
今日は最寄駅から歩くことにした。
最寄り駅というのは横浜線鴨居駅で、歩くというのは約20分のこと。
なんだそんな距離と言われると返す言葉が無いけど、誰かのために生きているのではなく、私は私のために生きている。

お昼は、支那蕎麦屋 藤花@鴨居(横浜市都筑区池辺町)(公式ブログ)(公式ツイッター)へ。
新潟遠征のお土産を早めに渡したかったのもあって、炎天下を汗びっしょりになりながら訪問します。
到着すると、外待ち10人ほど、土日は必ず並んでいますね。
列に続く前に店内へ入って、先に食券を買います。

食べログのラーメン百名店東日本編2019年版に選出されています。
東日本版には東京は含まれないので、北海道から愛知県までのラーメン店で、トップ100ということ。
それがどれだけ大変かは食べてるだけの私にはさっぱり。

30分ほどして入店、先ずはビール500円で一人お疲れ様会。
ラーメン店によってビールを頼むと付き出しが付いてきたりなかったり、付いてきても様々ですが、藤花の付き出しが特にお気に入りです。
今日はサポートの男性店員さんが配膳や客対応を担当し、女将さんは盛り付けを担当されていました。

ビールを飲み終わったらビール、立地的にサワーとか日本酒は厳しいのでしょう。
2本目にはワンタン250円、実質ワンタンスープ。
もう少し塩気があった方が好みですが、まま、ここで盛り上がっても仕方ないし。

2本目のビールを飲み終わったらビール、今日は醤油らぁ麺780円にしました。
鶏ガラベースのスープ、これまではいったん出来上がったら冷ましてゼラチン状にして、提供時に溶かしていました。
それはそれで味がまとまって美味しいのですが、小さくまとまる嫌いがあります。
今回、冷ますことなく営業前に炊き上がるように仕込みを変更されています。
ま、その調理方法が一般的と言えば一般的ですが、味に幅が出てきて、たれの美味しさも広がります。
スープの仕込み方法は何人で営業するかによって向き不向きがあり、この変更は食べ手にとっていいことづくめです。

リニューアルした細麺、スープとの相性は良くなるばかり。
しかしして、以前使っていた麻生製麺の特注麺も良かったんだけどな、、ああ、そういう理由で替えたんですね。
トッピングの燻製チャーシューの美味しさ、ホウレン草のお浸しの美味しさ、穂先メンマの美味しさ。
青ねぎ、白ネギ、紫ねぎとねぎのトリコロール。

麺とスープを変えたのなら、もうリニューアルと同じで、これまでの評価は全く当てになりません。
ラーメン店の評価、ラーメンの評価は難しいというか。
スルッと食べてご馳走様でした。

帰りはバス停でバスを待って、小机駅へ。
せっかく横浜線に乗っているのだからと、橋本駅へ。
アリオって駅から近いだろうと勝手に思い込んでいたら、10分くらい歩くのか。

一階のフードコートには10軒以上の飲食店が入っていて、名だたる全国チェーン店ぞろい。
そんな中で、ひときわ異彩を放つラーメン店。
とは言え、神奈川、東京と20店舗以上を展開されています。

夜は、究極ラーメン横濱家アリオ橋本店@橋本(相模原市緑区大山町)(公式ホームページ)へ。
支那そばや跡地に2019/8/1オープン、家系ラーメンとして分類されますが、ギリギリというか、無理がありますね。
横濱家は各店舗で基本のメニューは共通ですが、店舗ごとに値段を変えているし、オリジナルメニューはあるし、色々な店舗を回り甲斐があります。

フードコート内の他店とバランスを考えたということではないでしょうけど、かなり安い。
税抜き表記とは言え醤油と塩は550円、辛味噌と担々麺は650円スタート。
セット物も破格で、唐揚げ4個にライスで150円、餃子6個にライスで200円、小チャーハンが150円。
ソフトドリンクは90円、缶ビールは300円。

注文時に代金を払い、チャイムコールで呼び出されるシステム、注文時に家系お好みは訊かれません。
言えば対応してくれそうではありますが。
受付台の端っこに調味料が用意されていて、紅生姜、粗びきニンニク、辣油、ブラックペッパーグラウンド、白胡椒、醤油。
スープなどの味を確認しながら調味料を調整したいところですが、フードコートにそこまで求めるのは無理。

五分程でチャイムコールが鳴り響き、滑り止めが施された角盆には醤油ラーメン594円、小チャーハンセット194円、税込合計788円。
セットで800円以下なので量が少ないと思っていたら、逆に多いくらい。
大きめの丼にたっぷり入れられた旨味しっかりの豚骨スープ、もちろんセントラルキッチンなんかじゃなくて、厨房の寸胴は大きな木ベラでグリグリかき回されています(つまり、スープ切れ早仕舞いあり)。
フードコードという立地(?)を考慮して、脂多めでスープが冷めにくくはなっていますが、決してオイリーには感じない美味しさ。

多めのスープに負けない自社製麺の縮れ太麺は140gはありそうで、こちらもフードコード仕様のデフォで固め仕上げ。
トッピングは丁寧に仕上げた肩ロースチャーシュー、茹でほうれん草、板海苔一枚、数本のメンマ。
どこのどの店とは言えませんが、路面店よりずっと美味しいスープと麺。
いやいや、三人の店員さんが10時の開店に間に合わせるためにちゃんと仕込んでるのだから、美味しくて当たり前か。

チャーハンは醤油などで濃いめの味付け、細切れチャーシュー、ネギ、全卵などで仕上げてあります。
紅生姜を付け合わせて食べれば、パラパラのご飯がとても美味しい。
って、この味、この量で150円って、何かの間違いではないのか。

フードコードである以上、調理や営業時間に制限があるだろうし、テナント料もそれなりに掛かるでしょう。
「そんなことはお客様には関係ないこと。『横濱家』の看板でラーメンを出す以上、店舗と同じ味であって当たり前」とのメッセージ、しっかり伝わってくるラーメン。
スルッと食べてご馳走様でした。

健康増進に繋がり税金を圧迫してる医療費の削減にも効果があります。
さらに20分歩いたとすると召し上がった小チャーハンの4分の1位のカロリーも消費してるのでふらわさんのためにもなってます、まさにローマは一日にして〜ですが歩いて損する
ことはありません、靴が磨り減るのが少し早くなるくらいです
こうしてチェーン店も下に見ることなく水平に思考し公平に評論されるブロガーは希少ですね。
さすがふらわさん、と思います。
ファミリー向けのラーメン屋さんですね。
ハウザー()を僣称しているふらわさんにはチェーン店が似合います。
これからも頑張って歩くことにします。
> こうしてチェーン店も下に見ることなく水平に思考し公平に評論されるブロガーは希少ですね。
ありがとうございます。
単なるラーメン好きなので、食べてみないといられないのです。
> ファミリー向けのラーメン屋さんですね。
広々とした店内と多彩なメニュー、まさにファミリー向け。