
下の子がいつもの電車より一本早く行きたいというので、駅まで少し早く送ってきて。
一時間以上も出勤まで余裕があるので、意志が強ければ二度寝したいほど、私には絶対に無理。
ブログを書いていて、ギリギリになってしまったわけですが。

ラーメン龍田(りゅうでん)@三鷹(武蔵野市中町1-20-10)、2017/4/17オープン。
お店は奥に真っ直ぐのカウンター10席、一番奥の席には常連さんらしき女性がラーメンも食べず、のんびりとスマホをいじくっていました。
店内に入ると厨房炊き特有の蒸し暑さ、滑る床に気を付けながら丸椅子に座ってメニューを眺めます。

口頭注文後会計、メニューはラーショ系の豚骨ラーメン、基本は醤油、味噌、辛味があります。
飲み物やツマミが一通り用意されていて、軽く飲んでも良し、じっくり飲んでも良し。
でもまあ、この蒸し暑さの中で飲むのはちょっと辛いかな。

お冷やを飲んで待っていると、後客二人、既に地の人には認知されているのですね。
卓上にはおろしニンニク、辣油、醤油、酢、ブラックペッパー。
プラスチックのコップにお冷やを注いで、ラーメンの出来上がりを待ちます。

程なくして豚骨ラーメン650円、「丼が熱いのでお気をつけ下さい」と手渡されます。
超乳化と表現すれば良いでしょうか、乳化が進みすぎていて、マヨネーズの様な味がするスープ、いわゆる「好みが分かれる」味。
食べ物を美味しいか不味いかのどちらかで判断する人がいますが、このスープはこのスープで好きな人もいますね。

つるつると滑ってエコ箸では持ちにくい大橋製麺多摩の角中細麺、スープとの相性はイマイチ。
トッピングはチャーシュー、キクラゲ、板海苔、茹でモヤシ。メンマは無かったと思います。
スルッと食べてご馳走様でした。

仕事が終わって駆け付けた三鷹食堂いなり@三鷹(武蔵野市中町)、2013/09/26オープン、店主さんは楽々の出身です。
と言うことは、(楽々@吉祥寺が閉店して)既に3年半が過ぎてるんだな。
あの頃はあの頃で楽しかったし、今は今で楽しいし、未来もまた楽しいだろうな。

思っていたよりもこじんまりとした店内に入った瞬間、三鷹食堂の名に恥じない居心地の良さを感じます。
メニューは豊富だし、飲み物、つまみも充実してるし、テレビもあります。
そう、メニューは豊富なので、タテガミのように限定メニューが貼られた券売の前で、何にするか悩むのが楽しみのひとつでしょう。

ま、私は、今月から始まった限定メニューを食べますけどね。
カウンター6席に5席のテーブルが1卓、卓上には酢、辣油、白胡椒、一味唐辛子、カウンター台に紅生姜。
ラーメンが出来上がるまでの時間が、こんなにウキウキしたことなんて、どのくらい振りだろう。

少し待って冷やしトムヤムまぜそば800円、理由は分からないけど、わざわざカウンター台を回り込んで運んで下さいました。
かき混ぜやすい様に丼が大きいのかと思ったら、そもそも大きい、そもそも麺量が多い、そしてトムヤムなトッピング。
茹でモヤシの周りに、キクラゲ、マッシュルーム、茹で玉子をクラッシュしてマヨネーズで和えたやつ、ひき肉、ネギ、にパクチー。

全体をかき混ぜると、丼の底に沈めてあるトムヤムなタレが香りを放ち、三河屋製麺の平打中太麺を食らえば自然に笑みがこぼれる美味しさ。
これは旨いな、多分、もう一度、食べに来るな。
麺を半分程度食べたところでレモンを絞り掛けて、さらに美味しく。

最後は紅生姜を試してみましたが、これも面白い。
残った餡はライスで掻き取るのがマナーだろうけど、そのまま箸で食べ切りました。
スルッと食べてご馳走様でした。

さて、久しぶりの三鷹なので、もう一杯くらい食べるかと、椅子で休憩しながら熟考します。
はっ、これは何かのデジャブか、、、