
用事があって横浜まで出ることになり、それじゃあ合わせてラーメン店の未食店に行っておこうと。
いやいや、未食店に行くのが用事で、用事は次いででしょ、ともいう。
ぽかぽかした陽気の中を、何年ぶりかの市が尾下車。

早めのお昼は、麺処秋もと@市ヶ尾(横浜市青葉区市ヶ尾町)(公式ツイッター)へ。
隣に空いたCoCo壱跡地に2022/1/20移転、暖簾は紫から白へ。
CoCo壱は未訪問ですので、厨房施設や調度品をどこまで流用されたのかは、未確認です。
開店時刻の11時に到着すると外待ち15人、1人2分として計算すると、30分待ちかな。

前のお客さんが先に食券を買っていたので、私も続きます。
メニューは醤油らーめん900円、塩らーめん900円、味噌らーめん1,000円、辛口スパイス醤油950円。
つけ麺は、鰹醤油つけ麺950円、塩つけ麺950円。
ご飯物は肉飯300円、鰹節と鶏節の卵かけごはん300円。

1席だけ空いたカウンター席へお冷やを置いて、こちらへどうぞ、と案内して下さいます。
席配置は厨房に面したカウンター7席、4人掛けテーブルが2卓。
卓上の調味料が取りにくい席に案内されましたが、一味唐辛子と鰹酢ではないでしょうか。
厨房には店主さん、女性店員さん、他に2人ほど、全部で4人働いています。

少し待って、ワンタン醤油ラーメン1,100円。
1番奥のカウンター席以外は、店員さんが手元まで配膳してくださいます。
スープは鰹節出汁の旨味、鶏ガラスープの旨味、それぞれの旨味を十分に引き出しつつ、バランスを合わせて。
こんなに旨くて30分待ちなら、誰でも並びますな。

三河屋製麺の平打中太麺は僅かに固め仕上げ、だがこの仕上げがスープによく合います。
トッピングは豚肩ロースチャーシュー、味付けメンマ、茹でほうれん草、葱、焼海苔一枚。
葱は長葱とアーリーレッドのブレンド、他で見掛けたことの無い組み合わせ。

追加トッピングしたワンタンは3個200円、綺麗に盛り付けられています。
スープと好相性なので、麺と同じ三河屋製麺から仕入れた皮なのでしょうか。
海老ワンタンとのことですが、私の駄舌では海老は分からず。

全く味変の必要性を感じませんが、それなら何故卓上に用意されているのかの好奇心が抑えられない。
隣席が空いたのを良いことに、一味を振ってみた。
醤油の味わいに押し切られて、辛さは殆ど感じません。
量が足りなかったかも知れないし、醤油ラーメン用ではないのかも知れません。

醤油がここまで心好いと、塩やつけ麺も非常に気になる。
スルッと食べてご馳走様でした。
店を出ると、さらに待ち行列は長くなっています。

遅めのお昼は、麺屋こころ青葉店@青葉台(横浜市青葉区青葉台)(公式ホームページ)へ。
2022/1/20オープン、立地は市ヶ尾駅から徒歩1分、魂心家の隣り。
関東圏のラーメン好きには、とっくにオワコンの台湾まぜそば。
なんだけど、この外待ちから察するに、一般的にはまだまだ受け入れられる余地があるってことだ。

メニューは麺屋こころの定番、旬な食材や高級食材などを使った限定メニューを見かけたことがありません。
ここで、台湾まぜそばをおさらいしておくと、発祥は名古屋の麺屋はなび。
麺屋はなびは塩ラーメンの店として創業、麺屋はなびの出身である麺屋こころも塩ラーメンを継承しています。
ラーメン類は台湾まぜそば850円より値段を高くするためか、味玉付きで890円のラインナップ。

台湾まぜそばはあちこちで食べ、麺屋はなびや麺屋こころの本店でも食べています。
だからといって、カレーや塩にすると、ニラが水菜に替わってしまい、台湾ミンチとの相性が気になる。
いつか台湾ラーメンを食べてみたいと思いつつも、今日は台湾まぜそばに追加トッピングのメニューにします。
※台湾ラーメンからスープを抜き、まぜそばとして仕立てたのが「台湾まぜそば」。

店内は狭めで、厨房に面したカウンター6席、4人掛けテーブルが2卓、計14席。
卓上の調味料は胡椒、一味、昆布酢。
厨房には男性2人、ホールは女性一人。

最近になって物忘れが酷いし、台湾まぜそばを食べるのが久し振りなので、説明書きをよく読みます。
今から思い出せば、「追い飯」という表記に初めて接したのが、麺屋こころ大岡山本店だったか。
それまでは、家系ラーメンの「ライス無料」に代表される「ライス」表記が大勢だった気がする。

程なくして、シビ辛台湾まぜそば920円。
見慣れた台湾まぜそばの麺相に、山椒と一味で、シビレと辛さを加えています。
面を覆い隠すトッピングは台湾ミンチに卵黄、周りを長葱、刻み海苔、魚粉、ニンニク、ニラ、そしてシビ辛。
台湾まぜそばを台湾まぜそばたらしめている食材は、台湾ミンチ。
はなびやこころでは合挽き肉を使っていますが、他の殆どの店舗は豚挽肉。
一口目からして味が違うし、食べ終わった後の満足感も異なります。
※静岡の池めんでは牛挽肉を使っていて、本家より旨い台湾まぜそばが楽しめます。

やや柔らか仕上げの太麺を全体に良く馴染ませてながら食べると、とても心好い。
さらに痺れと辛さが強めに利いていて、正統派の味わいの先を楽しめます。
そのまま食べ切っても全く問題ありませんが、途中から昆布酢を回しかけます。
味をマイルドにするためでは無く、追い飯を美味しく食べるために、たれを多く残す為。

麺を食べ終わったら店員さんに「追い飯をお願いします」と声を掛けます。
(すっかり忘れてしましたが)はなびやこころでは、丼ごと引き取り、割り箸を破棄して下さいます。
厨房で追い飯を入れて返してくださり、残ったたれによく馴染ませます。

台湾まぜそば協会(公式ホームページ)の回し者ではありませんが、この追い飯を食べてこそ台湾まぜそば。
個人的には、追い飯専用の調味料があると面白いなとは思いますが、思っているだけです。

綺麗に食べ切りましたが、丼に付いたたれは残ったままので、ちらとぼかしを入れて。
スルッと食べて、ご馳走様でした。

その後、弟と今後の作戦会議。
LINEでも良いし、ZOOMもあるけど、対面でなければ出来ないこともある。

日陰の梅 密集
CANON RF35mm F1.8 マクロ IS STM / 35mm / Fv(F22、1/60秒、±0EV) / ISO 2000
いったん全景を撮ったんだけど、色々と映り込んでしまって。
映り込みを避けていたら、近くに寄ることになってしまって。

日陰の梅 三連
CANON RF35mm F1.8 マクロ IS STM / 35mm / Fv(F22、1/60秒、±0EV) / ISO 1250
ひとつひとつ花を見ていて、三連を見つけてパチリ。

日陰の梅 遠近
CANON RF35mm F1.8 マクロ IS STM / 35mm / Auto(F6.3、1/500秒、±0EV) / ISO 1250
上手く絞れていなくて、バックが綺麗にボケていない。
練習あるのみ。