
週の真ん中で休むと、身体がとっても楽。
定年を過ぎているんだからフルタイムで働いて、残業もして、なんなら休日出勤して、とか私には無理。
有休使って、なんなら欠勤しつつも、行けるところまで行く。

本日オープンのラーメン店に伺うも、店外待ちがざっと10人。
こんな良い天気に外待ちしたら倒れちゃうし、倒れないまでも味が分からなくなりそうなので。
いつかまた、さようなら。

お昼は、ラーメン 麺徳 東陽町店@木場(江東区東陽)へ。
2008/2/29オープン、2008/5に2回伺っていて、14年振りに3回目の訪問。
東上野店(2006/9/12-)、千束店(2007/10/10-2009/11)につづく三店目。
※千束店は2010/3/17に勝流ラーメン麺徳へリニューアル後、2010/6頃に閉店

店内に入り、右手の券売機で食券を買います。
メニューはラーメン780円、味噌ラーメン830円、つけ麺880円、汁なし(生玉子付き)880円、
カレーラーメン850円、カレーつけ麺950円、味噌つけ麺930円。
食券を買って振り向き、ホールに食券を渡すと「麺はどうされますか?」と訊いてきます。

麺は太麺、普通、極細麺から、野菜は少なめ、普通、大盛から選べます。
また、味の調整と麺のかたさも要望できます。
「極細麺、野菜は普通でお願いします」と伝えると、「10番にお座りください」とご案内。

席配置は、厨房に面したカウンター12席。
椅子は固定式ではなく、2008年に伺った時は14席でした。
その後、(ちゃんと調べられていないけど)2014年にはテーブルにラインが引かれて12席へなったようです。

卓上の調味料は酢、一味、辛味噌、刻みニンニク、かえし、ホワイトペッパーパウダー、カレーパウダー。
調味料は1席1種類ではなく、必要に応じて隣席の調味料に手を伸ばさなくてはなりません。
まあ、調味料なら諦められる場合もあるかも知れませんが、箸とウォーターピッチャーはそうはいきません。
お店の数だけやり方がありますね。

程なくしてつけ麺880円、麺は極細麺、野菜は普通でお願いしました。
世のつけ麺は圧倒的に太麺、たまに中太麺や細麺がありますが、
ラーメン用の麺を無理矢理転用してつけ麺にしていることが多い印象。
こちらのは初めから細麺(店側表記は「極細麺」、以下同様)、初対面では茹でモヤシで麺が見えません。

流れ的にベジタブルファースト。
温麺ですとかえし的なものを掛けないと食べにくい茹で野菜、全量モヤシ。
ですが、つけ麺ならつけ汁に潜らせればいいじゃんねー
つけ汁は熱々、茹で野菜も熱々、前菜として素晴らしい入り方。

続けてやっつけるは細麺、自家製麺ではなく林家製麺とのこと。
つけ汁は豚肉と出汁と背脂のマリアージュ、フーズ系と呼ばれていた古のラーメン二郎系スープ。
私が都内で働き出した頃に出会ったラーメン二郎インスパイアのスープ、ここに残っていましたか。
自家製の細麺はやや固めに茹で上がっていて、甘めのつけ汁との絡みも良く、とても心好い。

最後にチャーシュー(店側表記は「豚」)。
ややパサつき気味に見えたので、つけ汁にたっぷり漬けて、頂きます。
アラ高な私の歯では噛み切るのが厳しく、だからといって一口で食べられる感じでもありません。
歯と箸で何とかして、美味しくいただきます。

スープ割りは未確認ながら、残ったつけ汁は飲み干して、と。
1回食べたらいいかとも思ったけど、仕事の進み方を鑑みると、もう一回位食べに来るかも知れない。
スルッと食べてご馳走様でした。

予約しておいたお店に向かうも予約が入っておらず、、
うーん、事前に電話の一本でもしておけば、とは後の祭り。
打ちひしがれて辺りをウロウロし、勢いでかぶら屋 池袋6号店(公式ホームページ)へ。
1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の主要駅から徒歩5分圏内に40店舗以上を展開されています。
池袋駅には(本社があるだけに)8店舗展開されていて、初めて伺ったのが6号店。
いゃー、一度くらいはどこかのかぶら屋に立ち寄っているかも知れないけど、記憶ががが

階段を降りると店内満席、所在なげに待たされて先客の片付けを終えた席に案内されます。
飲み物メニューを紹介します。
一番高い飲み物は生ビール、、ってアルコールドリンクは298円、350円、398円の3種類なんだ。
値段は全て税別で表記します。

おつまみは串焼1本80円というのが目を引きますね。
俯瞰してみると、80円、100円、110円、120円、130円、150円、180円、230円、280円。
※実際には店内に短冊メニューがあるので、この限りではありません。
こんなに安くて、この値段でやっていけるのか。

先ずは生ビール398円、今夜は池袋で二人お疲れ様会。
お通しはありませんが、取り皿は用意して下さいます。
店内は若いお客さんの嬌声が飛び交っていて、コロナ禍って何だっけ、的な。

それじゃあとお通し代わりに選んだ、ガツポン酢230円。
料理が200円代なので、自身でお通しを選べると考えることも出来ます。
つか、そういう営業ポリシーなんだろうな。

一品目は、刺し3点盛り480円、薬味は白ねぎ、ニンニク、生姜、たれはネギ塩油。
単品は1皿280円、おそらく量を減らして盛り合わせてあって、2人で頼んでもタン、ハツ、レバーが3切れずつ。
レバーは低温調理されていますが、タンとハツは生肉、どれもとても心好い。
値段が安いから美味しくない、なんてのは昭和の話しで、料理の値段と味はほぼ関係ありません。

やきとん(串焼)として、カシラ100円、ハラミ100円、ネギマ120円、2本ずつ塩で、薬味は辛味噌。
世の中には色々な焼きとんがあってと言うだけなら簡単で、実際に食べてから言えよと。
こちらの焼きとんは「ちょと寄りたくなる人と人のふれ合いの場所」としての焼きとん、全く外れていません。
そういった気持ちが込められているので、とても心好く頂けますし、お店も長続きするでしょう。

パリパリキュウリ230円。
キュウリを切って味噌とマヨネーズを添えただけ、なんだけど、これがまた良い感じ。
飲み物はホールの店員さんが「お飲み物いかがですか」と声を掛けて下さって、レモンサワーを二杯ほど。
焼きや盛り付けを男性店員、ドリンクとホールの掛け持ちで女性店員さん二人、フル回転。

ホワイトボードに書かれていた、牛タン串150円、二人なので2本で。
ホールが持っているPOS端末で入力すると、厨房に伝票が印刷されてオーダーが通る仕組み。
注文が入ってから串打ちしたような抜きの良さ、牛タンの鮮度もおかしいくらい新鮮で、とても心好い。
カウンター席で一人、文庫本を読みながらサワーを飲むお客さんの気持ちも、分かります。

唐揚げ塩、醤油、いずれも1個100円。
第11回からあげグランプリの東日本しょうゆダレ部門で金賞を受賞されたとのこと。
金賞受賞は伊達ではありませんな、一個売りも嬉しく、塩味も醤油味もとても美味しい。

いつまでも飲んでいたいところを、黒おでんで〆ます。
多くのネタが用意されていますが、今夜は大根130円、糸こん120円。
出汁を煮詰めたおでん汁は真っ黒で、決して醤油味ではありませんが、飲めるお汁とは違います。
ですので、ダシ粉と青海苔を掛けて提供され、この味付けがとっても好み。
美味しくいただき、ご馳走様でした。