
週に一度のラーメン食べ歩き。
ネット情報を頼りにあれこれ調べて、いざ武蔵新城。
やってない、、自身の情報収集能力の低さが露呈しましたな。
付麺屋 壱志@武蔵新城(川崎市中原区新城1025)、1/22オープン予定。

お昼は、ごめす(GOMEZ)@新羽(横浜市港北区新羽町)へ。
「さかなや吉」のリニューアル(経営母体は同じ)。
麺屋食堂タイガーとしての2021/11/1オープン予定を中止し、ごめすとして2021/12/10オープン。
店名を公開して求人募集されてから、店名を変えてリニューアルって、聞いたことがない。

昼はラーメン専門店、夜は居酒屋営業(ラーメンも提供する)。
情報に触れたとき、夜に飲みながらラーメンを食べようとも考えたけど。
飲み過ぎてラーメンを食べ損ないそうだったので、昼間に伺いました。

店内に入ると右手に券売機。
メニューはらぁ麺850円、こってりらぁ麺950円。
何がどうでこってりなのかは、未確認です。
レギュラーメニューは多くのレビューが上がるだろうから、私は限定10食のはまぐりラーメンを。

券売機が設置されている壁の左側は製麺室です。
製麺室の上部には、夜メニューも貼り出されています。
じっくり飲むと言うより、帰宅前に一杯二杯を飲む感じでしょうか。

店内は厨房を囲むくの字カウンター8席と5席。
奥にテーブル卓が用意されていて、恐らく4人掛け、計17席。

卓上にはブラックペッパーグラウンド、ゆず入り七味唐からし、黒煎り七味、一味。
お冷やはカウンター台に用意されています。
目の前の調理を眺めていると、注文が入った分のスープをIHで温めています。

卓上のこだわり書き。
豚肉はSPFなのか、林SPFのことかな。
つか、限定メニューなので麺以外は参考程度だな。

程なくして、【限定10食】はまぐりラーメン1,200円。
スープはハマグリの煮出汁に浅利出汁を加え、貝出汁スープ特有の臭みが心地よい。
世の中の風潮としては「臭みが無い」「雑味を感じない」方がウケが良いのだろうけど。
私としては臭みや雑味こそ旨味を引き立てると感じています。

店内製麺の細麺、打ち立ての新鮮な風味を感じます。
もう少し寝かせたほうがスープとの馴染みが良くなりそうです。
トッピングはスープと一緒に煮込んだはまぐり、直前まで茹でていた穂先メンマ、豚挽肉のつみれ、
針生姜、プラウト。

食べているとお客さんの出入りが多く、すっかり地に馴染んでいる印象。
夜に新羽に来ることがあれば立ち寄ってみたいけど、まあ、無いだろうな。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めのお昼は、白河手打ち中華そば こすが@あざみ野(横浜市青葉区新石川1-19-4)へ。
2021/12/24オープン、店主さんは福島白河のとら食堂出身。
立地はああざみ野駅から徒歩数分、山内小学校正面、手打ちうどん一平の並び。
オープン直後はワンタンを販売されておらず、ワンタン麺が始まってからの訪問。

土曜日の13時頃、外待ち11人。
20人は並んでいると思っていたので、もう落ち着いたってことかな。
11時オープンの売り切れ終了なので、何時までやっているのか、さっぱり分からない。
せめてSNSでもやって下さると助かりますが、まま、それはお店の方針なので。

店員さんが人数を確認しながら店内にお客さんを案内されています。
15分ほどすると「お一人ですか」と確認され、店内へ入って右手の券売機で食券を買います。
メニューは手打ち中華750円、ワンタン麺900円、焼豚麺1,000円、焼豚ワンタン麺1,150円
麺の大盛りは180円増、小は620円、トッピングは味付玉子100円。

給水器は券売機の奥にあるだけなので、食券を買ったら自身でコップに注ぎます。
店内は厨房を囲むL字カウンター4席、1席、4席、壁向きカウンター4席、計13席。

卓上にはブラックペッパーグラウンド、ホワイトペッパーパウダー、七味とうからし、辣油、刻みタマネギ。
刻みタマネギは、ラーメンの配膳前に運ばれてきます。
私の知っている限りのとら食やとら食堂出身店は、予め卓上に置かれていました。
ですので、「配膳直前に提供するのはとら食堂(または出身店)だからではなく、コロナ禍の影響」だと思う。

並び始めて30分弱で焼豚ワンタン麺1,150円。
白河のとら食堂に伺ったのは11年前の2011/7、味の細部は覚えていない。
飲んだ感じでは豚骨は感じず、丸鶏のみの清湯スープ、醤油たれとの相性抜群で目を瞑ってしまうほど心好い。
とら食堂のスープをビタッと目指していて、今風では無いけれど、一度味わったら忘れない味わい。

店内製麺室で打たれる縮れ平打太麺、やや固めの茹で加減であり、食べ終わる頃にはすっかり馴染んでいて。
食べ進める間にスープに馴染んでいく美味しさ。
とは言え、調理器具などがまだまだ神奈川(横浜)の水に馴染んでいない印象を受けます。

トッピングのチャーシューは大ぶりのバラ肉が2枚、小ぶりで薄手のロース肉が多数。
バラ肉の上にロース肉が重ねてあるので、スタンダードがバラ肉2枚で、ロース肉分が追加されている様です。
他に茹でほうれん草、焼海苔、なると。

ワンタンは皮を楽しむタイプと、餡を楽しみタイプがあります。
こちらのワンタンは5枚、皮を楽しむタイプで、正に雲呑。
食べ初めと食べ終わりでは皮に染み込むスープの具合が変わるので、1枚ごとに味わいが変わります。

麺を半分以上食べたところで、刻みタマネギを合わせてみます。
刻んでから水に晒してないのか、辛みが強めで、まるで胡椒を振ったかの様な味わいに変わります。
うーん、もっと早めに入れるんだったか。

とら食堂出身だからと言って、オープンして直ぐにとら食堂の味わいが楽しめるはずもなく。
少なくとも一年、二年はかかるだろし、そのくらいになれば「こすぎ」としての味を楽しめるだろうな。
スルッと食べてご馳走様でした。