2023年09月16日

二年ぶりなのか

/十人十色@長津田(横浜市緑区長津田)にて吉備黄金鶏と山水地鶏の鶏パイタン麺(塩)/良理で松茸三昧/

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 今日から三連休。
 せっかくなので旅行にでも行きたいけど、お金がない。
 いつかは行くけど、早めに行っておきたいラーメン店の前に、久し振りに長津田へ。
 調べてみたら二年振りの訪問になっていました。

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 遅めのお昼は、十人十色@長津田(横浜市緑区長津田)公式X)へ。
 Xを時々見たり、店主さんからいいねをもらったりしているので、お店のことは忘れていないけど。
 お店に着くと、店先の待合席に座っているお客さん一人、しっかりお客さんが付いていますね。
 二人出てきたので、先客が券売機で食券を買ったのを見計らって、店内へ入ります。

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 前回伺ったのは2年前なので、値上がりしていようが、メニューが変わっていようが驚きませんが。
 何も変わっていないことに驚く、、そんなことはありませんって。
 まま、新しくオープンした店に伺う心持ちで、あるがままを受け入れる感じかな。
 そういえばつけ麺、食べたこと無いなぁって思いながら、限定をポチッとな。

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 空いた席の椅子に鞄を置き、食券を店員さんに渡すと「どちらですか」と訊かれます。
 今日の限定は、王様中華そばと鶏白湯の二種類、鶏白湯は塩と醤油。
 「鶏白湯の塩で」と告げ、年季が入っているけれど清潔感の保たれている席に着きます。
 カウンター5席、卓上にはミックスペッパー、テーブルコショー。

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 程なくして、吉備黄金鶏と山水地鶏の鶏パイタン麺(塩)1,000円
 鶏白湯スープは、とかく白さを目指す料理人が多いけれど、こちらはしっかり「皮」まで使った淡い橙色。
 香りで脂身を感じつつ一口啜ってみると舌では脂身を感じつつ、魔法を掛けたかのような美味しさ。
 二種類の銘柄鶏を使った鶏白湯スープ、どちらの銘柄鶏も強めの味わいであっても、きっちりと。

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 サッポロめんフーズの細麺がこの上なくスープ合っていて、麺とスープの境目が曖昧に感じます。
 週三営業とはいえ、二年も三年も営業されれば、麺の茹で加減もすっかり慣れたものの様です。
 トッピングはチャーシュー3枚、あおさ、青ネギ、穂先メンマ。

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 チャーシューがなぜ円形なのか未だに理解できていませんが、美味しいからいいかと今日も結論づけます。
 丁度一口大なので食べやすくて大好き、味はもちろんスープによく合っていますし。

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 途中から青唐辛子を乗せてみます。
 量が少なかったのか、舌が麻痺していたのか、辛さを殆ど感じず。
 辛さは感じなかったけど、スープ全体の味わいがキュッと締まった印象はあります。

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 変わらないために変わり続ける、とは春木家理論だと聞いたことがあります。
 食べ終わってカウンター台に丼を返し、テーブルを綺麗に拭いて、と。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 早めの夜は、良理で松茸三昧
 良理は個人店ですから、懇意になればなるほど自由度が増します。
 とはいえ駅から遠いのが難点、まま、帰りはゴータクシーで。

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 日付指定で予約しましたが、そこはかとなく二人で貸切。
 申し訳ない気持ちでいっぱいなのは、ビールを飲む前まで。

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 コース(?)料理の代金(今夜は2万円)に日本酒やワイン代は含まれていて、ビールは別料金。
 つまりビールが一番高いってことだ。
 今夜は大森西で二人お疲れ様会、残暑厳しいおり、楽しみにしていました。

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 鱧の背骨の素揚げ。
 骨一本でビール一杯に対応、、そんなことないです。

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 ビールが飲み終わったら日本酒、ずっと最後まで日本酒。
 冷やは全てワイングラス、燗付けはお猪口。

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 松茸の煮浸し。
 夏茄子に合わせてあって、一品目から美味しい。

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 揚げ出し豆腐と松茸。
 鰹節削りに賛否両論あり(謎

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 次の日本酒も高知のお酒。
 初めて飲むお酒は銘柄、造りを味と共にしっかり刻み込む。

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 松茸蕎麦。
 スープは浅蜊なんだけど、浅蜊より松茸の味が強い。

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 ワイン樽で仕込んだ日本酒。
 世界一曖昧なお酒の定義である日本酒だからこそできる、醸造法。

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 鱧のお椀と松茸。
 お出汁は鱧より松茸の方が強く感じる。

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 松茸の天ぷら。
 初めて頂く天ぷらの松茸、一口で食べてしまいます。
 カマスも銀杏も美味しい。

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 縁があって特別感なく接することができている宗玄。
 宗玄ひやおろしの会で頂いて以来、もう売り切れているそうです。

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 純米生酛は冷やで味見してからの、熱燗。
 温度をかなり上げてあって、この上なく美味しい。

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 松茸のチーズ焼き(だったかな
 傘の開いた松茸って食べたことが無いけど、こんなに美味しいんだ。
 宗玄の熱燗が合っているという話しもあるけどな。

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 松茸の笠焼き(だと思う
 海老しんじょを乗せて焼き上げた松茸、熱々でうんまい。

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 車坂も冷やで味を見てからの燗付け。
 シェリーグラスかな、間違っていたらゴメンね。

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 鯨肉と松茸
 我々の世代では、鯨肉に馴染みの深い人も多いのだけれど。
 若い人はそもそも食べていなかったので、あんまり好まれないという。

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 「日本魂」と書いて「やまとだましい」と読む。
 眉をしかめるほど酸味が立っていて、試験醸造なんじゃないかと思ったさ。

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 最後は松茸ご飯、アラ汁。
 松茸は香り付けに近いけど、それでも食べたことがある料理だと安心する。
 美味しかったのでお代わりしてしまった。

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 アイスにも松茸入り。
 松茸入り、って、茸入りのアイスも食べたことが無かった私。
 ああ、今日という日に乾杯。

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 お茶と落雁。
 落雁は和三盆に変えたそうで、こちらの方が遥かに美味しい。

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 炙ってみると、香ばしさがひときわと。
 八品の松茸料理、心ゆくまで堪能しました。
 美味しくいただき、ご馳走様でした。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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