
仕事を終えて、帰宅途中に途中下車した向ヶ丘遊園駅。
ナンタラ大学前駅なのにナンタラ大学は既に移転、と同じように、向ヶ丘遊園は既に閉店されています。
それはそれとして、森井向ヶ丘遊園店、定休日でも無いのに全く生気が感じられず。

早めの夜は、油そば専門 清水家 向ヶ丘遊園店@向ヶ丘遊園(川崎市多摩区登戸2737-5)(公式サイト)(公式ツイッター)へ。
船橋店(2022/6/11-)に続く2号店として、2022/11/3オープン。
千葉県柏市を中心に王道家を展開するグループの、油そば専門店。

オープン日の11/3は200食無料提供、11/4はくじ引き抽選会がありました。
行きたかったんですけど、行かれず無念。

店内に入ると、左手に券売機。
メニューは油そば780円、煮干し油そば850円、麻辣油そば850円。
いずれも並盛、中盛、大盛が同額。
ご飯物は油飯300円、煮干し油飯300円、味ネギチャーシュー飯300円。

店内は厨房を囲むU字カウンター4席、5席、5席の14席。
食券を買うと、「こちらの席へどうぞ、お水はセルフでお願いします」と案内されます。
前客10人、後客10人、オープン景気が醒めやらないか、既に地に根付いたか。

卓上には刻みしょうが、一味、ブラックペッパー、油そばタレ、ラー油、酢、マヨネーズ、にんにく。
箸は割り箸だけなんですね。

油そばの食べ方を読みながら、油そばの出来上がりを待ちます。
本来、油そばは「提供されたら直ぐに辣油と酢を掛ける」麺料理でした。
その後、差別化もあって「辣油と酢はお好みで」も登場し、裾野が広がっていきます。
どちらが良いと言うことでは無く、どちらも良い、こちらは本来系になります。

程なくして、油そば(並)780円、煮干し油飯300円。
食べ方に従って、麺同士がくっつかない温かいウチにラー油と酢を回し掛け、全体を混ぜます。
丼に底に沈められているのたれと麺に上手く絡まず、麺がややゼブラ模様。

王道家謹製の太麺はとても美味しく、茹で加減も適切でとても良い感じ。
こうして麺を食べ始めると、ああ、身体のことを考えて並盛りにするんじゃ無かったと後悔。
トッピングは細切りチャーシュー、メンマ、薬味ネギ、刻み海苔。
どれ一つとして麺に絡みませんが、それはそれで新しい食感を楽しみます。

麺を半分以上食べたところで、お楽しみの味変タイム。
様々な組み合わせで味変できますが、今夜はショウガとニンニクで。
ショウガは細切りで麺にあんまり馴染みませんが、ニンニクは風味が弱めでちょっと残念。

ご飯ものが3種類用意されていたので、その中で煮干し油飯を。
上から、煮干したれが掛けられています。
レンゲは無いのかなぁ、と見渡すも見当たらないので、お箸で頂きますか。

油そばの麺をご飯に取り替えたようなご飯もの。
トッピングもたれも麺に最適化されているので、固めに炊かれたご飯ものにはいまひとつ。
次回は少し食べ方を工夫してみるかな。

油そばはつけ麺同様、麺の美味しさが直接味わえますので、麺が美味しい店が勝ちます。
王道家謹製の太麺、間違いないでしょうね。
スルッと食べてご馳走様でした。