
朝から小雨、出掛けるには最悪の天候。
完全に降ってしまえば電車だし、または中止もありだけど。
ま、ジジイは先がないので今日行かないと永遠に行かないだろうしな。

久し振りに横須賀中央駅までバイク(原チャリ)で来てはみたものの。
バイク(原チャリ)をどこに停めるか、、あれっ、前回停めたと思っていたスーバーの駐車場が見当たらない。
まま、ジジイの記憶なんてそんなものさと遠くに追いやり、別の駐車場を探します。
2時間100円か、横須賀は安いな。

お店に着いてみると、開店30分前なのに15人は並んでいる。
ラーメン屋(飲食店)の開店待ちなどで並んで待つなんてとんでもない、頭っから否定して思考停止している人も多そう。
まま、自身の時間をどう使おうと自身の勝手ですけどね。

早めのお昼は、極み豚骨 虎徹@横須賀中央(横須賀市若松町1-4)へ。
2023/9/7オープン、7/27に閉店した日乃屋カレー横須賀中央店跡地、横須賀中央駅から徒歩数分。
経営母体は右隣の善次の系列店、つまりセカンドブランド。
直ぐ隣りに系列店をオープンさせることは都内で何度か見ているので、ああまたか、としか思わないんだけど。
アクセス数アップ的には「なんと隣りに同じ経営のラーメン店がっ!!、遂に横須賀中央も激戦区!?」なのかな。

オープンから4日間の7/10までは、ラーメン1杯500円でサービスされます。
通常料金が750円とか800円ではなく、950円とか1,100円を500円で提供って、ほぼ半額なのか。
一度だけ食べておこう、一度だけ食べておきたい私のようなジジイには持って来いの企画ですな。
営業時間は11:00-27:00無休、なんだけど、オープンセール中は夕方には麺切れ閉店されているようです。

定刻にオープンし、セカンドロット(死語)で入店、右手の券売機で食券を購入します。
メニューは極み豚骨1,100円(オープン特価500円)、豚骨950円(オープン特価500円)、替え玉(1玉)150円。
ご飯ものは博多明太子ご飯380円、絶品ミニカレー380円。
飲物は瓶ビール750円、レモンサワー400円、コカ・コーラ300円、オレンジジュース300円。
オープンセール中は、替え玉やライスの提供はありませんでした。

買った食券を店員さんに渡すと、「麺の固さはどうされますか」と訊かれます。
自身の好みは「ふつう」なんだけど、お客さんとして目立たないことを優先したくて「かため、で」と答えます。
他の店員さんが「こちらへどうぞ」と、空いたカウンター席へお冷やを置いて下さいます。
オープン直後であっても淀みない慣れた接客、本来そうあるべきだけど、なぜかほっとする私。

店内は手前に4人掛けテーブルが2卓、奥の壁側に3席と3席、計14席。
ギュウギュウに詰めるのではなく、テーブル席は相席にせず、数より質を優先されているのが好感が持てます。
卓上には辛子高菜、紅生姜、おろしニンニク、七味唐辛子、ミックスペッパー、酢。
スープ完まくスタンプカードが用意されていて、8回完まくすると、ラーメン一杯無料サービスされます。

あっという間に出来上がってくる間に、ラーメンの説明を熟読します。
豚骨って○○県産ってのがあるんですか、県ごとに味わいが違うってことなのだろうか。
「極み豚骨」と「豚骨」の違いは頭骨を使っていることみたい、他の細かいところも調整されているのだろうな。
麺に使われている「荒武者」は、日清製粉が製粉している小麦のブランド、製麺所は宝産業。

程なくして極み豚骨1,100円(オープン特価500円)、博多明太子ご飯380円。
九州北部の博多や久留米、北九州、小倉にて多く見られるとんこつラーメンに比べると、幾つか異なる麺相。
似せているだけで合わせているわけではないので、違っていて当たり前ですが。
チャーシュー2枚は嬉しい、焼き海苔5枚は何かの符丁なのではないだろうか。

スープはキメ細かい舌触りに豚骨の髄を炊き出した旨味と、頭骨の甘みと、味覚神経に真っ直ぐに届く美味しさ。
この骨感が全く感じられないのがセントラルキッチンスープの特徴、好きか嫌いかは食べ手次第。
宝産業の細麺は固め仕上げ指定でしたが「そこまでは」固くなく、ブレなのかデフォなのかは初訪なので不明。
麺とスープのと相性はとても良いので、替え玉したかったのに本日は未対応です。

チャーシューは豚バラ肉と思われる部位、小さいながら二枚トッピングされています。
※二枚はオープンサービスかと思ったら、サンプル写真にも二枚写っていますね。
一枚を早めに頂き、残りはスープに馴染ませて楽しむという、小さいながらも私の幸せ。
他のトッピングは焼海苔五枚、細切りキクラゲ、ネギ。

麺を少し残して、半ば強制的にお楽しみの味変タイム。
辛子高菜、紅生姜、おろしニンニクを適量乗せ、写真を撮ったら全体を馴染ませて頂きます。
スープの味わいがしっかりしていると、味変が楽しめないことも多いけれど。
今日はあまり楽しめず、楽しめた方が良かったのか、謎は深まるばかり。

(ラーメンより先に提供されましたが、紹介の都合上)、ラーメンを食べ終わってから、博多明太子ご飯380円。
明太子を1本使ったご飯もの、訊けば1日50食程度用意されているとのこと。
デフォでは明太子以外はネギがトッピングされているだけなので、辛子高菜を乗せていただきます。

考えてみたら、明太子を1本そのまま食べることがあまりなく、箸での切り分けに難儀します。
ので、先ずは半分、ご飯に無理矢理乗せていただくと、とても美味しい。
善次のうなぎ丼も美味しかったけど、こちらの明太子ご飯も美味しいですね。

食べ終わってみると、丼の底に何か書いてあって。
当たりが書かれていると完まくポイントが2ポイントになることを知った、初秋の横須賀。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めのお昼は、喜多方ラーメンくらり@北久里浜(横須賀市根岸町)へ
2023/8/4オープン、立地は北久里浜から5分ほど、営業時間は11:30-14:30。
店主さんは(喜多方市の隣である)会津市出身とのことで、本場喜多方ラーメンが食べられるとの事前情報。
うーん、水がだいぶ違うと思うけど、その辺は気にしない方向なのかな。

店内に入ると先客5人、後客4人。店員さんは店主さん、奥さん、娘さんの3人。
左手の厨房に面したカウンター6席、4人掛けテーブルが2卓、計14席。
卓上には辣油、酢、醤油、コショーが用意されています。
このGABANの「PEPPER(コショー)」って、ブラックペッパーとホワイトペッパーのブレンドなんですね。

口頭注文後会計。
メニューは喜多方醤油ラーメン800円、(準備中)貝出汁白醤油ラーメン850円。
ご飯ものはチャーシュー丼350円、ライスは中160円、大200円。
餃子は3ヶ240円、5ヶ380円、10ヶ680円。
飲物は瓶ビール600円、お茶割り380円、会津ほまれ600円、緑茶200円、コーラ200円、オレンジジュース200円。

程なくして、喜多方醤油ラーメン800円、餃子3ヶ240円。
丼がまさに喜多方ラーメンの形状で、それだけでもう気分が盛り上がります。
スープは鶏ガラ主体に煮干しなどの出汁を加え、十分な旨味を感じつつもすっきりした喉越しの味わい。
とっても美味しいけど、喜多方ラーメンって美味しいだけじゃ無いからなぁ。

丸精製麺の平打太麺、茹で加減はバッチリでスープとの相性は良い感じです。
喜多方でラーメンを食べたことのない人には、十分訴求できる味わい。
個人的には、地方のラーメン独特の素朴さ、粗雑さが感じられる無いのが寂しい。

トッピングは、豚バラロースが二枚、焼き豚というより煮豚で、大きいのは店主さんのアレンジなのだろう。
他のトッピングはメンマ、なると、ネギ。

餃子はいつも通り酢胡椒で楽しみます。
フライパンで焼き上げている独特の皮の焼き具合、酢胡椒が染み込んでとても美味しい。

スルッと食べてご馳走様でした。
立ち上がって店員さんに代金を支払って、退店します。
喜多方、随分と無沙汰しているなぁ。

帰りはピーカン、台風は行ってしまったか、それてしまったか。
写真なんてiPhoneで十分って思っている人がいたら、この鳥をiPhoneで撮った写真を見せて欲しいな。
ふらわさんは外に並んでいるとき、店に入ったときから非常に目立っていると思います。
独特の雰囲気とかプロのカメラマンかと思わせる写真撮影とか。
なので「ふつう」を頼んでも誰も気に止めないですよ♪
もちろん、承知していますよ。
プロのカメラマンを思わせる写真撮影でも、ホワイトバランスはメキャクチャですけどね。