
朝はおにやんま新橋店にて冷「並盛」肉ぶっかけ530円。
おにやんまは五反田に始まり、新橋と青物横丁に出店されていますが、未だに全店制覇できていないという。

全店舗より前にメニューコンプも全くできていなくて、いつも「とり天」、稀に「天ぷら」。
五反田店では天かすとおろし生姜が入れ放題ですが、新橋店ではネギも入れ放題、無料だとついつい多く入れてしまう貧乏根性。
ああ、美味しかった、ご馳走様でした。

タイミング良くお昼休み移動になったので、途中下車してお昼はらぁめん広@秋葉原(千代田区神田佐久間)、TRY大賞受賞店を回るよシリーズ(一日限定)にて、新人賞とんこつ部門4位のラーメン屋さんへ。
2015/7/8、元(はじめ)@蓮根の店長さんの独立、メニューは広島豚骨醤油のらぁめん、広島つけ麺、限定メニューの三種類。

券売機で食券を買って空いている席へ、L字カウンター8席と2席、席間は狭くなく、高さもちょうどよく、次回は瓶ビール飲みながらラーメンの出来上がりを待ちたいよ。
卓上には白胡椒のみ、カラーコップはプラスチックなのが何とも。

程なくしてらぁめん700円、広島つけ麺に強く惹かれましたが、初訪ですのでラーメンから。
広島では尾道ラーメンしか食べていないので、広島豚骨ラーメンは未食ですが、ネット情報を見聞きするのとはちょっと違います。
違いますが、東京のお客さんの好みに合うように豚骨をしっかりと煮出したスープ、広島産濃口醤油と合わせてあって、とても美味しいです。

三河屋製麺の極細麺が絶妙にスープに合い、するすると食べられます。
麺の大盛りは不可で替え玉方式なのですが、替え玉してもスープが冷めないような工夫、確認し忘れました。

チャーシューの下には、広島豚骨ラーメンらしい茹でモヤシ、青ネギ、板海苔やメンマはありません。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、気になるつけ麺も食べてみないと。

仕事がなかなか終わらない、集中して頑張ってもなかなか終わらない。
なかなか終わらないけどいつかは終わる、お腹空いた。

宿題は早めに片づけるタイプの私は、舌の根も乾かないうちにらぁめん広@秋葉原(千代田区神田佐久間)へ。
一般的なラーメン屋さんは、厨房スペース、手間、時間の関係でスープを一種類だけ仕込み、または二種類仕込んでも最終的には一種類にします。
ですので、味の違いと言ってもタレの違いだけ、もちろん、タレが違えばスープの印象もかなり違います。
一般的でないラーメン屋は何種類かのスープを仕込んだり、つけ麺用の割りスープをラーメンスープとは別に用意したりします。
限定メニューとして期間限定で頑張るのではなく、初めから多種類のスープを仕込む厨房施設になっています。

個人的には1店1スープだと考えているので、2スープ、3スープの店はその全てを味合わないと、その店のラーメンを食べたことにしていません。
広島つけ麺の辛さは普通、中辛、大辛の三段階、麺量は並200g、中盛300gは同額、と言うことで大辛の並盛りでお願いしました。

程なくして広島つけ麺並800円、先につけ汁、少し待って麺が提供されます。
恥ずかしながら本場で広島つけ麺を食べていないのですが、これまで東京で食べた広島つけ麺は、平皿に麺を盛り付け、冷たい茹でキャベツと幅のある白髪ネギをトッピングしていました。
ここの麺はラーメンと共通の丼に盛り付けてあり、つけ汁の器は比較的大きめです。
つけ汁は豚骨や鶏ガラ出汁は未使用の魚介出汁、つまりらぁめんとは全く異なるスープです。
辛さに境目なく馴染んでいて、白ゴマの甘ささえ感じ、このままラーメンにしてもイケるンじゃないかと思うほど、美味しい。
修業先から考えると、二種類のスープを用意するのは出来て当たり前に思えるけど、やっぱり凄い。

ラーメンと共通と思われる三河屋製麺の極細麺、麺の絡みを防ぐために締めた冷水を少し残す感じで盛り付けられ、この僅かな冷水が辛いつけ汁に浸けた後で口に含んだときに「口当たり優しく、噛むと激辛」な食べ応え。
間違いなく計算してますよね、やっぱり凄い。
つけ汁にはカリカリ(イカ天)が沈められていて、単調な食感に変化を与えます。

チャーシューは冷たいつけ汁に漬けて脂が固まらないようにフライパンで温めてから、しかし浸けたときにつけ汁を温めない程度の温度で、美味しく食べられます。
試しに、途中でレモンを絞ってみましたら、さらに美味しくなったので、次回は初めから絞ってみますか。
広島のどこの店のインスパイアなんだろう、それともオリジナルなのかな。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、あと一種類、メニューがあるのだが、さて。