2017年04月18日

炭火焼肉なかはら

/炭火焼肉なかはらにて幻のタンとお任せコース/

 なぜ私に良くしてくれるのかさっぱり分からない、けれども何故ですかとは聞いてはいけないような気がする。
 先々月、予約が取れたので一緒にどうですかと誘われて、炭火焼肉なかはらホームページ)に伺いしました。
 この店は予約が取れない、高い、のイメージでしたので、一生行くことはないと思っていて、お店のことはよく分かっていません。

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 理由は分かりませんが、予約した全員で一度に入店する決まりがあって、一階のエレベーター前では「そんな人達」が何組か待っていました。
 で、無事に入店、店内中央の横長テーブルに案内され、ひとしきり「どこに座る?」的な時間を楽しんだ末に着席。
 自家製コンビーフをアテに先ずはビールで乾杯(一名はウーロン茶)して口を濡らしてから、オーダーします。

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 てっきり何種類かのコース料理が用意されているのだと思っていたけど、そうではなく、アラカルトで組み合わせるのは出来なくはないけど、半分以上が初対面のグループでその好みを把握できていません。
 と言うことで、事前予約しておいた幻のタンとお任せコース(肉七枚)をお願いしました。
 お肉だけだとアレなので、キムチと野菜を。

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 これからの肉味を邪魔しないような、それでいて引き立てる辛すぎず、旨すぎず、のキムチ。
 普通に本格的なキムチを仕込むのは難しくないでしょうが、コース料理としての位置づけを踏み外さない。
 この味わいを前に、これから出てくる肉がぐっと楽しみになります。

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 幻のたん、タンにも部位があって、この日はタンサキとタンモト、ゲタが用意されました。
 盛り付けの美しさも大切ですし、ライティングもちゃんと計算されていて、見ているだけで気分が高まります。
 一口大に切り分けられ、焼きすぎないように焼き上げて、「お好みでレモンを」と案内されましたが、そのまま頂きました。

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 何が幻なのかは分かりませんでしたが、この弾力、このしなやかさ、この甘み、これまでに食べたタンとは味わいが全く違うタン。
 三切れで2400円だから、、、なんて考えたら食べられないので、こういう会でなければ食べられません。
 美味しい、とっても美味しい、お代わりが出来るならしたいほど美味しい。

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 コースとは別に頼んだユッケと野菜サラダ、改めて説明するまでもありませんが、人数分に分けて下さいます。
 ユッケは一口で食べてしまい、柔らか過ぎない食感が濃厚な肉の味を運んできます。
 サラダは焼肉の合間にちょこちょこと頂きました。

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 まるごとキャベツも頼んでみました、割り勘なので値段を見ていません。
 というか、店員さんはなぜ私のところへ注文を確認に来るのだろう、幹事じゃないのに。
 塩ダレと味噌ダレが用意され、いずれも他の焼き肉屋では肉のタレに使うような味付け、だがこの味付けがキャベツに良く合います。

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 ビールが終わって飲み物リストを見てみると、日本酒は数種類、焼酎は10種類くらい、ワインは数種類しか用意されていません。
 店員さんに確認しても「今日は特別にいいお酒が入りました」なんてことはなくて、あくまでも焼き肉屋、飲み物はサブの位置づけと受け取りました。
 焼肉が進むに連れて明らかになりますが、この肉に合わせるお酒は存在しないし、そもそも飲み物を必要としません。

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 私が知っているステーキは分厚くて鉄板で焼く部位の肉ですが、ここのステーキは薄く切り分けて炭火で焼きます。
 炭火の炭は焼き魚や焼き鳥用とは異なり、大きめで強い火力が継続する炭、最後まで一度も炭を足すことはありませんでした。
 肉の目利き、肉のカットも大切ですが、火加減というか火の種類もしっかりと考えられています。

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 焼き方は素人に無理なので、全員分を店員さんが焼いて下さいます。
 焼き上がってからは秒単位で味が変わっていくので、写真を撮るのなら他人のを撮らないとダメですが、店員さんが焼いているのを撮っただけ。
 小皿と箸を持って焼き上がりを待ち構え、一口でパクり、その何秒後かにはお肉が溶けて無くなってしまいます。

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 ササミ、ブリスケ。
 サーロインほどの温度管理は不要ですので、お客さん自身で焼くのですが、それでも焼いている間は目が離せません。
 一応、醤油ダレと柚胡椒が用意されましたが、何も付けずにそのまま食べると、思わずにんまりしてしまう美味しさ。

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 リブ芯、芯々。
 当たり前ですが提供される直前に(カッターではなく)手切りされたお肉、ベストなカットとベストの厚さ。
 脂の香りが貯まらないなぁ、炭の温度も落ち着いてきて少し長めに火を通し、椅子から転げ落ちるほど美味しいお肉。

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 カタ三角、イチボ。
 コースの最後には重めの味わいの部位が用意されました。
 これまでの中で一番しっかり焼きましたが、それでも60秒とか70秒の話、タンの次にイチボが美味しかったなぁ。

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 お肉(料理)が美味しいと会話が弾まない。
 フィジカルではなくメンタルで満たされている空腹感、お金を払えば得られるのかと言えば、それだけではない。
 私がこんなところにいて良いのか自問自答してみましたが、三秒でやめました。

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 とは言え、ワインも飲んでみるかと、マルケス・デ・リスカル・ティント・レセルバ(紹介のサイト)。
 値付けがフレンチやイタリアンに比べると3割ほど安い、飲んでみるとワインとしては上品でとても美味しいのですが、肉料理には合うように感じませんでした。
 ワインの経験が低いので、リストだけで選んだらダメだということです。

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 ワインからビールに戻って、いやぁ、美味しかったなぁとお喋りしていると、「こちら、切れ端盛り合わせ(サービス)になります」と人数分ではない切れ端が。
 切れ端だからと言って味が落ちるわけではなく、十分楽しめます。
 もちろん、見ただけで部位が分かるはずはありませんが、どの部位でもアタリなので、安心して頂きます。
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 コースは肉だけですので、デザートは杏仁豆腐とバニラアイスから選んで別料金で頼みます。
 デザートがコースに入っていると「別に要らないけど(お金払っているので)食べるか」となりますが、別注文だと美味しく感じられるのは不思議ですね。
 この辺りからやっと話をするようになり、とても貴重な話もしました。

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 カウンター以外は常にお客さんで埋まっていましたが、そのカウンター席に専用のエプロンが用意されている常連さんが、しかも女性一人。
 ビルの9階ですので夜景も綺麗なのに、誰も一回も見ないで、ご馳走様でした。
 こんな素敵な会にお誘いいただき、本当にありがとうございました。

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posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
>カウンター席に専用のエプロンが用意されている常連さんが

ふらわさんも、マイエプロンと、若狭塗(わかせぬり)のマイ箸だったんですよね?
Posted by 美樹 at 2017年04月20日 05:01
美樹さん

 コメントありがとうございます。

 マイエプロン、探しましたが見つからないんです。
 美樹さん、間違えて持っていっていませんか?

 福井産若狭塗のマイ箸は自宅用ですので、外食用のは違う箸です。
Posted by ふらわ at 2017年04月20日 06:32
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