
今日を頑張れば明日から三連休、三連休が終われば一週間で九月終了。
時間は前にしか進まないので、頑張れば頑張っただけ成果が上がります。
さて、今日も頑張っていこう。

お昼は、中華餃子楼 東陽町店@木場(江東区東陽)(公式ホームページ)へ。
東向島店、押上店(2020/9/16-)に続く3店舗目として、2021/9/1オープン。
立地は木場駅からちょっと歩くかな、まあ、歩くって程ではないけれど。

いわゆるチェーン店系の中華料理店、店舗によって味付けやメニュー、ランチメニューが異なります。
こちらでは麺料理のランチメニューとして、野菜湯麺、五目麺、マーボー麺、担々麺、ワンタン麺、味噌ラーメンが全て700円。
半炒飯は100円増ですので、麺料理と半炒飯で800円と安めの設定。
さらに、日替わりとしてマーボー麺と半チャーハンが750円、つまり50円引き。

店内は混み合っていて、テーブル席に斜向かいに座る相席しか空いていません。
カウンター席は無く、6人掛けが2卓、4人掛けが6卓、計36席。
卓上には特製餃子タレ、酢、特製ラー油。白胡椒、生しょうゆ、辛子。
口頭注文後会計、テレビを観ながらラーメンの出来上がりを待ちます。

程なくして、マーボー麺+半チャーハン750円、のラーメン。
スープ自体は中華料理店の王道を感じさせる鶏ガラ出汁、様々なトッピングに合うあっさりとした美味しさ。
多少の違いはあっても、チェーン店系の中華料理店はほぼこの味わい。
それでいて、どの店も繁盛されています。

平打中細麺はやや固め仕上げで、スープによく合っています。
トッピングは麻婆のみ、麻婆と麻婆豆腐の違いが良く分かっていなくて、麻婆豆腐にみえるけど、こちらは麻婆。
辣油由来の辛さは抑えめ、山椒は殆ど感じず、挽肉は適量の味わい。
もちろん辛さが好みながら辣油を掛けたらいいんだけど、私はこの味が好きです。

チャーハンはスプーンで。
お店の数だけレシピがあるんだろうけど、玉子、チャーシュー、青ネギなどを共に炒めています。

食べるときはレンゲとスプーンで食感が変わり、スプーンで食べた方が掬いやすいし、美味しいし。
食感はパラパラタイプ、ラーメンのスープによく合います。

満席で追い返されている人もいたので、食べ終わったら直ぐに席を立ちますが。
食べ終わってものんびりされているお客さんもいて、店員さんに声掛けせず、いろいろありますね。
スルッと食べてご馳走様でした。

夜は、ラーメン家がんくろ@武蔵小山(品川区荏原3-3-20)へ。
2022/9/7オープン、せたが屋初の家系ラーメンブランド、だそうだ。
だいぶ家系ラーメンから離れちゃっているのを店主さんも自認していて、「家系ラーメン風です」とのこと。
看板が「がんくろ ラーメン家」になっているのは、看板業者との調整ミスとのこと。

平日19時頃で外待ち5人、後客続々、10分ほどで店内へ、左手の券売機で食券を買います。
メニューはラーメン850円、塩ラーメン950円。
トッピングは味玉130円、特製ニラキムチ150円、九条ネギ150円、海苔増し120円、ほうれん草増し150円。
つまみとしてニラキムチチャーシュー300円、ご飯ものは豚まぶし飯250円。

食券を買って振り向くとホールが食券を引き取りに来ていて、「お好みはございますか」と訊いて下さいます。
好みを伝えて、お冷やを自身で注いで、と。
「こちらへどうぞ」と奥に長い店内を案内して下さいます。

席は厨房に面した真っ直ぐなカウンター17席、奥に6人掛けテーブル、計23席。
店員さんは見える範囲で5人、バックヤードにも何人かいるみたい。
前島さんの不在でしたが、十分想定内。

卓上にはブラックペッパーグラウンド、酢、カエシ、にんにく、しょうが、一味。
家系ラーメン店であれば豆板醤は必須ですが、こちらでは用意されていません。

カウンター台に貼り出されている、がんくろの召し上がり方。
家系ラーメンとと勘違いして「味濃いめ」と伝えると、「卓上のかえしで調整して下さい」と言われます。
ちなみに、がんくろとは「頑張って黒字になろう」の略とのこと。

先ずはビール500円、今夜は武蔵小山で一人お疲れ様会。
新しいブランドの立ち上げ、おめでとうございます。

ビールが飲み終わった辺りで、塩ラーメン950円、ライス100円。お好みは柔らかめでお願いしました。
券売機の塩ラーメンのボタンに「ネギ抜きできません」と朱書きされていた意味が、提供されて分かりました。
豚バラ肉(チャーシュー)とネギを、フライパンで炒めて乗せてあるんですね。
醤油のトッピングはほうれん草ですが、塩はレタス、生ではなく軽く茹でてあります。

スープを味わってみると豚骨出汁が綺麗に炊き出されているバランス型、美味しいですねぇ。
バランス型といっても家系バランスでは無く、せたが屋バランス、家系ラーメン店ではありませんから。
中太麺はコナノチカラ製麺所、まー、スープより麺の方が美味いな。
油炒めした斜め切りの長ネギと豚バラ肉が絶妙、レタスがスープに合うなんて、誰が気が付いたんだろうか。

ご飯はそのまま食べる前提なのか、漬物が添えられています。
豆板醤が無いので刻みニンニクだけで、家系海苔巻き、いや、家系風海苔巻き。
固めに炊き上げられたご飯をスープをたっぷり吸わせた海苔で巻けば、目を開けていられない美味しさ。
2貫目に一味を試してみましたがイマイチ、やっぱり豆板醤じゃないとね。

麺を半分以上食べたところで、お楽しみの味変タイム。
豆板醤がないので(しつこいっ)、おろしニンニクだけで味変します。
スープの温度が下がってきて違う味わいが楽しめ、さらにニンニクで違う味わいが楽しめる。
豚バラ肉、結構多め。

ネットには家系ラーメンだとか、家系ラーメンとは違うとか、スープの温度が低いとか、客回転が悪いとか、はびこるだろうなぁ。
まま、そんな話をする人は一杯しか食べないだろうから、お店側は気にしていないだろうけど。
スルッと食べてご馳走様でした。