 日本酒を飲むときに仕込み水を同量飲むと身体への負担が軽減されるとのことで、日本酒を飲むのと同じほど飲みます。

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 鮪と太刀魚の刺身。
 今夜の会は始めっから純米大吟醸、全ての日本酒は純米酒、アルコール度数は高めで願ったり叶ったりです。

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 ローストビーフに大根おろし和え。
 山田錦から五百万石に移ろっていく中で、千代むすびさんの日本酒のイメージに違和感を感じます。
 こんなに飲みやすかったっけ、もっと硬かったと思うけど、という話は後々、営業部長さんとの話で謎が解けました。

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 カンパチのカルパッチョ。
 出される日本酒に合うように全ての料理は選ばれているので、どの日本酒も料理にぴったりと合っていて、こんな飲み会に参加できてとても光栄だと思います。

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 出汁巻き玉子。
 「熱燗で飲んだ方が料理に合う日本酒は熱燗で」との会の趣旨に合うよう、今夜は二種類だけ熱燗で提供されます。

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 山芋とアボカドの料理
 千代むすびといえば強力という印象ですが、今夜用意されたのは純米吟醸無濾過生原酒、純米無濾過生原酒、純米無濾過火入れ原酒の三種類。
 飲み比べの意味もあって揃えられたと思いますが、どれも美味しい。

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 白エビの天ぷらと鶏肉のから揚げ。
 その強力は鳥取県でしか栽培されていない酒造好適米、なぜ他都道府県に展開しないのか、なぜ他都道府県では栽培しないのか、じっくりと聞きました。

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 豚角煮、タケノコ、里芋の料理。
 この頃になると残っているお酒を手当たり次第に飲みつつ、楽しみにしていた大抽選大会。
 今夜は外れてしまった、残念。

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 時間になったというより、飲み終わってからのお約束の一升瓶ラインナップ。
 素晴らしい会にお声がけ頂き、ありがとうございました。

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 今回は〆に炭水化物が出てこなかったので、小田原駅に戻る途中で小田原商店マックス@小田原(ホームページ)に立ち寄りました。
 神奈川のラーメン好きなら店構えを見ただけで町田商店系と知れ、訪問を躊躇するかも知れませんが、ああだこうだ言うのは食べてから、だと私は思っています。

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 火事などがあって、家主が何度か変わっている立地、店内に入ると右手に券売機があり、先に食券を購入システムです。
 豚骨醤油ラーメンと豚骨塩ラーメンの二本立て、つけ麺、味噌(期間限定)も用意されています。
 トッピングはのり、味玉、うずら、ほうれん草、チャーシュー、ネギ、もやキャベ、サイドメニューとして餃子、メンマなどがあります。

 カウンター12席、テーブル席16席ですが、新しい形の家系ラーメンの店内というのでしょか、随分とゆったりとしています。
 魂心家から始まったまくり券(ラーメンを完食完飲すると貰えるサービス券、町田商店系列では「完まく券」)が導入されていて、壁にポイントが貯まってラーメン一杯に引き換えたまくり券がたくさん貼られています。

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 程なくしてラーメン(並)680円、まあ、見るからに壱系の麺相です。
 柔らかめでお願いした平打ち中太麺、壱系から派出した町田商店系御用達(資本は同じ?)の四之宮商店の平打ち中太麺、スープになじんで美味しい。

 セントラルキッチンであっても麺の美味しさを活かすスープを作られていて、醤油ダレもしっかりしています。
 美味しい美味しいとは言うけれど直系のスープには及びません、しかしして壱系、商店系、の味を一つ抜き出た味です。
 チャーシューは小振りながら驚きの燻製豚バラ肉、直径以外の家系ラーメン店で初めてチャーシューメンを食べたいと思いました。

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 茹でほうれん草、ウズラの卵、板海苔三枚、麺を三分の二ほど食べたら、お楽しみの味変タイム。
 卓上には刻みショウガ、豆板醤、おろしにんにく、練り唐辛子、刻みタマネギ、七味唐辛子、白コショウに黒コショウ、餃子のタレ用に辣油、醤油、酢。

 その日の気分で組み合わせを変えますが、今夜は卓上の刻みタマネギ、刻み生姜、練り唐辛子をひとさじ。
 色々と感じることもあるけれど、旨い、こう言うことがあるから、食べ歩きは止めならない。

 スープを飲み干すのは造作無く、むしろ飲み干したいほど美味しかったけど、レンゲ半分ほどスープを残してご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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