
来週は月金が休みなのでシルバーウィークと呼ばれているんだけど。
今週か再来週に休日(祝日)の一日をずらして、週休三日を2週連続にして頂きたい。
誰に言えばいいのか分からないので、自身のブログに書いてみた。

お昼の鐘が鳴って、今日は未食のラーメン店に伺うべく、深川ギャザリアプラザのレストランフロアへ。
プラザ棟・レストラン街の案内板を見ると、その2階に目指す店が見当たらず、代わりに「NEWSHOP」が。
こ、これは、、、
閉店してたらしてたで、ネット情報を更新しておくか、と、行ってみることにします。

レストラン街は2階までが吹き抜けになっていて、エスカレーターで二階に登ります。
お昼は、横浜家系 らーめん深川家@木場(江東区木場)(紹介のページ)へ。
2021/9/28オープン、そろそろ1周年ですね。
店先に入店待ち客が2人、ウェイティングシートに名前を書こうとすると、何も書かれていない。

色々な状況が考えられるので、先客に「お待ちですか?」と声を掛けると、大きく頷かれます。
それでは、と、最後尾に1席空けて、腰掛けます。
店先に描かれているラーメンのイラストから、ケンコーホールディングス(以降、KH)との関連が伺えます。
特別に個性的な味ばかりでは疲れてしまう私、予め味の方向性が分かっているラーメンも大好きです。
少し待っていると店内から店員さんが出てきて、「お待ちの方〜」と順番に店内へ案内して下さいます。

入って左手に、ボタン式の券売機。
ラーメンとして醤油豚骨790円、塩豚骨790円、北海道味噌850円、ハバネロ辛味噌950円、高菜豚骨850円。
魚介つけ麺880円、魚介辛つけ麺980円、油そば850円、台湾まぜそば850円
ご飯物は炙りチャーシュー丼、ネギチャーシュー丼、は390円。
特製肉餃子350円、ライスは終日無料。

空いているカウンター席に案内されます。
食券を渡すと「お好みはございますか?」と訊かれるので、「普通でお願いします」と答えます。
「無料ライスは付けますか?」と訊かれ、「お願いします」と答えます。

店内は壁向き5席、4人掛けテーブルが4卓。
卓上には針生姜、豆板醤、刻みニンニク、一味唐からし、ブラックペッパーシルバー、白胡麻。
ランチタイムということもあってか、店内は常時ほぼ満席。

程なくして北海道味噌ラーメン850円、サービスライス。
KH関連店は店舗毎に少しずつ異なるメニュー構成ですが、この「北海道味噌」は初めて頂きます。
スープは鶏ガラ、豚ガラを一括して炊き出した様な印象の味わい。
やや脂は多めながら(気になる人は「脂少なめ」推奨)、きめが細かくて安心安定の心好い味わい。
何をもって「北海道」と称するかはお店の自由、味噌たれに赤味噌を多く配合されているような気がします。

食べた感じでは麻生製麺と思われる太麺、やや柔らかめ仕上げで、スープに良くあっていて美味しい。
トッピングは豚バラ巻チャーシューが1枚、焼海苔3枚、茹でほうれん草。
薬味ねぎは先入れ、計らずともアクセントになっています。

さて、久しぶりの家系海苔巻き。
固めに炊かれたライスに豆板醤をひとさじ、刻みニンニクをほんの少し、乗せて。
スープをたっぷり吸わせた海苔でくるっと巻いて、ぱくっと食べる。
海苔と調味料とライスが一体となった美味しさ。

麺を半分くらい食べたところで、お楽しみの味変タイム。
味変には様々な楽しみ方がありますが、今日は針生姜だけ(味変になっていない)。
豆板醤を合わせようとも考えましたが、家系海苔巻きで食べているので、食べ過ぎかな、と。
この針生姜が好きなんですよね。

シャキッとした辛さが、家系ラーメンのスープによく合います。
男性に好まれる味とか、女性でも入りやすい明るい店内とか、そんな発言はジェンダー的にアウトな時代。
同じように、日本人でないから接客がどうのこうの、なんてのも差別発言でしょうね。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜は、世田谷らーめん祖師谷七丁目食堂@祖師ヶ谷大蔵(世田谷区祖師谷)(公式ツイッター)へ。
遂に本日から夜営業が始まったソシナナ。
当面は月、水、金の18:00-21:00とのこと。
こちらの夜営業には飲みにしか伺っていないので、ラーメンをちゃんと食べるのは初めて。

一応、ミシュランガイド掲載店。
ミシュランと言っても、幾つかランクがあります。
こちらは、ミシュランガイド2022東京のビブグルマンに掲載されています。
店主におめでとうございますと祝うと、断ったんだけどな、的な。

店内に入ると、ソシナナラバーズはとうに食べ終えて帰ったのか、前客ゼロ、後客3人。
卓上に調味料は用意されていません。

メニューは昼と夜で変えています。
夜はたんめん700円、世田谷中華そば700円、麺大盛150円、ライス100円。
煮干の日(水曜日)は濃厚煮干し800円、淡麗煮干し750円、煮干ワンタン1,000円、煮干し飯100円。
生ビール600円、味玉150円、メンマ100円、焼豚150円。
日本酒は、無しと。

店長さんのワンオペ、かつての店主さんにも似て、寡黙な調理。
壁に柱時計がみっつ、掛けられています。

程なくして、たんめん700円。 はつね?
茹で上げた麺の上に、モヤシとキャベツを中華鍋で煮込んだスープを掛けてあります。
スープの美味しさをダイレクトに感じられるたんめん、こういうアプローチのたんめんは初めて。
とても新鮮であり、とても心好い。

田村製麺の細麺は中華そばと共通、この世で一番整えられた麺線。
僅かに固め仕上げで、食べていくウチに少しずつスープに馴染んでいく心好さ。
トッピングはないので、モヤシとキャベツをお供に麺を啜ります。

お好みでどうぞと渡された煮干し酢。
タンメンの味変は辣油と相場が決まっていましたが、そんなことに囚われる必要はありません。
酸味を加えたタンメンも、良い感じですね。

ここのところずっと日和っていて、スープを蓮華で飲んでいたりしていましたが。
ラーメンが和食ならば、丼から直接飲めば良いんじゃないかと。
スルッと食べてご馳走様でした。
