
月に一度の通院。
この日、と決められているわけでは無く、一ヶ月分のクスリが切れないうちに診察に行き、また一ヶ月分のクスリをもらう。
いつまで続くか分からないので、分からないことは気にしないことにします。

久しぶりの稲田堤駅。
駅の周りに何軒かのラーメン屋さんがあって、半分くらいしかいかれていないので、残りのラーメン屋に訪問しにきました。
せっかくの平日フリータイム、都内などの著名店、話題店に訪問するべきでは無いかと思ったりもしますが、まま、いいでしょう。

稲田堤駅から徒歩15分ほどの星川製麺 彩@中野島(川崎市多摩区菅馬場)、星川製麺の店舗販売所になります。
製麺所に併設されたプレハブの店舗、今日みたいに好天だといいけど、寒い日や雨の日は大変だろうな。
壁一面に張り巡らされたメニューをみると、おそば、うどん、ラーメン、焼きそば、焼うどん、焼きラーメン。
ご飯ものもあり、土曜日は麺類食べ放題で500円とかあります。

注文や会計の仕方がさっぱり分からないので店員さんに聞くしかありません。
紙片にメニューを書いて店員さんに渡し、会計は食べ終わって帰るときになります。
てっきり立ち食いかと思ったら、「そちらにお入りにお待ち下さい」って中が全く見えない、、、入ってみたらテーブル二つともお客さんがいるじゃないか、、隣に座るもアレだけど立って待っているもアレで、、こんなことなら店の外で立って待っていた方がいいのに。

気まずい雰囲気の中をテレビを見てやり過ごし、空いた席に座ります。
窓側にサービスの小鉢が用意されていて、マカロニサラダ、揚げ麺、カブの煮付け、、お皿は一人一つと書いてあるけどサラダと煮付けのワンプレートはキツくないかな。
それでも工夫していただいてみると、こちらをツマミにビールを飲んでしまいそうな気分になります。

パイプ椅子とパイプテーブル、椅子は8脚ありますがとても全部は座れないですね。
卓上には麺コショー、七味唐辛子、酢、割り箸とポケットティッシュ。
店内中に営業日とかメニューとか貼り出されいて、テレビを見ながらラーメンの出来上がりを待ちます。

冷やし中華600円。
大抵の冷やし中華はこんもりと盛り上げた麺にトッピングを盛り付けますが、平皿にピッツァの様に麺が敷き詰められていて、醤油ダレはセルフです。 丼に書かれた来々軒を気にしつつ、茹でモヤシ、錦糸玉子、チャーシュー二枚、なると、キュウリ、メンマ、ワカメ、紅生姜。
麺は細麺、具材が多くて何を食べているのか分かりにくいのですが、製麺所直営の麺料理店ですから。
スルッと食べてご馳走様でした。
トレーを持って店外に出て下げ膳場に返し、お会計してお店を後にしました。

ちょっと道を間違えて30分さまよいましたが、稲田堤駅から向かえば10分程の横濱らーめん一家(かずや)@稲田堤(川崎市多摩区菅馬場)、後から調べたら小田急線読売ランド前駅から徒歩15分程なんですね。
ネットを調べた限りでは2006年には営業されていたようで、自宅のガレージを改造された店舗です。
店先には11:30から23:00と書かれていますが、11:30-15:00 16:30-21:00に変更になっています。

店内はL字カウンター10席、卓上にはブラックペッパー、おろしニンニク、練り唐辛子。
口頭注文後会計、店内は掃除が行き届いていて深い汚れは無く、店主さんは髭をきっちりと剃り、精悍ささえ感じます。
は良いんですけど、このテーブルの色は何だろうか、数千軒以上のラーメン屋に訪問しましたが、この色のテーブルは初めてです。

メニューはラーメンのみで醤油、塩、味噌。つけ麺もあって、せんだいのメニューから辛味噌を抜いた感じですかね(ラーメン自体は全く違います)。
窓際には戦艦のミニチュアが並べてあったり、厨房にはスーパーカーのポスターが貼ってあったり。
テレビでもあればと思いますが、BGMはラジオ、店先を通り過ぎる車のタイヤ音を聞きながらラーメンの出来上がりを待ちます。

少し待ってラーメン並650円。
麺相はモダンな家系ラーメン、鶏油を殆ど感じない豚骨ダシのスープ、よく言えば枯れていてさっぱりした喉越し。
温度が低めに感じるのはスープそのものの温度が低いのでは無く、トッピングが多いからでは無いでしょうか。

丸山製麺の平打中太麺は硬めでないジャストな茹で加減、スープとの絡みは程々で、美味しくいただけます。
透ける薄さの板海苔三枚、自家製茹でほうれん草、チャーシュー、薬味ネギがこんなに多い家系ラーメンは初めてです。
どんなに熱い豚骨スープも、こんなにあれこれトッピングしたら温度が下がるし、ネギの苦味を感じられるようになってしまいます。

豆板醤では無くて練り唐辛子なのもせんだいと同じ、使ってみたらスープに絡まないのも同じ。
家系ラーメンには詳しくありませんが、せんだいインスパイアとかあるのかな。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜営業が始まる時間から席を予約した梅の花町田店(ホームページ)、季節の魚を食べたくて検索したら見つけました。
以前はルミネ町田に入っていて、町田駅徒歩10分くらいの立地へ移転しました。
何も考えていませんでしたので友達とは駅で待ち合わせて歩いて向かいましたが、町田駅まで送迎してくれるそうです。

もちろん、ファミレス感覚でお店に行ってからメニューを見ながらアラカルトでオーダーしても良いのですが、お喋りと料理の撮影に集中したいので、席の予約の時点で注文しておきました。
季節懐石【爽〜そう〜】四季折々の料理が楽しめる季節懐石5,500円、この値段でこの料理は気味が悪いほど安いし美味しい。
とは言え、個室に入っておしぼりで手を拭いて、飲み物を頼むまで料理は運ばれてきません。

うなぎの酢物、おとうふ、冬瓜の冷し小鉢。
一口、二口ずつ頂く先付け、うなぎの酢の物は初めて頂きましたが、すっきりした美味しさです。
1杯目はスパークリングワインである穂坂のあわ、きめ細かく、ワインを主張しすぎない和食に合いますね。

梅香る鯛のお造り、豆腐と湯葉のお店であっても、コースからお造りを外すわけにはいきません。
しかしして醤油と山葵ではなく、梅肉で頂く鯛の刺身、創作料理なのか伝統的な日本料理なのか判断が付きませんが、冷たい料理に続けての冷たい料理、美味しいですねぇ。
矢継ぎ早に料理が運ばれてきますが、そのくらいのペースでちょうど良いほどの品数です。

茶碗蒸し、この時点で温かい料理。
熱いので大抵は木べらで頂きますが、敢えて陶器の匙で頂く日本料理、舌触りがとてもいい感じです。
友達は近況報告を喋るのに楽しそうと言うか忙しそう、何かどうしても伝えたいことがあるかのようです。

とっくにワインを飲み終わってしまったので日本酒、梅の花発祥の福岡の造り酒屋である岩波酒造(ホームページ)から仕入れているのが4種類、他は八海山、菊水、〆張鶴。
どうせ飲むからと2合でお願いすると、青竹冷酒として提供されました。
あくまでも食中酒、押しつけがましくなく、すっと引く甘みが食事をさらに盛り上げてくれます。

ふく福豆冨 かに湯葉あん。
座ったときにIHのスイッチを入れて温めて置いたお豆冨、そのまま食べても美味しいのですが、かに湯葉あんを掛けてさらに美味しくいただきます。
友達はこの豆冨が相当美味しかったらしく、大変喜んでいましたが、京都で食べたのと比べてしまうと、、、比べちゃダメですよね。

人生は唯我独尊を地でいく友達なのですが、こと料理に関しては一歩も二歩も引くことを美学としていて、行き方がそうだから食べ方もそう、という訳にはいかず、一つ一つ覚えなければなりません。
そういうところを一つ一つ直してあげたかったのですが、性格は本人でしか変えられないので、私には手が余るかな。
諦めたらそこで試合は終わりだよ、と安西先生は言うけれど、私にはもう無理かも知れません。

とうもろこししゅうまい。
焼売は点心なのでトウモロコシを包むのは不思議では無いけれど、この時期に冷凍物のトウモロコシを包むはずは無く、この時期に収穫したてのトウモロコシをこのコースに入れるのは色々な面で頑張りすぎじゃ無いだろうか。
とても手が掛かっていて、とても美味しいけど、ちゃんと説明してもらわないと、味の分からない人には「ふーん、トウモロコシね」と美味しさが伝わらない気がします。

鮎の塩焼き、個人的なメインディッシュ。
しがないサラリーマンには年に一度食べるのが精一杯の高級魚、ニジマスなんて何年も食べていないし。
川魚らしく淡泊な味わいの中にも美味しさがあり、蓼酢もいい感じなのだけど、それはそれでレストランの限界なのかも知れない。
もちろんレストランと知っていてこの店を利用しているのだから、クレームを付けてはいないし、残念なわけでもありません。

鱧(はも)の湯葉包み揚げと枝豆真丈。
この季節の魚料理として鱧も年に一度だけ食べますが、これまで刺身でしか食べたことがありませんでした。
湯葉で包んで揚げてある鱧、美味しいですねぇ、この料理は全くの想定外でレストランの地力を感じました。

最後に飯物として湯葉吸物、季節の飯物、香の物。
このご飯茶碗に少しだけの炊き込みご飯がとても嬉しい、味噌汁では無くてお吸い物であるところも嬉しい。
漬物はもう少し頑張って欲しかったけど、これはこれで美味しかったです。

デザート。
あっという間の二時間で、たまに会って美味しい料理を食べながら美味しいお酒を飲んでいると、二時間って足りない。
だからと言って、お店を出た後で、お酒が厳しいならコーヒーでも、と二次会、三次会に行ったことがないし、誘ったことも無い。
それこそがまさしく私の限界なのだろう。