2020年02月20日

小田原で飲む

/風雲児@代々木にてらーめん/立ち飲み処 鳥元 小田原店にて味噌焼き/地魚バル 魚魚屋 半兵衛にて地酒/

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 年に一度の健康診断なのだが、直前に出張があって、どうしてもラーメンを食べなければならないので。
 「ダイエットは明日から」と言い続けて10年は過ぎたので、明日は永遠に来ないんだと思うことにした。

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 朝から何も食べていないので、どこかで何かを食べようと歩いていたら、いつもは大行列の外待ちが一人もいない。
 これは食べなさいと言うラーメンの神様からのお告げ、と勝手に解釈して向かった、風雲児@代々木公式ホームページ)。
 残り15分で昼営業が終わる時間だからかも知れないし、たまたまかも知れない。

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 2008/7に伺って以来、4回目の訪問です。
 お店の動向は殆どチェックしていませんでしたので、営業時間がどう遷移したか分かりません。
 俳優あがりの店主さんは、とっくに裏方に回ったと思っていたので、どんな人が店をやっているのかな。
 階段を下りきって店内に入ると、一番先に挨拶してきたのは、その店主さん。
 へぇー、10年以上、厨房に立ち続けているんだ。

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 店内に入って右手奥の券売機。
 メニューはらーめん850円、つけ麺900円、かまたまらーめん(夜杯数限定、いまはやっていない)。
 2007/9オープン以来、私の知る限り「限定メニュー」は聞いたことがありませんし、イベントや催事場への出店は殆ど聞きません。
 店主さんが何を考えてメニューを増やさないのか、どうして店舗外ではラーメンを提供しないのか。
 店に行って食べたことのある人なら、すぐに気が付くことでしょう。

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 女性店員さんに食券を渡すと、並盛りと大盛りのどちらにされますか、と訊かれ、並盛り170g、(大盛255g)で。
 席配置は12年前と変わっておらず、くの字カウンター15席。
 卓上にはブラックペッパー、七味唐辛子。
 ラーメン屋に限らず飲食店での商品待ち時間、スマホを弄くらずに調理や厨房を眺めていることが多い。
 入り口近くの席に座ったので、入り口を何度も見る店主さんと何度も視線が合います。

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 瞬く間に出来上がってきたらーめん850円
 スープは『丸鶏や鶏ガラをじっくりと煮て作り出した鶏白湯に昆布や鰹節、うるめいわしといった魚介系の素材を合わせたスープは8時間煮た後、6時間かけて濾しとる。』とのこと。
 スープに良く馴染んで中太麺は大成食品、噛み応えを残した程よいモチモチ感。

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 この程度の味ならば(もちろん詳細で異なります)大手チェーン店系でとっくにパッケージ化されていて、この味自体に「連日大行列」の秘訣は感じられません。
 いやいや美味しいんですよ、そつなく美味しいんですけど、10年前ならいざ知らず、今なら飛び抜けて美味しいわけではありません。
 外食すると言うことは、丼の中だけを味わうのではなく、店内の雰囲気や店員さんの接客までを楽しむこと。

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 食べたいと思ったメニューが必ずあり、店員さんは快く迎えてくれる。
 特別な何かは無いけど、いつもと変わらない安心感がある。
 そんな当たり前のことを当たり前に10年以上続けているの店。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 夜は小田原へ。
 生活圏内の神奈川にあって年に数回しか伺わない小田原。
 美味しいお店、行ってみたいお店が多くありますが、行きたいお店に全部行っていたら人生を何度繰り返しても足りない。
 という後ろ向きの理由で、誘われたら行く、のマイルールに沿っていそいそと飲みにいきました。

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 一軒目は立ち飲み処 鳥元 小田原店へ。
 調べた限りでは「小田原店」しか見つけられませんでした。
 お店の前は何度か通っていますが、立ち寄るのは今夜が初めて。
 立ち飲みなので、ジャンジャン喰うてではなく、ジャンジャン飲むじゃないのかと思いますが。

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 店内に入ると、中央にやや低めの細長いテーブル、右手が壁向きカウンター、左手が厨房向きカウンター。
 全部で20人くらいは立てるスペースで、既に数人が飲んでいます。
 あんまり立ち飲みには行かないのですが、大抵は「どっか空いているとこで飲んでよ」の視線で立ち位置を決めるものだと思っていました。
 「じゃあ、その奥で」と案内されたのは意外、後客も席を案内されていました。

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 もっと意外だったのは客層、殆どが20代、30代で、50代は我々だけ。
 メニューはアルコール類はビール、日本酒、サワーなどが400円均一。
 焼き物は塩とたれが150円均一、味噌焼きが180円均一。
 一品料理は目移りするほど揃っています。

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 生(中)400円で、今夜は小田原で二人お疲れ様会。
 「この店はどの料理も美味しい」が友達の口癖、いったんは注文を任せることに。
 本場韓国チャンジャ450円、自家製スモークチーズ450円。
 どちらも立ち食い飲み屋の味をとっくに超えています。

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 んじゃ焼き物をと、もも味噌焼き180円。
 食べたことの無い料理を拙い自身の経験から予想して、当たった当たらないと一喜一憂するのが好き。
 赤味噌をどっぷり付けて焦げ臭いまでに焼いてあると予想し、塩焼きのように香ばしい焼鳥が出てきてビックリ。
 美味しいですなぁ、月並みですがお酒が進みます。

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 トマト手まり焼き200円。
 プチトマトを豚バラ肉で焼いた串で、肉を焼きすぎず、トマトにしっかり火が通っていて、炭のススが最高の調味料。
 焼き鳥だと大きな身を串の先に刺しますが、トマトの場合は手元が大きいんだ。
 理由は分からないけど、これが美味しいですな。

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 ビールが終わったので日本酒、「お酒は何がありますか」と訊くと「一ノ蔵と鬼ころしだね」と。
 返事を聞き終わらないうちに鬼ころし、店内の壁と同じ年月を感じる升にワンカップの様な厚手のコップ。
 升に一滴も溢していないのが素晴らしい、そんな風にしてお酒は飲むもんじゃない、と無言のメッセージ。
 俺もそれなりに酒は飲んでいるからね、とても美味しくいただきます。

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 つくね150円。
 色々な焼き鳥屋で色々なつくねを食べていると、どのつくねも美味しいことに気付きます。
 まん丸の団子のようなつくね、巣で焼いてたれを通した感じで、とても美味しい。

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 なんか悪いクセで、喋るときに食べないのは仕方ないとして、聞くときにも食べないことが多い。
 こちらが喋っているときに相手は食べているので、誰よりも食べるのが遅くなってしまいます。
 ラーメン屋などで一人で食べていると誰よりも早く食べている気がするけど。

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 にんにく間180円。
 葱と葫が交互に刺されていると想像していたら、葱の代わりに葫が刺さっています。
 「平日でも平気で食べちゃう」って言ってますが、ニンニクたっぷりのラーメンを食べるのと変わらないかも。
 とても楽しく、とても美味しく、ご馳走様でした。

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 個人的には1軒で十分満足ですが、「せっかくだからもう少し飲みましょう」と水を向けられて断るほど大人ではありません。
 2020/1/15にオープンした地魚バル 魚魚屋 半兵衛(ととや はんべえ)、小田原近郊に飲食店を展開されるJSフードシステムが運営母体です。
 尖った個人店が大好きですが、だからといって一般大衆向けの居酒屋に行かないというのは違うと考えています。
 もちろん持論ですから、他人は他人、自分は自分です。

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 店内は厨房を向いたカウンター8席、テーブル席は4人掛けが3卓、2人掛けが1卓。
 大宴会向きではなく、ふらっと立ち寄るバル、、、こういう店舗もバルって言うんだな。
 空いていたテーブル席に案内され、注文する前に「かなり凝った造りの」お通しが出されます(撮影忘れ)。
 虹会なので日本酒スタート、訊けば神奈川県内13蔵の絞っての仕入れとか、、、全部並べて下さいませ。

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 この日に入荷している日本酒の内、飲んだことのない銘柄から飲むことにしました。
 1杯目は井上酒造の仙鳴郷 無濾過純米酒 30BY(1合800円)。
 井上酒造のお酒はあまり飲めていませんが、「最近、美味しくなったんだよ」と言う噂は本当だったようです。
 近所のスーパーでも扱っているので、買ってきて飲んでみるかな。

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 一品目は刺身盛り3点盛り880円。
 コノシロ、イトヒキアジ、メジナ、コショウダイ、小田原港で水揚げされた魚はとても美味しい。
 3点盛りなのに4点なのは私の誤記と言うこともあり得るし、一緒に飲んだ友達がJSフードシステムの社長さんと知り合いで、その社長さんが隣のテーブルで飲んでいたことと関係あるかも知れません。

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 2杯目は中澤酒造の松みどり 純米酒 19BY。
 全国区の名酒や、熟成10年を超える高級酒も美味しいけど。
 その地の料理をその地のお酒で飲むのが1番美味しいと感じます。

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 二品目は海鮮ホタテしゅうまい1ヶ350円。
 居酒屋で点心を食べることは滅多にありませんが、このしゅうまいは居酒屋で食べるのはもったいないほど美味しい。
 紹興酒などの黄酒を合わせたら美味しいのかも知れませんが、日本酒に合わせるのも美味しい。

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 その後、友達の友達もちらっと立ち寄ってくれて、近況報告をされていました。
 楽しくお喋りし、美味しくいただき、ご馳走様でした。

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 もう1軒行くという友達に後ろ髪を引かれつつ、帰宅。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
 お出しする料理はもとより、お客様と接する時の言葉・表情・立ち振る舞いなど、
 全てに"おもてなしする"という気持ちを
 持つという事です。
 その気持ちがお客様に伝わったとき、感動や喜びに変わるんです。
 私達は絶えず"ホスピタリティマインド"で今後も精進してまいります。

成功して10年も経つと忘れてしまうものでしょうか?
Posted by tomoco at 2020年02月24日 16:17
一緒に飲んだ友達がJSフードシステムの社長さんと知り合いで、その社長さんが隣のテーブルで飲んでいたことと関係あるかも知れません。

えー!
お客さんによって料理の中身が違うってこと?
嫌だなーそんな店。
Posted by どら at 2020年02月28日 13:45
tomocoさん

 全く忘れておらず、さらに素晴らしいホスピタリティでしたよ。
Posted by ふらわ at 2020年03月01日 21:23
どらさん、コメントありがとうございます。

 そんなこと、有り得ないでしょう。
 私の勘違いですよ。
Posted by ふらわ at 2020年03月01日 21:25
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