2020年07月19日

新しい直系店

/モーニング/元祖長浜屋@福岡県福岡市にてラーメン/ラーメン内田家@福岡県福岡市にてラーメン、くずれ玉子/

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 今日も今日とて東横インモーニング
 いつもより早めに伺うと、カレーライスがあったので、追加料金を取られるわけではないでの、頼んでみました。
 カレーライスを頼んだのに、小分けしたパックを取らないとおかずは食べられない。
 明らかにご飯が多いけど、食べ物を残すことができない昭和の男。

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 朝の浜の町公園。
 こんなところでのんびりと何を待っているかというと、特に何を待っているわけではない。
 目指すラーメン店はとっくに店を開けているけど、しばらくこの地には来られないから。

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 この辺りには、「ながはまや」と名乗る似て非なるラーメン店が林立しています。
 元祖長浜屋の周りに元祖ラーメン長浜家、長浜ナンバーワン、長浜とん吉、元祖長浜ラーメンなど酔っ払っていたら間違えて入ってしまうほど隣接している。
 なぜこんなに密集しなければならないのか分からないし、経営こそ異なるけど「修業関係」があるので、ラーメン自体も非常によく似ているそうだ。

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 お昼は、元祖長浜屋@赤坂(福岡県福岡市中央区長浜)公式ホームページ)へ。
 「ガンソナガハマヤ」では呼びにくしい間違いやすいので、「ガンナガ」と呼ばれているそうです。
 1953年(昭和28年)創業の、屋号通り「長浜ラーメン」の発祥店です。
 現在の営業時間は朝4:00から夜10時まで、日の出前に伺ったらどんな景色が見れるだろうか。

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 店外に設置された券売機で食券を買います。
 メニューはラーメン550円、替玉150円、替肉100円、焼酎200円、酒350円、瓶ビール500円。
 初訪問なのでこれまでの経緯はネット情報頼りですが、これでも「高い」そうです。

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 店内に入るとほぼ満席で、5人掛けのテーブルが4卓、「こちらへどうぞ」と厨房に背を向けた席に相席で案内されます。
 写真を撮りに来たわけではないけど、いろいろと写真が撮れないとちょっぴり残念。
 食べ終わるころ、隣のテーブルが空いたのでパチリ。

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 「カタメンで」と添えて食券を渡そうとすると受け取らず、机に置くように案内されます。
 卓上には白ごま、白胡椒、たれ、紅生姜。
 お冷はテーブルには用意されていないので、店内角の整水器で汲んでおきます。

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 あっという間に運ばれてきたラーメン550円、茹で加減はカタメン。
 真っ白いとんこつスープに細麺、バサっとバラ肉、ドサっと刻みネギ。
 トッピングの追加は用意されていないので、キクラゲや海苔が無いのが長浜ラーメン。
 ブラインドなら清湯と間違えてしまいそうなくらい、あっさりした美味しさのとんこつスープ、旨すぎる。

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 あっさりし過ぎていて、魔法の白い粉の味がハッキリ伝わってきます。
 細麺は固いとは感じない茹で加減で、噛み砕くほど固い方が望みでした。
 トッピングはチャーシューというかバラ肉、ネギは臭み消しというか彩り。
 いずれも元祖系と呼んでも不思議では無い独特の世界観。

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 麺を半分ほど食べたところで紅生姜、取り分け用の箸が刺さっていて良かった。
 私の知っている紅生姜の中では大きめに刻まれていて、酸味と辛味が甘めのとんこつスープによく合います。

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 お客さんはどんどん来てどんどん帰る感じ。
 こんな混み合っているのに、ビールとかお酒をゆっくる飲める大人になりたいなぁ。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 お昼は、ラーメン内田家@博多(福岡県福岡市博多区博多駅前)へ。
 2020/4/6オープン、現時点での家系ラーメン直系店として杉田家、はじめ家、上越家、厚木家、高松家に続く6店舗目。
 立地は博多駅から徒歩圏内、博多一幸舎総本店から徒歩1分くらいです。
 店先は何人でも待ち行列できそうなほどの裏通りですが、この日は外待ち客はいませんでした。

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 店先にはラーメンメニューと共に、家系お好みが説明されています。
 ラーメン710円って、吉村家と同じ値段なんだ。
 家系ラーメン店に行ってテーブル席で食べたら、個人的には食べたことにならないので。
 お店から少し離れた場所で様子を伺って、カウンター席が空いていることを確認しての入店。

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 店内に入るとすぐに券売機、「替玉ありません」の大きなポップが目に入ります。
 メニューはラーメン710円、元気のりラーメン830円などトッピングバラエティと、油そば550円も。
 ライスは100円ですが、15時前はおかわり無料とのこと。
 食券は印刷された紙なんだ、ここはひとつ、プラ券であって欲しかった。

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 席配置はカウンター3席と4席、テーブルは4人掛けと2人掛けが共に2卓。
 卓上にはラーメンコショー、フライドガーリック、無口臭にんにく、行者にんにく、ラーメン酢、青唐辛子、刻みしょうが、豆板醤、白ごま。
 店員さんの制服は黒Tに黒ズボン、クロッグサンダル、ノー鉢巻きで、オペレーションはきびきびしています。
 全ての店員さんが吉村家で修業された訳ではありませんが、内田店主さんと共に一幸舎の店主さんが修業されていて、その関係の店員さんと思われます。

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 ここで、家系ラーメンと直系店について、自分なりの考えを事実と推測を混ぜて説明します。
 家系ラーメンとは「かけい」「やけい」ではなく、「いえけい」と読みます。
 そもそも「醤油味のとんこつスープに太麺、トッピングに板海苔、チャーシュー、ほうれん草」を提供するラーメン店の屋号が吉村家、杉田家、六角家などだったことから、「家系(いえけい)ラーメンと呼ぼう」と発信した人がいます。
 1997年頃の話、吉村家の吉村店主さんが言い出した言葉ではないし、町興しや地ラーメンとして提唱されたジャンル分けでもありません。
 ラーメンショップのラーメンに酷似しているのは、吉村さんの修業店がラーメンショップで、「このスープに太麺を合わせたらウケるんじゃないか」と始めたからです。

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 直系(ちょっけい)店とは、吉村家で修業された後に独立され、吉村さんに認められた店舗。
 一時は10店舗近くありましたが代替わりしたり、離脱したり、破門になったりで、現在は前述した6店舗。
 あくまでも吉村さん公認という事だけで増減があり、直系だから美味しいとか、直系だから凄いとか、そういう事ではありません。
 数値化された基準があるのではなく、認めるか認めないかの話なので、超えるとか超えないの話しもおかしい。

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 先にくずれ玉子70円
 滅多なことでは家系ラーメンに追加トッピングしない私でも、ささやか(ほんとにささやか)ながらの開店祝い。
 くずれ玉子とは、味玉として仕込んだけれど少し見栄えが悪くなってしまった味玉のことで、見栄え以外は全く問題ありません。

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 少し待ってラーメン710円、家系お好みは「柔らかめ」。
 スープは豚骨、豚ガラ、鶏油とバランス良くまとまった美味しさで残念。
 多くのお客さんは「美味しい味」を望んでいるだろうけど、私と私のごく一部の友人は「直系の味」を望んでいて、「美味しい味」は望みではなく前提条件。
 六角家とか寿々喜家出身なら「良くぞこのバランスを」と賞賛するかも知れませんが、直系店でバランスはいただけない。

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 短尺平打中太麺は酒井製麺の直系専用麺、、、と説明されているけど、柔らかめ指定なのに麺の端が透き通っていないような。
 麺の味やスープとの相性は、神奈川から仕入れているのに何一つ劣化しておらず、とても美味しい。
 味を凝縮したスモーク豚肩ロースチャーシュー、フレッシュな茹でほうれん草、ピンと挿した板海苔三枚。
 福岡に家系ラーメン店がどのくらいあるのか知りませんが、「家系には直系店とそうで無い店がある」ことは伝わるでしょう。

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 うっかり麺を食べすぎてしまってから、お楽しみの味変タイム。
 行者にんにく、豆板醤、刻みしょうがを乗せ、半身に切った味玉を乗せて、と。
 最後の1本、1滴まで美味しかった。

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 神奈川で家系ラーメン店を食べ歩いていなければ、「これが直系の味なんだ」と美味しく食べられることでしょう。
 この味は「こうなった」のではなく「こうしている」のだろうから、数年したらまた食べに来よう。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 さようなら九州。
 次に行けるのは何年後か分からないけど。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
> こんな混み合っているのに、ビールとかお酒をゆっくる飲める大人になりたいなぁ。

荒木屋でいつもやってるじゃないですか。(笑)
Posted by tomoco at 2020年07月24日 16:07
tomocoさん

 もう2ヶ月以上伺っていませんが、それでも言われちゃうんですね。
Posted by ふらわ at 2020年07月27日 17:41
> もう2ヶ月以上伺っていませんが、それでも言われちゃうんですね。

いえ。荒木屋じゃなくて中本でもいいんですが、混み合っている店で長っ尻したことがあるのに
>> こんな混み合っているのに、ビールとかお酒をゆっくる飲める大人になりたいなぁ。
は変でしょ?って話です。
Posted by tomoco at 2020年07月27日 20:38
tomocoさん

 変なんだ。
 一回でもやったことがあると、どこででも出来るはずと思われちゃうんですね。
 荒木屋で飲むのと、元祖長浜屋で飲むのでは、全く異なるスキルが必要だと思いました。
Posted by ふらわ at 2020年07月27日 20:52
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