
今日は月に一度の不燃ごみの日。
不燃ごみとして持っていってくれるのか、ごみ収集場に持ち込まないとダメなのか微妙はごみもあるけど。
持っていってくれなければ引き取って、出し直さないとなりません。

お昼は、萬馬軒 橙 池袋店@池袋(豊島区西池袋1-24-6)へ。
3/1オープンのネット情報もありますが、2022/4/15オープンになります。
立地は池袋駅西口徒歩二分、焼きとん 豊田屋 一号店の跡地。
店長さんは花田出身。

店内に入って左手角にある券売機で食券を買います。
温麺として、味噌らーめん880円、辛味噌らーめん940円、ネギ味噌チャーシュー麺1,430円。
つけ麺として、味噌つけ麺880円、辛味噌つけ麺940円。
萬馬軒なのに表記が「味噌」ではなく「味噌らーめん」、醤油味はありません。

花田店主さんは中本池袋(現中本西池袋)、花道、東池袋大勝軒を経て、突然味噌らーめんって変でしょ。
花田は萬馬軒プロデュースなんだよね、だから製麺所は同じ、スープの作り方はほぼ同じ。

店員さんに食券を渡すと「野菜とニンニクが無料になりますが」と告げられ、「お願いします」と答えます。
1階は厨房を囲むL字カウンター3席と3席、2階はカウンター5席、計11席。
卓上には一味、胡椒。

程なくして、味噌らーめん880円。
野菜増しはスープと煮込むモヤシとキャベツを増すなので、G系ほどの盛り上がりはありません。
スープは豚骨鶏ガラの濃厚出汁、炊き上げてから漉すので雑味や苦味は少なく、後味がすっきり。
合わせ味噌を溶かしたこのスープが美味しいんだよね、心好いんだよね。

中太麺は三河屋製麺、柔らかめをお願いしませんでしたが、やや柔らか仕上げでスープによく合っています。
スープの味が染み込んだモヤシ、少しだけ入っているキャベツ、麺と一緒に頂きます。
トッピングは豚バラ肉チャーシュー、メンマ、白髪ネギ。
白髪ネギには辣油が少し掛けられています。

チャーシューはG系並みに分厚く、スープに浸して食べるととても心好い。
私はラーメンのチャーシューにあまり思い入れはありませんが。
ここまで美味しいと、一度くらいはチャーシュー増しを食べてみたくなります。

そのまま食べ切ろうとしつつも、味変の欲求には逆らえません。
卓上の一味をやや多めに、もっと多めにしたら辛味噌と変わらなくなりそう。
やや冷めてしまったスープがキリッと締まって、一気に食べ切ります。

食べている間にもお客さんが絶えず、二階席まで案内していました。
って、2階に料理を運ぶエレベーターは無いので、店員さんが手で持って運ぶとのこと。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めのお昼というか、昼間っから日本酒の会。
日本酒はいつ飲んでも美味しいので、昼から飲むのに大賛成。
伺ったのは日本酒バルAKA−KUMA(公式ホームページ)、青山から移転されたとのこと。

飲んでみたかった熟成酒の会「南部美人様編」。
蔵元を呼んでの日本酒会をやっと開催できるようになりました。
南部美人 五代目蔵元 久慈さん、もの凄く熱い人で、最初から最後までずっと熱弁を振るっていました。

和らぎ水はもちろん南部美人の仕込み水。
一本々々瓶詰めされていて、瓶詰めの日付は一昨日。
全ての料理に日本酒がペアリングされますが、お酒を飲むのと話を聞くので忙しくて、お酒の写真は最後に。

赤くまバーガー。
熊本県産赤牛のサーロインを挟んだハンバーガー、野菜スティックも美味しい。

山菜の天ぷら。
新鮮な山菜の初々しさだけでなく、苦味も感じられます。
苦味も美味しさ、お酒に僅かに残る苦味も美味しさ、レモンも塩も美味しい。

産地直送刺身盛り。
魚の説明はありませんでしたが、鰹と鰤かな。
蛍烏賊の沖漬けは「沖漬け風」でかなりさっぱり味、日本酒に合いますね。

太刀魚と筍。
筍に太刀魚を乗せてあるんだけど、驚くほど淡泊な味わい。
日本酒とペアリング前提の味付け、とても心好い。

香川県オリーブ豚のソテー。
アラ高になると牛肉は多く食べられないので、豚肉がとても嬉しい。
玉葱とマスタードのソースが掛けられていて、酸味を感じる日本酒がとてもよく合います。

20年近く熟成させると、日本酒も琥珀色になります。
かなり甘いので多くは飲めないけれども、そもそも高いので多くは飲めない。

焼きリゾット茶漬け。
日本酒の会であってもご飯もの、美味しいんだから仕方ない。

紅茶と苺のデザート。
デザートというか甘味はこういうコースでしか食べないので、女性陣より食べる速度が遅い。

最後に南部美人が醸しているクラフトジン。
ジンをオンザロックで飲むことって滅多に無いし。
コロナ禍で日本酒蔵がジンを醸す経緯を聞き、目頭が熱くなってしまって。

右から二本目のTOKISAKEが、今日の主役。
8本セット20組の中の1組、蔵元のサイン入り。
美味しい日本酒、美味しい料理をご馳走様でした。