
山王橋交差点を湘南バイパス側に向かい、あじわい回転寿司禅に併設されていた餃子の王将小田原店跡地にオープンした小田原タンメン総本店@小田原市東町。
6/26(大安)オープン予定から遅れて6/29(友引)オープン、開店3日間はオープン記念でラーメン一杯290円でふるまわれました。
営業時間が書かれているのを見つけられませんでしたが、バイト募集等の情報を推測すると11:00-23:00の無休。
製麺所に(神奈川から遠く離れた愛知の製麺所である)太陽食品を使っていることから、キッチンヒョードーのラーメン塾(ホームページ)出身と思われます。

店内に入ると待合室があって、ウェイティングシートに名前を書いて店員さんに呼ばれるのを待ちます。
壁には大きく『横浜発祥のご当地「タンメン」。塩ベースのスープの上に大量の野菜が乗り、、、』と書かれています。
横浜発祥のタンメンは一品香と言われていますが、ご当地と言われるとちょっと違和感があります。
小田原にタンメンを広めるのはとても嬉しいのですが、小田原には小田原系ラーメン、小田原系タンタンメンとあるので、第三の地ラーメンと言うことでしょうか。

程なくしてお声掛けがあり店内へ、空いていたカウンター席に案内されます。
メニューはラーメンとして小田原タンメン、昔ながらのタンメン、揚げやきそば。他は塩ラーメン、お子様タンメン。
小田原タンメンと揚げやきそばには「ギンギン(ニラと生ニンニク)」「ギンギンレッド(ギンギン+激辛増し)」があります。
サイドメニューはタンギョウの焼きたて棒餃子、タンカラのおっきいから揚げ、タンチャーとして美味しいチャーハン。

アルコール飲料とソフトドリンクも揃っています。
厨房では三人の調理人さんが中華鍋を振っていて、ホールの店員さんも4人ほどいます。
店内はバタバタですが、空き席を埋めて満席で待ってもらうより待合席で待ってもらっています。
慌てて間違える可能性を高めるくらいなら、待ってもらって確実に、を優先されています。

店内は、前店が未訪なので分からないのですが、居抜きなのでしょうか。
厨房に向いたカウンター5席、向かい合わせのカウンター3席ずつ。店内左側は2人掛けテーブルが2卓、4人掛けテーブルが1卓。店内右側は6人掛けテーブルが1卓、4人掛けテーブルが5卓、2人掛けテーブルが1卓。計47席。
卓上には醤油、辣油、酢、白胡椒。

先ずは焼きたて棒餃子210円(税別)。
なぜ棒餃子なのかは不明ですが、春巻きのようにサクッとした食感の皮と、野菜と挽肉を程よく合わせた旨味たっぷりの餡、絶妙な美味しさ。
この量、この美味しさでこの値段はとてもお得に感じます。
ちなみに6個390円(税別)、お皿は6個用のようです。

新規開店から間もない大箱店で、25分待ちの早さで提供されます。
キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラなどの野菜と豚バラを薄めの鶏白湯スープで煮込んで仕上げ、多めの野菜に負けないように平打太麺を合わせてあります。
いわゆるタンメンに特製の肉餡を掛けるのを、「小田原タンメン」と位置付けているようです。
更に大量の刻み生ニラ、刻みニンニクを掛けた小田原ギンギンタンメン880円(税別)。

単調になりがちなタンメンの味わいを、特製の肉餡で変化を付けながら美味しく頂ける小田原タンメン、美味しいですねぇ。
細麺では食べている途中で伸びてしまいますが、太麺とすることで最後の一本まで美味しく頂けます。
生ニンニク、生ニラも意外なほどスープに合っています。

普段使いには全く問題は無いし、数種類のメニュー、充実したサイドメニューで再訪も楽しみになりますね。
スルッと食べてご馳走様でした。
行きと同じ帰りも海沿いを走っての帰宅、暑い夏は外で食べるのも暑い。
