
夏休み二日目、というか、普通に土曜日。
新店巡りも一段落したので、潮風に当たろうと、海へ。

早めのお昼は、麺屋 でこぼこ@鎌倉市小袋谷(フェイスブックのページ)へ。
前回訪問は2018/7ですので、2年ぶりのご無沙汰です。
ラーメンが美味しくなったと言う話を、今年になってちらほらと耳にするようになりまして。
この暑い時期に駅から歩くのがしんどくて、自宅からバイクで一時間半、、、

8月は月曜日以外に11日はお休みします。
駐車場は少し遠いけど2台分あります。
ポイントカードは終了しました。
7月、8月の限定メニューは塩つけ麺です。

覚えていた券売機の場所を見ると、全体的な造作は変わっていません。
メニューは醤油ラーメン790円、塩ラーメン820円、白みそラーメン860円。
前回は醤油だったので今日は塩、ではなく7月・8月の限定メニューで。

先客5人、空いていたカウンター席に座り、ワンオペの店主さんに食券を渡すと「全粒粉入りと、ライ麦入りの自家製麺のどちらにしますか」と訊かれます。
今年の2月から自家製麺に変わったと聞いていたけど、切り替えたのでは無く併用しているのですね。
世情の影響を受け、カウンターは3席ずつですが、テーブル席はそのままです。
卓上には塩つけ麺の食べ方や、お店の思いが書かれています。

少し待って塩つけ麺920円。
食べ方としては、先ずはそのまま、次に塩を乗せて、続けてつけ汁に浸けて。
自家製麺はライ麦と春よ恋をブレンドした中細角麺、噛むと押し返すような弾力、手繰ると伸びるコシ。
今すぐ都内の激戦区に打って出ても通用するほど美味しい。

つけ汁はラーメンスープをそのまま使っていると思える豚ガラ鶏ガラスープ、昆布水をたっぷり吸った麺にはこのくらいの濃度が一番美味しい。
麺とスープのマリアージュを邪魔しないようにトッピングは青ネギだけ、つけ汁にはチャーシューを沈めてあります。
最後の味変にレモンを絞ると、何かの化学変化を起こすかのように酸味が旨味を引き上げます。

麺を食べ終わったら、残った昆布水を割スープとして、つけ汁の容器に注ぎ入れます。
器の縁が片口風になっていて、昆布水を注ぐときに溢れにくいです。
最初の一口、二口はレンゲですくっていましたが、ちょっと飲みにくいので、途中から器を持って。

ふう、美味しかった。
食べ終わって、後客への配膳が一段落したところで、一言二言。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅いお昼は、麺屋おはな@藤沢(藤沢市藤沢969-1)(公式ツイッター)へ。
2020/8/1移転オープン、移転前の立地からは徒歩一分くらい。
OHANAとはハワイ語で「家族」を意味する言葉らしく、多店舗展開されています。
1号店:【閉店】らーめんOHANA@辻堂(2009/5-2013/5)
2号店:濃厚豚骨らーめん オハナ堂@本厚木(2008/12/10-)
3号店:麺屋 おはな@藤沢(2009/5/11-2020/7/26)、移転(2020/8/1-)
4号店:【閉店】おはな商店@関内(2010/2/1-2015/7/23)
5号店:【閉店】らーめんOHANA@戸塚(2015/8/2-2020/6/30) ※おはな商店@関内の移転

正式な営業時間は不明ですが、当面は11:00-16:00 17:00-22:00となります。
特に記してはいませんが、定休日は無いとのこと。

店内に入ると、左側に移転前の店舗から持ってきたと思われる券売機。
メニューは魚介醤油つけ麺800円、魚介醤油らーめん700円、あっさり味魚介醤油らーめん700円、辛つけめん900円の4種類。
トッピングは玉子、のり(7枚)は100円ですが、メンマ、ネギは200円。
他はご飯ものとギョーザ、ビールなど。

店内はゆったりめの席配置で、厨房に向いたカウンター9席、店内中央に相対カウンター8席、壁側に4人掛けテーブルが3卓。
卓上には辣油、酢、醤油、ニンニク。

店員さんに食券を渡すと、「中盛りまで同額です」と案内されますので、並盛りでお願いします。
ちなみに、つけ麺は麺量が選べ、並盛り200g、中盛り400gまでは同額、大盛り600円は100円増し、特盛り800gは200円増し。
替玉の説明書きには「毎日、本店にて打つ〜」とありますが、本店は7年前に閉店されています。

10分ほど待って魚介醤油つけ麺800円、先に麺、続けてつけ汁。
少し固さを感じるほど冷水でしっかり締めた太麺、濃厚豚骨出汁と魚介出汁がブレンドされたつけ汁に潜らせます。
あの、ラーメン界を一時期席巻した「またおま系」の美味しい味わい。

つけ汁にはチャーシューとメンマが沈められていて、刻みタマネギとネギが散らされています。
板海苔の食べ方がイマイチ分からないけど、つけ汁に浸して頂きました。
味の慣れは恐ろしく、ラーメン界に流行りだした頃は「もの凄く美味しい」と感じたけど、今では「美味しい」と感じます。

つけ麺はあまり味変しないので、今日もしませんでした。
麺を食べ終わったらスープ割り、店員さんに声を掛けると、割スープの入った保温ポットを渡されます。
結構多めに入れてしまってけど、もったいないので全部飲んでしまいました。
スルッと食べてご馳走様でした。

帰り道で日本酒を仕入れる。
値段のことを考えると一升瓶を買うべきですが、色々な味を勉強したので四合瓶を二本購入。

晩酌。
岩手の蔵元である月の輪酒造店が醸す「月の輪(つきのわ)」夏酒 旨辛純米酒 R1BY。
夏酒と謳っているけどアルコール15度と高め、旨味十分でしっかり酔えます。
合わせる料理は夏茄子と鶏肉の油淋鶏たれ煮込み、日本酒にピッタリ。
本店ってまさかと思いますが「本店・支店」の本店しか知らないんですか!
凄いですね!
お褒め頂き、ありがとうございます。
お店への確認を肯定も否定もしませんので、ご自由にどうぞ。