
今日も今日とて有休消化。
身体が動くウチは美味しいラーメンを食べ歩きたいと思います。
いやいや、ラーメンの食べ歩き以外にすることあるでしょ。

お昼は、らぁ麺はやし田武蔵小杉店@武蔵小杉(川崎市中原区小杉町)(公式ツイッター)へ。
武蔵小杉店には何度か伺っていますが、シャッターポールしたのは初めてです。
定刻に暖簾が掛けられたときには、後ろに5人ほど並ばれていました。
※店先の写真は帰り際に撮影。

6/23から始まった夏季限定メニュー、横浜店は6/22より先行開始、赤羽店は6/24、池袋店は6/25から。
『丁寧に取ったアゴ(トビウオ)出汁に根昆布や羅臼昆布等を使用。濃厚な昆布水に仕上げました。キーライムの華やかな香りと全粒粉を練り込んだ細麺との相性は抜群です。
そのままでもお召し上がりいただけますが、大山丸どり・鴨ガラ・カマス煮干し・野菜をふんだんに使用した冷やしつけ汁もご用意しております。』

定刻に開店し、限定メニューの食券を買って客席を振り向くと、「奥の席にどうぞ」と案内されます。
オープンして一年経ちますが、店内は昨日オープンしたかのようにピッカピカ。
飲食店はこれが当たり前だとは思いますが、現実はそうもいかないんだよにゃー

食券を店員さんに渡すと、「こちらをどうぞ」と渡される、お愉しみ方。
なにをどうやって食べようが食べ手の自由ではあるけれど、本来はどうやって食べるべきかを知ることは大切。
ただ、ラーメンが美味しいと無心で食べてしまうので、何度も読んで頭にたたき込みつつ。

少し待って、アゴ煮干昆布水の冷やしつけそば1,000円。
限定メニュー専用の器に盛り付けられて、カイワレ一本にまで気を遣った麺相。
合わせる麺はカネジン食品の全粒粉入り専用細麺、麺線を綺麗に整えられています。
チャーシューで巻かれた野菜と、白くサクサクした食感の野菜、食べただけじゃ分からないので説明プリーズ。

先ずは麺皿に注がれた昆布水を麺に絡めて、愉しみます。
昆布水だけでは薄めの味わいですが、後の味わいが「濃いめ」であるが故の薄めだと感じます。
とても美味しいけど、麺線を整えることが最優先に感じられ、細麺を手繰りにくい。
折り畳まれた細麺の食べ方があるのだろうか。

続けて塩、ピンクロックソルトと赤穂の天塩のブレンド、を掛けて愉しみます。
食べた場所にも寄ると思うけど、キーライム(?)の香りと塩の甘味が麺の美味しさを最大限に引き出します。
美味しい細麺は塩で食べるのが一番美味しいけど、それだけで一杯食べ切るのは厳しい。
いや、若いラーメン好きであれば1杯食べ切れるのだろうか。

最後につけ汁に浸して、一般的なつけ麺の食べ方で、愉しみます。
説明にあるようにつけ汁は丸鶏と鴨の出汁であり、最後の愉しみ方としてこれ以上無いほど美味しい。
つけ汁には小松菜、白ネギ、焼きネギなどが沈められ、食感の変化も楽しめます。
昆布水や塩がなくても十分に1,000円の価値はあると思うけど、世の中の流れはそうでも無いのかな。

食べ終わると店内満席、とても食材を訊けるような雰囲気ではありません。
ま、いずれネットで誰かが教えてくれるだろうと期待して、お店を後にしました。
スルッと食べてご馳走様でした。

お昼は、金目鯛らぁ麺 鳳仙花 綱島店@綱島(横浜市港北区綱島西)(公式ツイッター)へ。
限定メニューが販売されないと伺わない綱島店(先月から変わらず。
でも毎月販売されるので、毎月伺っている気がします。

6/22から始まった夏季限定メニュー、歌舞伎町本店は6/24、横浜店は6/25から提供開始。
『浅蜊と蛤からじっくりと出汁を引き、冷たくてもしっとり柔らかくほどけるサーモンミキュイをのせ、ソースには大葉と梅を使いさっぱりと仕上げています。』
追い飯を付けられるだけど、追い飯のボタンが見つからず(口頭注文現金会計だったかも)。

平日でも休日でも、開店直後の店内は閑散としており、いつもの左端カウンター席へ。
左端の壁には限定メニューのポップが貼り出されていることが多いのですが、今日はありませんでした。
想像するに、ポップは三枚だけで、店先に二枚、券売機に一枚の割り当てなんだろうか。

程なくして、浅蜊と蛤の冷やしサーモンミキュイのせ900円。
殻付き浅利が目を引き、透明ガラスの平皿にトライタン製の透明なレンゲ、ついにラーメンもここまで来ましたか。
頂く前から涼しげ、青々とした海を眺められるテレスで頂きたくなります(無理ですが)。

トッピングをセンターに揃え、食べ初めはスープの味だけで楽しめます。
冷たすぎない貝出汁スープに、三河屋製麺の細麺、言葉にできないほど美味しい。
こういうスープを仕立てる料理人のセンスって、凄いと思う。

トッピングはサーモンミキュイ、オクラ、アーリーレッド、穂先メンマ、殻付き浅蜊。
サーモンミキュイって何?フレンチには疎いので、何か説明があると嬉しいと思うのは私だけかな。
冷たいスープに合うように半生仕立てのサーモンに、特製ソースを掛けてあります。
スープや麺にも合いますが、別皿で用意してくれた方が、もっと美味しくいただけそうです。

追い飯があれば残ったスープで冷製おじや、だったのかも知れません。
貝殻をレンゲに乗せてパチリ。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めのお昼は、煮干中華 余韻@相模原(相模原市中央区相模原4-6-6)(公式ツイッター)へ。
昨日の2021/6/24オープン、店主さんは元貝ガラ屋の永山店主さん。
立地は相模原駅から徒歩数分、移転したとされる煌龍軒相模原店の跡地。

入って直ぐ左手に券売機、小型ですが高額紙幣対応。
メニューは凝縮煮干850円のみ、まずはここからなのか、ずっとこのままなのか。
トッピングは味玉100円、チャーシュー300円。
替玉200円、替玉ハーフ150円、「不慣れのため、替え玉は先に」とあります。
ご飯ものは焼豚丼300円、ライス70円。

店内はフルリニューアルされ、ストレートカウンター8席に店主さんのワンオペ。
前店閉店後の店内は不明ですが、全くのスケルトンにして移転されたのかな。

卓上には黒胡椒のみ、アルコール消毒スプレーは券売機横にもありましたが、各席にも置かれています。
割り箸が2種類用意されていますが、理由を訊き損ないました。
カウンター台に「下の棚の横にコンセントあります」と貼られています。

身体を折り畳んで覗いてみると、席と席の間あたりにコンセントが用意されています。
ACコンセントとよりUSBコンセントの方が使い勝手は良さそうですが、費用が違うのかな。

バックカウンター(ではないけれど)のトタン板には、煮干しがあしらわれています。
いったいなんて種類の煮干しなのか考えを巡らせながらラーメンの出来上がりを待ちます。

程なくして、凝縮煮干850円。
事前情報では灰汁系?とありましたが、灰汁を全く感じない煮干しの旨味だけを炊き出した美味しさ。
食べ手には様々な好みがあるので、作り手には色々な煮干しスープを作って欲しいと願っています。
この煮干しスープが店主さんの目指す味わいに届いているとは思えませんが、十分に美味しい。

僅かに柔らか仕上げの細麺は羽田製麺の「麦の香」、スープとの相性はアト半歩。
麦の香とはらぁ麺やまぐちの山口店主さんが開発された特製麺の名称、ですが、小麦の配合は異なります。
この手の煮干しスープにはパツンとした固め仕上げが定番でしたが、「私の好みはこうです」と。
トッピングは大ぶりのチャーシュー、細くて長いメンマ、白ネギ。

メンマは珍しく感じましたが、スープに合っていて美味しい。
こんなに美味しいスープなら替え玉するんだったよと思いながら、替え玉は次回のお楽しみに、と。
スルッと食べてご馳走様でした。

晩酌。
山北町の蔵元である川西屋酒造店が醸す「隆(りゅう)」からっと純米吟醸 Tシャツラベル 若水ブレンド。
Tシャツラベルは青と赤の2種類がありますが違いはラベルのみ、こちらは火入れですが生酒もあります。
アテは麻婆豆腐。
7月末まで全部有休でいいんじゃないですか。
ふらわさんクラスになると毎日送別会があるので休む訳にはいかないんでしょうけど。
> 貝殻をレンゲに乗せてパチリ。
割り箸も写すところがふらわさんらしいですね。さすがはふらわさん♪
> 7月末まで全部有休でいいんじゃないですか。
なるほど、勉強になります。
> 割り箸も写すところがふらわさんらしいですね。さすがはふらわさん♪
なるほど、勉強になります。