
遂に来ました金曜日。
平日は食べ歩けなかったラーメン屋に行ける曜日、朝からそわそわ。
さてさて、今日一日、頑張っていこう。

お昼は福わうちへ。
初訪問ですので冠を探すと、「和食」「定食屋」などが見つかります。
立地は大通りから1本入った小道の交差点角地、斜向かいの角地には姉妹店の「鬼わそと」。
全く知りませんでしたがかなりの有名店、調べれば分かることですので、こちらでは紹介しません。

店内は厨房を囲むL字カウンター6席、1席、2席、6人掛けテーブル、計15席ほど。
三宮店主さんが映り込むほど磨き込まれたテーブルは、大理石でしょうか。
ランチは定食のみの様で、あじフライ、だしかつ、とり天の3種類。
口頭注文後会計、前客2人、後客1人、店員さんは店主さん以外に二人。

ファサードから勝手にお鮨屋かと思っていましたが、和食店なんですね。
料理が素晴らしそうなので、なんとか夜営業に伺ってみたいし、提供される日本酒の銘柄が気になります。
まあ、初めて伺ったときと、何度か通ったときでは同じお酒が提供されるとは思えないけれども。

程なくして、とり天1,400円。
(当たり前ですが)注文が入ってから揚げられたとり天に、香の物、ご飯、味噌汁。
とり天で使われている鶏の銘柄、ご飯で使われているお米の銘柄、説明は見当たりません。
事前情報は大切ですけど、情報がなくても分かる部分も多いですし。

お味噌汁はお揚げと大根、少しネギ。
丁寧に取ったお出汁の味噌汁、一口目から美味しい。

天つゆには辛子が添えられているので、軽くといてからとり天を付けて頂きます。
ご飯に乗せて食べてもいいんだろうけど、私は天ぷらは天ぷら、ご飯はご飯で頂きます。
とり天は少し衣が厚い印象ですが、大分でとり天を食べたことが無いので、なんとも。

ご飯はつやつやして、とても美味しい。
割烹料理屋などでは土鍋で炊くことも多いのですが、食べた感じでは違う感じです。
とり天によく合っていて、とても心好い。

香の物はたくあんなど、甘酸っぱく味付けされたガリも添えられています。
ご飯と一緒に頂くと美味しいです。

食事を食べ終わると、茶碗蒸しが運ばれてきます。
ランチに茶碗蒸しが食べられなんて幸せ過ぎます。
お店ごとに異なる茶碗蒸し、こちらの茶碗蒸しには蛸が入っていて、季節などで変わりそうです。

いやぁ、美味しかった。
1,400円もするんだから美味しくて当たり前と思う人もいるかも知れないけど、
安いからと言って不味いことはないし、高いからと言って美味しいとは限らない消すよね。
美味しくいただき、ご馳走様でした。

夜は、味噌麺処 花道庵 川崎平間店@平間(川崎市中原区田尻町21)(公式X)へ。
2024/4に閉店した森井平間店の跡地に、2024/5/2オープン。
立地は平間駅から徒歩1分も掛からない至近、立地の良さと店の繁盛は関係ないんだな。
花道庵として何店舗目かが気になる人は、ご自身でググって下さいね。

店頭には、メニューに続けてご注文方法、店先での待ち行列方法が説明されています。
伺った時は店先に並んでいるお客さんがいましたが、食券購入待ちの様子。
店内は1席だけ空いていて、後客は続々と続いています。

店内に入ると左手に券売機。
メニューは味噌ラーメン980円、味噌つけめん1,030円、辛味噌ラーメン1,030円、辛味噌つけめん1,080円、
番長ラーメン1,080円、番長つけめん1,100円、あえめん1,030円、濃厚煮干し味噌ラーメン1,050円など。
ご飯物は豚ごはん450円、サイドメニューはチンピラ玉子250円、チンピラほぐし豚350円。
飲物は赤星サッポロラガービール590円、レモンサワー400円など。

店内は前店踏襲、見た限りではほぼほぼ居抜き。
厨房を囲むL字カウンター3席と6席、テーブルは2人掛けが1卓、4人掛けが2卓。
店員さんは厨房に2人、ホールに1人。

卓上にはニンニク、一味、お酢。
調味料だけではなく、爪楊枝、お冷や、ダスターの場所までテプラで示されています。

程なくして、味噌つけめん1,030円。
ラーメンの麺量は200g、つけめんは300gと表記されています。
オープン当時には販売されていなかったつけめん、最近になって販売開始されました。
ちなみに、麺が黄色いのは卵黄ではなりませんので、あしからず。

つけ汁は注文が入る度に一杯分ずつ調理されていて、モヤシとニラがたっぷり入っています。
花道庵が花道の頃に野中で頂いたのと同様に、シャキシャキと固さを感じるモヤシ。
初めて頂いたときに、「生か!?」と驚いたのが懐かしい。

三河屋製麺の平打太麺は、しっかり茹で上げてから冷水で締められていて、とても心好い。
つけ汁は豚骨出汁ながら味噌たれは器の底に沈んでいて、途中で気が付いてよく混ぜるととても心好い。
この仕様変更は平間店だけなのか、野方本店もそうなのか、たまたまなのか私には分かりません。

味噌ラーメンでもチャーシューは入っていますが、小間切れに刻んだものが数個。
メンマは見当たらなかったけど、どうだろうか。

麺を食べ終わったらスープ割り、つけ汁の器をカウンター台に乗せて、店員さんに声を掛けます。
店員さんは声を掛けられたら割りスープをヒーターに掛け、温まったところでスープ割りして下さいます。

スープはたっぷりめ、味わいとしては豚骨味でしたので、ラーメンのスープで割ったのでしょうか。
つけ麺を食べるときに味変は殆どしませんが、今日はニンニクを試してみました。
初めっから試しても良さそうな相性、次回があればぜひ。

退店時もほぼ満席状態が続いていたので、名店と呼ばれることはそう遠くないかも知れません。
ただまま、飲食店は何がどうなるか分かりませんからね。
スルッと食べてご馳走様でした。

遅めの夜は、麺楽 軽波氏(カルパシ)@武蔵新城(川崎市高津区新作)へ。
武蔵新城駅から徒歩数分、からひげ(2019/4/3-2023/12/25)跡地に、2024/3/15オープン。
完全予約制お任せメニューにて創業されたKalpasi。
その後、カレー&ジェラテリア、ナチュラルワイン&ユーラシアン料理と業態を変えて出店を続け、4店舗目はレッドオーシャンのラーメン業態。

メニューは鶏醤油900円、淡麗煮干し鶏醤油900円、強煮干し鶏醤油950円、柚子鶏白湯950円。
ご飯物は本日のミニカレー飯400円、炙りチャーシュー飯350円、茄子のアチャール飯250円。
販売期間は不明ですが、夏季限定として冷やし塩煮干し〜ほうじ茶仕立て〜1,200円。

飲物はビール600円。
トッピングはマトンわんたんとのことですが、いつかの楽しみに。
※食券購入に際して人的トラブルがありましたが、まま、良くあることなので。

店内は前店踏襲、厨房を囲むL字カウンター2席と5席、計7席。
何席か椅子を抜いていますし、壁側のテーブル席は使っていませんでした。
卓上にはホワイトペッパーパウダー、黒胡椒。

店名と「The Light Wave Revolution」と書かれた割り箸。
英語の意味が分からないので、知っている人がいたら教えてください。

店内には、スパイスと思われる調味料が複数ディスプレイされています。
見ただけでは私には調味料の名前が分からないので、ネットを検索するも、説明が見当たりません。
麺は昨年、社名を株式会社瑞穂食品工業に改めた麺屋棣鄂、京都から取り寄せているんですね。
麺屋棣鄂は屋号なんですね、公式ホームページを見て初めて知りました。

程なくして、【夏季限定】冷やし塩煮干し〜ほうじ茶仕立て〜1,200円。
スナフキンが被っているつばが広い帽子をひっくり返した形の白磁丼、見た目はいいけどスープを飲みにくそう。
丁寧に煮出した煮干し出汁をしっかりと冷やし、提供前にほうじ茶をブレンドしたような印象のスープ。
提供し始めたばかりのようですので、今後改善されるかも知れませんね。

麺は麺屋棣鄂の太麺、気候に合わせて冷やし方を調整されているのかと思うほどの心好さ。
実際のところは分からないけど、この冷やしラーメン専用に麺を特注されているのかも知れません。
それほどまでに好相性に感じますが、といっても私の感想ですので、食べ手の数だけ印象は変わるだろうな。
誰かが美味しいと言っていたら美味しい、ってことはないですからね。

豚肩ロースレアチャーシューは二枚トッピングされ、スープとよく合っていてとても美味しい。
そこはかとなく、ビールによく合いそうですし、ハードリカーに合わせるのも楽しそうです。
でもまあラーメン屋で飲むことを良しとしないお客さんも多いと聞きますので、それはそれで難しそう。

他のトッピングはメンマ、細切り紫蘇、ネギ、アーリーレッド、ライムなど。
ライムって絞って楽しむことが多いのですけど、そのままスープに合わせるのもアリなんですね。
ただまあ、食べ終わった後に皮が残るのが気になる、、、えっ、皮も食べられるの?

途中から合わせたのは茄子アチャール、アチャールってインドの漬物なんですかね。
漬物をラーメンに合わせるって、紅生姜をあわせるみたいなものかな、違うか。
合わせてみたけど私には良く分からず、ビールに合わせて頂く方が良さそう。

箸や丼にはお店からの思いを感じますけど、レンゲとコップは凡庸でアンバランス。
まま、あれもこれも揃えるのはコストも掛かるだろうから、順番に揃えていくのだろうか。
スルッと食べてご馳走様でした。

さすがはふらわさん、すごいですねー
そのうち米の品種もわかるようになるんじゃないですか。
毎日食べていたら、分からない方が不思議。