2019年10月24日

新しい心白

/いきなりステーキ五反田店にてモーニングワイルドハンバーグ/第五回 鮨心白/

クリックすると拡大します

 朝は、いきなりステーキ五反田店ホームページ)へ。
 新橋日比谷口店で2019/8/5からスタートした、平日(8:00-11:00)限定のモーニングメニュー。
 我らが五反田店は、9/17から始まりました。
 そう、9月後半にはモーニングが始まっていることを知っていましたが、朝寝坊が多く(ゆで太郎で天中華が始まってしまって)、訪問が今頃になってしまいました。

クリックすると拡大します

 メニューはランチで提供しているワイルドステーキ(200g1,130円、150g目玉焼き付き780円)、ワイルドハンバーグ(200g900円、150g目玉焼き付き680円)。モーニング限定のベーコンエッグ480円。
 全品、ライス、味噌汁、サラダ(お新香に変更可)が付きます。
 モーニング限定のベーコンエッグにも惹かれましたが、肉マイルの関係もあるので、初めてのハンバーグにしてみました。
 また、モーニングとは関係ないけど、ちょい足し、、じゃなくて、トッピングカットステーキ、トッピングビーフハンバーグが始まっています。

クリックすると拡大します

 8時15分頃の訪問で、先客2人、後客3人。
 年に何度も食べないハンバーグ。ハンバーグは肉汁と表されるアクが流れ出る事が正義なのか、包み立てのふわふわ感が正義なのか、それとも大根おろしや付け合わせのコーンが美味しいことが正義なのか、よく分かっていません。
 また、いきなりステーキの肉はスジがあるとか、硬くて噛み切りにくいとのネット情報を散見します。
 そう言う人って、普段からスジが無くて柔らかくてステーキを2,000円前後で食べているんだろうなぁ。

クリックすると拡大します

 閑話休題。少し待って、モーニングワイルドハンバーグ150g 680円。ゴールドカードで黒烏龍茶がサービス。
 鉄皿と呼ぶのがふさわしいプレートが火傷するほど熱せられていて、卵焼きはテーブル調理ですね。
 付け合わせのコーンはブロッコリーやコーンに変更できますが、私はコーンが大好きなので変更せず。
 生野菜サラダ、ライス、「日本の朝食」から遠ざかって久しい味噌汁が付きます。

クリックすると拡大します

 いきなりバターソース(おろしにんにくをたっぷり使用したガーリックペースト)が乗せられたハンバーグ。
 半切りされていますが、一口大にナイフとフォークで切り分け、特製おろしソースを掛けて食べてみると、包み立ての様なふわふわ感と肉感がとても美味しい。
 目玉焼きは食べ方が分からなかったので、ライスに乗せて美味しくいただきました。
 しかしまあ、世界一、食が豊かと言われる東京、朝からステーキが食べられるようになるとは。
 美味しくいただき、ご馳走様でした。

クリックすると拡大します

 夜は鮨心白
 恵比寿駅から徒歩7分ほどの地に移転されて初訪問になります(移転前には4回目訪問しています)。
 前回訪問は今年の1月ですので9ヶ月ぶり、ここまでの高級鮨屋は自分には似合わないと思っているので次の予約は取っていません。
 しかしまあ、この店構えって、、、、

クリックすると拡大します

 店内は広々としてあちこち撮りたい衝動に駆られますが、目の前の板場だけ。
 移転されて2席増えて10席になったので予約は取りやすくなって、「お席のご用意が出来るのは、来年の12月です」とのこと。
 壁側などに天井まで届く日本酒の保冷庫が三基、二基が0度、一基が15度、なるほどね。
 100本や200本ではないと思いますが、どこ何があるのか、一つの間違いもありません。

クリックすると拡大します

 用意された敷紙の上に置かれている食事用ナプキン、この食事用ナプキンの使い方にはマナーがあるというか、お店の方はよく見ています。
 私はお店の方から勧められるまで手に取らないようにしていて、帰りもちゃんと畳みません。
 これは「(心の中ではどんなに思っていても)食事を急がせている様に思われたくない」からであり、「あまりにも美味しくて畳むのを忘れてしまった」を現すためです。
 食事のマナーって堅苦しいように思えてちゃんと理由があるし、言葉が通じなくても行動で気持ちを伝えられますね。

クリックすると拡大します

 もちろん、日本酒から飲んでも構わないのですが、一口目だけはビールで。
 コエドブルワリー 白-Shiro-、値段は聞かないと分からないので訊いていません。
 唇を濡らしながら、石田店主さんとちょこちょことお喋り、同行して下さった貴重な友人との四方山話を。
 さて、一皿目ができあがってきました。

クリックすると拡大します

 アミューズ、、、って言うか、特に名前は付いていませんので、敢えて言えば季節の果物の盛り合わせ。
 シャインマスカットとか、柿とか、栗とか、あれとかこれとか、最後に国産マスタードを合わせて。
 どの果物も手が入っていて、一つ一つ説明がありましたが、食べるのが最優先。
 一つ食べるごとに一歩ずつ、心白の世界に入っていきます。

クリックすると拡大します

 ワンスプーン、この一品をいただくと「ああ、心白の世界に着いたな」と感じます。
 北海道は釧路、仙鳳趾(せんぽうし)の真牡蠣(まがき)。
 磨り潰したほうれん草と茶葉などをあしらっていると聞いた気がしますが、これほどまでに美味しい牡蠣は食べたことが無い。
 身が大きく見えますが料理を見ているとこれで半身、そんなに大きいんだ。

クリックすると拡大します

 まず、盛り皿にワカメが置かれます。
 このワカメが美味しいので、ワカメだけ食べても良いんだけど。
 盛り皿は全員違うので、自分で選べたりするのも楽しいだろうけど、座った席のお皿を使うのが粋。
 写真には写っていませんが、このあと、山葵も添えられます。

クリックすると拡大します

 日本酒はリストから選ぶことも出来ますが、店主さんにお任せして、料理に合う日本酒を選んでもらった方が吉。
 今日は1杯目だけは目の前の保冷庫で目に付いた日本酒にして、以降はすべてお任せ。
 それでも4人で2合ずつ飲んだので(1杯目だけ2合で、2杯目以降は4人で1合するつもりが、つもりだけ)、11種類しか飲みませんでした。
 富山の蔵元である清都酒造場が醸す「勝駒(かちこま)」大吟醸。

クリックすると拡大します

 片口はお店セレクト。
 何度も来ているので何度か見たことのある片口ですが、中程が透けていて何度見ても美しい。
 お猪口(平杯)は好きなのを選べるのですが、今夜は「もの凄く高いです」と説明があった平杯で飲みました。
 こんな平杯で飲んだら酔うよなぁ、気持ちよく酔っ払いました。

クリックすると拡大します

 大将がその場で料理されて、提供して下さるスタイル、ずっと見ていたいほど素晴らしい所作。
 食材や調味料は全て説明して下さいますが、うろ覚えですので、間違っていたらスミマセン。
 一品目はマツカワ、マツカワカレイと呼ばれますが、正式名称はマツカワ。
 この手の高級食材は高級鮨屋でちょこっとしか食べたことがありませんが、もの凄く美味しい。

クリックすると拡大します

 炙ったスミイカ。
 最近、熟成鮨に凝っているので、「どのくらい熟成させているんですか」と訊いたら「四日です」と即答。
 熟成という言葉を使わなくても、鮨は魚を釣り上げた瞬間から始まっているのだろう。
 いや、魚を育てることからかも知れない。

クリックすると拡大します

 ショッコ(汐っ子)、カンパチの若魚の小さなもの。
 私には「随分美味しいカンパチ」としか分からなかったけど、分かる人には分かるんだろうなあ。

クリックすると拡大します

 京都の蔵元である松本酒造が醸す「澤屋まつもと」 なめらか熟成 完熟shuhari 山田錦。
 片口の銀継ぎがとても美しく、美味しいお酒がもっと美味しく飲めます。

クリックすると拡大します

 スッポンの卵の醤油漬け。
 スッポンを捌くとまれに卵があるそうで、「イクラにしては大きさが違うし、味は似ているけどずっと美味しい」と思って訊いたら、教えて下さいました。
 つか、スッポンの卵なんて食べたことが無いし。

クリックすると拡大します

 あん肝、わさびを乗せて。
 色々な調理方法のあるあん肝ですが、山葵を利かせたあん肝の美味しさよ。

クリックすると拡大します

 美味しいあん肝をさらに美味しく食べるには、日本酒。
 島根の蔵元である旭日酒造が醸す「十旭日(じゅじあさひ)」純米吟醸 原酒 山田錦 19BY。
 お店によってはうやうやしく「貴重な熟成酒です」と紹介されるだろうけど、「じゃ、次はこちらで」と出して下さる。

クリックすると拡大します

 マヒカリの蒲焼き、万願寺唐辛子と赤ピーマンを包んで。
 二口で食べるべきでしょうけど、一口で一気に食べてしまう私。
 こんな美味しいマヒカリ、食べたこと無いんですけど。

クリックすると拡大します

 スッポンの茶碗蒸し、丹波の茶豆、
 「スッポンの卵が出たと言うことは、、、」と期待してたら、なんと茶碗蒸し仕立て。
 茶豆を沈め、最後の合わせ醤油をさっと掛けて。
 色々な茶碗蒸しを食べてきたけど、この茶碗蒸しを超える茶碗蒸しを食べることは無いだろう、くらい美味しい。

クリックすると拡大します

 石川の蔵元である宗玄酒造が醸す「宗玄石川門」ひやおろし、「宗玄山田錦」ひやおろし。
 超高級酒が続いていたんので小休止、今月のひやおろし会でも飲んだ宗玄。
 何気に石川の有名ブランドですが、すっかり馴染みがあって、とても嬉しい。

クリックすると拡大します

 馬面剥(ウマヅラハギ)。
 説明されたとき、「ウマヅラハギ?」と漢字が浮かばず、カワハギに近い味かなと思ったら、遙かに美味しい。

クリックすると拡大します

 そろそろ冷たい料理から温かい料理に移るので、燗付けを頼んだら。
 愛媛の蔵元である石鎚酒造が醸す「石鎚(いしづち) 土用酒(どようざけ)」 純米 30BY。
 土用と言えば鰻の蒲焼き、その前にお酒を用意しておくと言うことか。

クリックすると拡大します

 ということで、石巻の鰻の蒲焼き。
 たれは殆ど付けられていないけど、身震いするほど白身が美味しい。

クリックすると拡大します

 ホッキ貝の貝柱とカイヒモ。
 コースにはちゃんと貝が入っているんだなぁ、貝好きにはたまらない。

クリックすると拡大します

 カラスミを焼き餅と共に。
 もちろんカラスミは自家製で、大将自ら仕込んでいるのですが、今年はボラが不作で来年は少ないと嘆いていた。
 ま、来年のことはいいから、今日美味しく食べられれば、それで良し。

クリックすると拡大します

 焼き桜海老と焼きナス。
 桜海老は小田原産だと説明があり、なんか地元近くの土地産の食材が使われると嬉しい。
 嬉しいだけじゃ無くて美味しいので、それで良し。

クリックすると拡大します

 兵庫の蔵元である下村酒造店が醸す「奥播磨(おくはり) 袋吊り雫酒」純米 29BY。
 雫酒とは、醪(もろみ)を袋で吊るし垂れてきたお酒を集めてあり、僅かな炭酸が良い感じです。

クリックすると拡大します

 イクラ。
 説明が耳に入らず、写真を撮ったら食べるのに専念してしまい、細かい説明を全く覚えていません。

クリックすると拡大します

 カブ、甘ダイ。
 食用菊を散らしてあって、ふんわりした美味しさ。

クリックすると拡大します

 鰆、金目、塩納豆などの和え物。
 こういう魚の切り身の端の和え物って大好き。

クリックすると拡大します

 さて、ここでづけ台が用意されるので、お酒も切り替えて。
 神奈川の蔵元である川西屋酒造店が醸す「隆(りゅう)」純米大吟醸 阿波山田錦40 生原酒 29BY。
 驍ヘ大吟醸と言うこともあって高いので、滅多に飲まないのに、「お任せ」で出てくれば喜んで頂きます

クリックすると拡大します

クリックすると拡大します

 スタートして3時間、ちょうど22時、ここからは怒濤のお鮨
 鮨ネタはほぼ覚えていないので、間違えている確率が格段に上がりますので、ご了承を。
 イカ、コダイ。

クリックすると拡大します

 埼玉の蔵元である神亀酒造が醸す「神亀(しんかめ)」 純米酒 阿波山田2年熟成 オレンジラベル。
 こちらも今月飲んでいて、飲んだことのあるお酒が出てくるとホッとしますね。

クリックすると拡大します

クリックすると拡大します

クリックすると拡大します

クリックすると拡大します

クリックすると拡大します

 マダコ、赤身、ホッキ貝。

クリックすると拡大します

 鳥取の蔵元である大谷酒造が醸す「鷹勇(たかいさみ)」特別純米酒、辛口純米酒。
 まだ飲みますか、つか、最後は飲み比べですか。

クリックすると拡大します

クリックすると拡大します

クリックすると拡大します

 〆鯖、ボタンエビ、中トロ。

クリックすると拡大します

 味噌粕の海老入り。
 〆では無く、〆少し前に出して下さるお吸い物。

クリックすると拡大します

 雲丹、溢れる雲丹。
 このまま寝てしまいたいほど美味しい雲丹、もっと食べたかった。

クリックすると拡大します

 今夜はどうしても帰らなければならないので23時にはお店を出たかったのに、気が付いたら23時を回っていて。
 慌ててお会計をお願いして、お会計しながらお鮨を食べて。
 もう一貫食べましたが、写真を撮っていないほど慌ててお店を出ました。

クリックすると拡大します

 年に一度の大贅沢、心ゆくまで堪能しました。
 しかしして、もう終電は行っちゃったし。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
年一回訪問位だと店主さんにしぐさや行動でこっちの心を伝えるのは無理がありませんか?
お書きになっていたナプキンのくだりですが相手が最大限に好意的に解釈してくれればご期待通りの結果になるでしょうけど難しいかな
言葉が通じるのですから言葉で伝えるのが早いですかね。
それとマナーについてですが作り手とその料理に敬意をもって接すればそれが動きとなると思うのですが。
それと同席者への多少の気配りを足したものがマナーの大枠でしょうか
Posted by 玲子たん at 2019年10月26日 18:10
玲子たんさん、コメントありがとうございます。

> 無理がありませんか?

 起こったことや話したことを全て書いていないから、そう思われるのでしょう。
 「お店以外でも会っている、話している」とか「店主さんは年に一度の客も覚えている」と考えることはできませんかね。

> お書きになっていたナプキンのくだりですが

 つまり、以下の記事は誤りってことでしょうか。
 https://www.masprock.net/blog/2017/12/25/161

> それと同席者への多少の気配りを足したものがマナーの大枠でしょうか

 なるほど、勉強になります。
Posted by ふらわ at 2019年10月27日 23:44
そのネット記事は間違っていませんね、ただ食べながら会計とかふらわさんの行動に間違いがあるような
ただ店主さんとは気の置けない御関係のようなので間違ってたとしても問題ありませんね
Posted by 玲子たん at 2019年10月28日 09:20
なにもないところから行間や背後を読み取るのは不可能ですよ
Posted by 玲子たん at 2019年10月28日 16:59
玲子たんさん、コメントありがとうございます。

> そのネット記事は間違っていませんね、ただ食べながら会計とかふらわさんの行動に間違いがあるような

 一つでも間違っていたら全てダメってことでしょうか。
 厳しいですね。
Posted by ふらわ at 2019年10月28日 19:33
玲子たん、コメントありがとうございます。

 そんなものですか。
Posted by ふらわ at 2019年10月28日 19:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186729031
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック