
今日は入館証を返しに行くだけ。
定年退職前の会社であれば、入館証を返したら自社に戻って定時まで時間を潰さなければならなかったけど。
お役御免と解き放たれても、特にやりたいこと、やらなければならないこともないし。

お昼は、中華そば たた味@小伝馬町(中央区日本橋小伝馬町)(公式ツイッター)へ。
2021/3/31オープン、あさ利@青森市、アリラン@千葉県、ラーメン二郎のハイブリッドラーメンとの触れ込み。
相模原のラーメン店のオープン日に、たた味の店主さんから名刺を頂いたので、伺うことにしたのですが。
伺うまで5ヶ月も掛かっちゃいましたぁ。

昼営業の開店直後、外待ち5人が店内に入ったところで、続けて入店。
左手の券売機を見ると、メニューはスタミナ中華880円、辛スタミナ中華980円、夜限定の汁なし900円。
都内の新店を回っていた若かりし頃であれば、一番安いスタミナ中華一択でした。
今では杯数を食べられなくなったアラ高、ご飯とのセットにします。

店内は厨房を囲むL字カウンター5席と4席、一席おきに座っているので、その間に座ります。
卓上には酢、一味唐辛子、ペッパー。

中華そばの無料トッピングは、にんにくかしょうが、あぶら、からめ。
夜限定の汁なしは、にんにくかしょうが、あぶら、いか、辛マヨ。
スタミナ中華オススメの食べ方をよく読みたいのですが、字が小さいのでスマフォで撮って拡大して、と。

先に生卵とライス、少し遅れて辛スタミナ中華セット1,100円、コールは「にんにく、あぶら、からめ」。
豚ガラ、鶏ガラ、牛骨などを炊き出した清湯スープは、見た目からは想像しにくいスッキリした味わい。
アリランだとニンニクが球のまま煮込まれていますが、そこまで寄せていなくて、玉ねぎと長葱をたっぷり。
背脂やニンニクなどの強めの味を、さらりとバランシングさせた心好い味わい。

縮れ太麺は浅草開化楼、スープとの相性はこの一年ですっかり合わせてあります。
チャーシューは角切りされて野菜の下に沈められ、ニラは生、一味と黒胡椒が振られています。
玉ねぎと長葱はスープと共に煮込まれているので、トッピングとは呼べないかも知れない。

無料トッピングのからめ(自家製香唐辛子)は、別皿で提供されます。
ので、麺を少し食べたところで、そっと流し入れます。
そもそもが辛めに傾いているスープ、からめは辛味を追加するので無く、香りを引き立てます。

麺を半分以上食べたところで、生卵を溶き始めます。
程々に溶いたら、麺を数本からめて、すき焼き風にして楽しみます。
あんまり必要性を感じないけど、それは私がそう思うだけ。
世間で大きく受け入れられていて、あちこちで楽しまれているそうです。

残ったスープに入れて即席おじやにしようと思ったライス。
スープが多めに残ったので、ライスをスープに入れずに、ライスにスープを掛けてみました。
スープが美味しければ、スープライスも美味しい。
ちょこんと乗せたチャーシューも美味しい。

一杯づつ中華鍋を振って、スープと共に玉ねぎやニラを煮込むので、提供まで時間が掛かります。
お店はライスや生卵付きを勧めているので、食べるのにも時間が掛かります。
都心の飲食店の鉄則である客回転重視の営業、真逆に張るわけだ。
金儲けはもちろん大切だけど、やりたい事をやらなくて、何が個人店なんだと。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めのお昼は、横浜ラーメン 新横家@新横浜(横浜市港北区新横浜2-12-20)(公式インスタグラム)へ。
2022/2/14オープン、立地は新横浜駅から徒歩数分、チャ"伊"ナバルの跡地。
ラーメン店らしからぬファサードですが、このコロナ禍で、そんなファサードは見飽きました。
事前情報では横浜ラーメン真砂家@関内と関連があるそうです。

・料理以外は撮影、録画禁止。
神奈川県内の家系ラーメン店で、撮影や録画を禁止しているのは真砂家だけ。
・太麺は三河屋製麺。
神奈川県内の家系ラーメン店で、三河屋製麺を使っているのは真砂家と麺家歩輝勇だけ。
・屋号の冠が「家系ラーメン」「横浜家系ラーメン」ではなく「横浜ラーメン」なのは、真砂家と同じ。

メニュー構成はラーメン780円、チャーシューメン1050円
ご飯物にチャーシューまぶし丼350円、トッピングにトントロ200円なのは、真砂家と同じ。
つけ麺950円、限定麺850円は真砂家とは異なります。

店員さんに食券を渡すと家系お好みを訊かれますので、麺柔らかめをお願いします。
席配置は入って右側がテーブル席、4人掛けが2卓、2人掛けが2卓。
左側が厨房、厨房に面したカウンター4席、厨房を仕切る壁向きカウンター6席、計22席。
卓上にはラーメンコショー、生しょうゆ、酢、おろし生姜、おろしニンニク、豆板醤。
案内された席から厨房の様子が見渡せ、大きな寸胴やタイマー付き自動麺茹で機が見えます。
これ、壁向きカウンター席やテーブルだったら全く見えず、ラーメンの印象もかなり変わるんじゃ無いかな。

少し待ってラーメン(並)780円、家系お好みは麺柔らかめ。
スープは鶏油を入れ忘れたのかと思うほど脂身が少なく、豚骨の味わいがかなり浅め。
さらに醤油たれが控えめで、アラ高な俺的にベストチューニング。
いつもこんなに美味しかったら来週食べに来たいけど、いつもこんな味わいだったら家系ラーメンじゃ無いし。

三河屋製麺の平打太麺、料理人はかなり扱い慣れていると感じたけど。
自動麺茹で機が1秒も遅れる事なく茹で湯から上げているのか、知らなかったら相当感動するな。
デポから丼に移すのはトングを使っていて、真砂家もそうなのかな。

トッピングは燻製豚肩ロースチャーシュー、焼海苔三枚、茹でほうれん草。
茹でほうれん草は葉っぱに固さが残る生ほうれん草、これは心好い、これはスープに合う。
ほうれん草増しを忘れた自分を叱りたい。
ウッカリ忘れるところだった味変、今日はおろしニンニクと豆板醤で。

いやぁー、心好かった。
家系ラーメンはアタリもあるけどハズレもあって、だからといって平均を狙ったらつまらないし。
好き嫌いは個人の好みですが、天王家以来のアタリに出会えて嬉しい。
スルッと食べてご馳走様でした。

白い椿 影に
CANON RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 150mm / Fv(F6.3、1/160秒、±0EV) / ISO 200
なんの手入れもしてないので、葉っぱが生い茂ってしまい、花が影になっている。

白い椿 下に
CANON RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 52mm / Fv(F5、1/125秒、±0EV) / ISO 100
下向きに咲く花、他に知らない。

白い椿 日向に
CANON RP+RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 52mm / Auto(F7.1、1/160秒、±0EV) / ISO 100
少し枝を切ったので、日当たりがいい椿もある