
今朝は通勤電車に直ぐに座れて、熟睡。
睡眠は7時間前後をまとめてとる人と、一時間とか二時間を断続的にとる人が知られているそうです。
私は圧倒的に後者なんだけど、朝の通勤電車で寝られないと、どこかで帳尻を合わせることになり。
今に至る。

お昼は、舎鈴 東陽町店@東陽町(江東区東陽)(公式ホームページ)へ。
2016/2/2オープン、立地は東陽町駅から徒歩約5分。
経営母体は六厘舎、九臨、次念序、ジャンクガレッジ、トナリ等を展開する株式会社松富士食品。
店先にはラーメンや餃子、チャーシューのテイクアウト販売機が置かれています。

メニューはつけめん690円、中華そば540円と今時のラーメン事情からすれば安い方です。
東陽町店は初訪問ですが、他支店には伺ったことがあり、接客や味からすると申し訳ないほど安く感じます。
でもまあ、美味しくて安ければ大繁盛するかというとそうでも無いのが飲食店の難しいところ。

暑い夏は冷やしラーメンが助かります。
随分前に頂いたことがあり、このクオリティをこの値段で提供するのはどういった覚悟なのだろうか。

店内に入ってタッチパネル式券売機で食券を買います。
「店内」ってボタンしかタップしたことが無いんだけど。
食券を買ったら券売機の上に置かれている紙エプロンを手に、案内された席に座ります。

入店時も退店時もほぼ満席で、とても繁盛しています。
席配置はU字カウンター6席、2席、6席、2人掛けテーブル6卓。
卓上には柚子粉、粗挽き梅、山椒、七味、白胡椒、酢が用意されています。
お冷やの紙コップと給水ポットは隣席と共有、つけめん用スープ割りのポットも。

程なくして、冷やかけ並650円。
滑り止めのトレーにレンゲと共に乗せられて運ばれてきます。
冷製の煮干しスープからはほんのりと脂を感じ、浮かばせた角氷がスープの温度上昇を抑えています。
飲み初めはあっさりとした味わいですが、飲み進めるにつれて煮干しの味わいがハッキリしてきます。

松富士食品謹製と思われる角太麺、茹で上げた後に締める冷水が冷たすぎるのか、やや固め。
食べ進めるとスープに馴染んできて、とても心好い。
トッピングは細切りチャーシュー、太めのメンマ、なると、刻み海苔、薬味ネギ。
卓上の調味料が気になるけど、この冷たいスープに合いそうもない。

食べ終わる頃にちょうど氷が溶け終わり、最後の一滴まで美味しくいただけます。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜は、豚仙人 鶴見店@京急鶴見(横浜市鶴見区鶴見中央4-17-2)(公式ツイッター)へ。
閻魔羅闍 鶴見店(2021/8/13-2022/5/15)が2022/6/1にリニューアルオープン。
もう1件の閻魔羅闍戸塚店も豚仙人にリニューアルされています。
店先には「豚仙人」とだけ看板が掲げられていて、ラーメン屋とは分かりにくいかも。

券売機の場所は閻魔羅闍の時と同じ、右手入口から入って左手。
メニューは豚仙人として国産豚ミニラーメン300g800円、国産豚まぜそば(生卵付き)300g 900円。
閻魔羅闍として閻魔ラーメン870円、旨みそらーめん850円。
麺量はミニが300gですので、値段は変わりませんが少なめ200g、半分150gに対応されています。
他の豚仙人の値段を比べると、全てのメニューが30円安い、、、何故?
ご飯ものは豚仙人流TKG200円。

店内は前店踏襲の10席ながら、2席はテイクアウト用に割り当てているので、実質8席。
卓上には胡椒、山椒、一味、かえし。
先客3人、後客2人、多いのか少ないのか良く分かりません。

店員さんに食券を渡し、豚仙人メニューであると「お好みはございますか?」と訊かれます。
無料トッピングのヤサイ、ニンニク、アブラの量を無しを含めて選べます。
他の豚仙人では、まぜそばのコールにガリマヨがあるんだけど。
少しだけ他の豚仙人とは異なる道を歩んでいるかな。

程なくして、国産豚まぜそば(生卵付き)300g 900円、生姜50円。
コールは野菜増し、ニンニク増し、有料トッピングで刻み生姜。
正面から見るとトッピングはおっきな豚、メンマ、揚げネギ、盛られた野菜の上に味付き脂。

この手のG系では全体にトッピングされるので、両方から消化しないと片手落ちかと思って。
刻みニンニクと刻み生姜はたっぷりと盛られています。

どう見ても野菜から食べるしか無いので、そこはかとなくベジタブルファースト。
卓上にあるかえしをさっと掛けてから頂きます。
野菜は、湯を張った小さな寸胴を専用のIHに乗せて茹で上げているので、シャキシャキ感が絶妙。
それなりにG系は食べているつもりでも、ここまでちゃんと茹で上がった野菜を食べたことがありません。

次は麺なのですが、まぜそばだからか、野菜が多めで麺が出てこない。
んじゃ先にと豚を頂きます。
世には神豚というのがあるらしいんだけど、何がどうだと神豚なのか分かっていません。
今宵の豚はスジが多く感じられ、歯応えも十分、今宵は豚ではなく叉焼だったのかも。

野菜を半分以上食べてから麺、松翔製麺の極太麺。
店内が空いていたので、食券を渡すときに思い切って「柔らかめでお願いできますか」とお願いしました。
柔らかめの極太麺はまぜそばのたれによく合って、とっても心好い。
神麺って呼びたいけれど、麺の茹で加減は食べ手の好みがあるからなぁ。

甘さに傾倒しつつも刻みニンニクと刻み生姜が絶妙に作用し、ずっと食べ続けてしまって。
生卵のことをすっかり忘れていました。
慌てて生たまご割って、残っている麺をかき集めて入れて、さっと混ぜて頂きます。
すき焼き風の食べ方は美味しいに決まっていますが、食べてみるとやっぱり美味しい。

食べているとテイクアウト用のタブレットがジャンジャン鳴って、ワンオペの店員さんは忙しそう。
訊けば今日からテイクアウト業者を増やしたのに、もう1人が休んじゃって、とか。
スルッと食べてご馳走様でした。