
仕事が終わって一路、秋葉原へ。
かつて二年ほど勤務した秋葉原、なにもかもが懐かしい。

飲み友と遅めの新年会、たまにはビストロでもどうかと、ビストロ TERIYAKI 秋葉原。
飲食店の鼻が利かない私は、お店のセレクトを友人に任せっぱなし。
秋葉原駅から少し離れた立地で、辺りは都心とは思えないほど静まりかえっています。

店舗は2フロアーで、1階はカウンター中心、2階はテーブル中心。
ビストロとはいえしっかり料理を楽しみたい私たちは、迷わず2階を予約しました。
予約したんだけど席だけでの予約で、料理はお店であれこれ選ぶアラカルト。

まずは、黒エビス(小瓶)550円で乾杯。
今夜は秋葉原で二人お疲れ様会。
ビールは口濡らし程度に飲めれば良い私にとって、小瓶のシェアはとてもありがたい。
御通しはエビ茶碗蒸し的な味わい、ビールに合いますな。

チーズ香るなめらかマッシュポテト600円。
お店の数だけポテトサラダはありますが、こちらのはマッシュポテト。
強い香りのチーズと練り込まれていて、ポテトの香りと相まって、とても心好い。

2杯目は2人ともサワー、一階で注いでから二階に運ばれてくる感じ。
友人は、シークァーサーサワー480円。

私はこだわり生レモンサワー500円。
たっぷり生レモンが刺さったレモンサワー、飲み応えすっきり。

野菜のピクルス380円。
何種類かピクルスは用意されていて、初訪なので野菜から。
野菜の歯応えを十分に感じ、浅漬けと思われるピクルス。

玉乃光(純米酒)650円。
ネット情報では日本酒が見当たりませんでしたが、メニューに見つけます。
ワイングラスで頂く純米酒、お店の雰囲気に合っていて、とても心好い。

切り落としローストビーフ750円。
食べやすさを優先したと思われる薄切りスライス、あっさり目のソースがとても良く合います。
秋葉原は若者の印象、若者向けの味付けかと思っていましたが、そこまで寄せていないようです。

肉料理向けに、サワーから赤ワインへ、ワインリストの殆どボトルワイン、グラスワインは6種類。
トレロンガレス・シラー カリニェナ スペイン 赤。
最近はシラーから飲むようにしていて、とても心好かった。
右奥に見えるのは、ジンと肉500円。
「ジントニック」、名前にはウィットが、飲物にはペッパーが効いています。

TERIYAKI 肉プレート2,280円。
人気No.1メニュー、サーロイン、イチボ、大山とりの照り焼き、焼き野菜の盛り合わせ。
焼く前の肉の部位を説明する立て札は見たことがありますが、焼いた後の肉に立て札は初めて。
一口サイズにカットされ、お喋りを邪魔しない大きさと美味しさ。
調味料の塩、辛子、西洋ワサビで試す色々な味変が楽しい。

アンテッラ ピノ・ノワール シチリア イタリア 赤。
シラーを飲んだら、ピノ。
ワインのビンテージを確認しなくちゃいけなかったのに、ボトルを見せてもらうのを忘れました。

前沢牛の塩レアカツ980円。
人気No.2、1番楽しみにしていたメニュー。
そのまま食べても良し、赤身が気になるなら小さい鉄板で焼いてから食べても良し。

ジンジャーハイボール480円。
一旦サッパリしたくて、ハイボール。

トリュフ香るエッグフラポ600円。
トリュフ塩を振りかけたフライドポテトに、玉子焼きをトッピング。
ありそうでなかった組み合わせ、ナイフを黄身に入れて(動画では箸ですが(^_^;)、トロリと混ぜていただきます。
塩気を感じるポトテフライトと玉子焼きって合いますね。

ズワイガニのビスクソースパスタ1,180円。
ズワイガニのビスクソースに、ズワイガニの身を乗せた、クリームパスタ。

見た目は結構濃厚に見えて、後味さっぱりの心好いスープ。
少し量が多いかなと思いつつも、美味しいパスタは残らず頂けます。

季節のジェラート300円。
全体的にあっさりとした味付けで、若者層以上の客層がターゲットなのかな。
美味しい料理、美味しい飲み物をご馳走様でした。

いつも背伸びして飲んでいるので、身の丈にあった肉ビストロは、すっかり飲み過ぎてしまう。
新宿駅に着いたところでちょうどロマンスカーが待っていたので、スルッと乗り込み、熟睡。
臨時収入でもありました?
臨時収入がある予定ですが、まだ先の話です。
客単価5,000円程度で豪勢と言われても、困ってしまいます。
ふらわさんを支えてくれたお父さんが亡くなったのを喜んでいるようにしか見えません。
四十九日が終わるまで喪に服すべきなのでしょうか。
私と父との関係を、他人にあれこれ言われる筋合いはありませんから。