
「6月が終わる、今年も半分終わる」って話を朝ご飯を食べながら考えていたけど。
まあ、それはそうだなと感じ入ってしまう。
生きていれば、ちょうど一年後に同じことを言っているだろうな。

お昼は、麺屋縁道(えんどう)@門前仲町(江東区門前仲町)(公式ツイッター)へ。
2014/3/14オープン、店主さんはつけ麺道@亀有出身。
※中野大勝軒→東池袋大勝軒→麺屋こうじ→麺処ほん田→つけ麺道→麺屋縁道
店内はカウンター8席との事前情報(現在は7席)、満席なら外待ち炎天下で茹で上がっちゃうな、と訪問。

中の様子を窺おうと、戸に付けられた小窓から店内を覗くと、店主さんと視線が合って、軽く頷かれ。
まあ、入って良しと解釈して入ると、空き席1。
つけ麺専門店だと思い込んでいましたが、ラーメンもあります(在店中の先客7人、後客7人の全員がつけ麺)。
メニューはつけ麺930円、カレーつけ麺1,100円、ラーメン930円。

麺量は、つけ麺250g、中50円300g、大100円350g、特盛250円500g
ラーメンは150gスタートで値段、増量ともにつけ麺と同じ。
お店の数だけ麺量に理由があり、つけ麺なんだから大盛りまで同額が正義とは考えていません。

今日から夏季限定メニューが始まっています。
で、よく読んでみると「冷たい出汁氷で食べる焼き玄米おむすび茶漬け」、つまりお茶漬け。

店員さんに購入した食券を渡すと、「奥の席へどうぞ」と案内されます。
案内された席には、予めお冷やと紙エプロンが置かれています。
テーブルにパーティションは立てられていませんが、椅子は間引かれ、L字カウンター4席と3席の7席。
卓上には酢、ブラックペッパーグラインド、一味唐辛子。

程なくして、つけ麺930円。
つけ汁と麺の丼を乗せた角盆で提供、「丼が熱いのでお気をつけください」が無くて良。
トッピングは全て麺の上に盛り付けられていて、チャーシュー、白ネギ、メンマ、貝割れ大根、柚子、焼海苔。
私の中ではトップクラスの綺麗な盛り付け、特に白ネギが目を惹きます。

完全にオワコンであり、飽きてさえいる濃厚魚介豚骨スープであっても。
心の味食品の角太麺を合わせると、ふっと息を吹き返す不思議なスープ、心好いですなぁ。
戦力外追放されても、新天地で新しい監督の元で再び輝いている選手のよう。
つまるところ、ラーメンは麺料理、つけ麺は麺を味わう料理、改めて自戒を込めて。
とは言え、チャーシューやメンマなどのトッピングに平凡さしか感じられない。
思うに、何でもかんでも進化、あれもこれも成長が全てではないって事だと思う。
留まるには勇気が必要であり、その勇気は新しいことへ挑戦する勇気と遜色なく。
当たり前のことだけど、行くなら行く、行かないなら行かない、と決めて磨き続けることが大切なんだな。

スープ割は微塵切りした白ネギと柚子を散らして、レンチン。
レンチンといっても沸騰させること無く、熱々にするだけ、だがそれが素晴らしい。

「いつものヤツ」だと思って伺った自分が悪かったよ。
近いうちにラーメンも食べてみたいけど、暑さが引いてからになるかな。
スルッと食べてご馳走様でした。

何軒か伺っておきたいラーメン店、食べておきたい限定メニューもチェックしていましたが。
体調が悪くなる前に身体を休めておかないと。