
お昼は、とんこつラーメン藤参(ふじさん)@三田(港区三田)へ。
既に開店から一年が過ぎ、(言い方は失礼ですが)元気に営業されています。
22時までの営業時間が、翌6時までの通し営業に延長されています。
さて、何が変わって何が変わっていないか、食べてみることにします。

店内に入り、先ずはランチタイムから8脚の椅子が用意されていることに驚きます。
って、店内に入る前から透明ガラス越しに椅子が見えていましたが。
開店当初、ランチタイムは立ち食いスタイルが話題でした。
私の周りの立ち食いスタイルと言えば、いきなりステーキと麺屋坂本01、どちらも椅子を導入されています。

椅子に座ってメニューを見上げると、以前書かれていたメニューは一切変更されず(消費税増税後の値上げ無し)、ノリわかめラーメンとメンマが追加されています。
壁の空きスペースに(確か以前は無かった)ビール600円、酎ハイ500円が張り出されています。
おつまみとしてネギメンマ300円、のりわかめ300円、チャーシュー玉子400円も。
学割が始まっていて、自己申告でラーメンかチャーシューメンが100円引きで、玄米ライスが無料になります。

卓上の調味料が充実してきました。
紅生姜、ラーメンタレ、りんご酢、白胡麻、粒胡椒、豆板醤、国産無添加にんにく、食べる辣油。
ラーメンのスープは、お店が決めた味が一番美味しいとは思いますが。
色々な味変の楽しさも捨てがたい。

程なくして、ノリわかめラーメン並800円、家系お好みは麺柔らかめ。
配膳された瞬間、サンプル写真以上の盛り付けにびっくり、今風に言えば「コスパ最高」ってヤツでしょうか。
スープは薄めあっさりめの豚骨鶏ガラスープ、このあっさりめがとても美味しく感じるお年頃。
濃い薄いは良い悪いではなく特徴なんだけどね、若い頃は中々気が付かなかったりします。

増田製麺の平打中太麺、柔らかめでお願いしたので美味しいのですが、もう少し柔らかくてもよろしくてよ。
チャーシューは大きく切り分けたの以外に、端っこが二つも三つもあって、とても嬉しい。
たった100円で茎わかめが一掴み、海苔が5枚増量され、さらに茎わかめが美味しいのなんのって。

さてさて、お楽しみの味変。
家系ラーメン店でも余り見かけない紅生姜を合わせ、リンゴ酢を掛けてみましたが、これがまた美味しい。
あまりにも美味しくてスープを飲み干しそうな勢い、もう勢いだけにしなくちゃ行けないお年頃。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜は、孫作@内幸町(港区西新橋)(公式ツイッター)へ。
看板を逆さに付け替え、おお、どうなるんだとざわざわしたのが、去年の5月。
その時はつけ麺のみでしたが、半年程して夜はラーメンを販売するようになりました。
どんなラーメンか、食べに行こうと思っていながら、まー、一年は過ぎましたか。

タッチパネル式の券売機は昼夜で全くレイアウトを変えています。
メニューはラーメンのみで、麺量の違い(並250g、中375g、大500g)で3種類、チャーシューメン、ダブルチャーシューメン。
トッピングは味玉、生卵、ネギ。
ビール大瓶600円。

店内の席配置は全く変わらず、空いている席に着くと、卓上の調味料(白胡椒、酢、一味唐辛子)や出勤表も変わっていません。
お客さんは半分以上の入りで、後客も途切れる事がありません。
仕事が終わって、一杯引っかけて帰る人もいれば、一杯引っかけずにラーメンを食べる人もいると。

少し待って、ラーメン700円。
豚骨ベースに香味野菜を合わせたスープは、何物にも邪魔されない真っ直ぐな味わい。
どっしりと重くて美味しいけど、何もしないで一杯は食べ切れないほど単調な味わいでもあります。
そんなことは食べ手に言われなくても分かっているので、初めから刻みニンニクと刻み生姜が乗せてあり、一味も振ってあって、ゆっくりと混ぜ合わせながら食べ進めます。

麺量250gもある角太麺、もちろん松富士食品製、みっちりと食べ応えがありますが、消化が良いのか、後もたれしません。
トッピングは豚肩ロースチャーシューが二枚、ザク切りの長ネギがたっぷり。
このネギの切り方、写真では分かりにくいけど、切り損ないと思うほどの大きなのもあります。
麺を殆ど食べたところで、卓上の一味を振ってみます。

調味料を使うタイミングって、私は殆どの場合で「食べる終わる頃」ですが、初めっから掛ける人もいるんだろうなぁ。
しかしまあ、この麺量でこの味わいを他店が850円、900円とする中で、舎鈴系は700円スタート。
良くやっていけるね、と言うか、なぜ(その値段で)やっていくのか、を聞いてみたいな。
スルッと食べてご馳走様でした。
