2024年06月21日

近くて遠い新横浜

/香港食家@白金高輪(港区高輪)にてBセット(ワンタン麺+半チャーハン)/新横浜ラーメン博物館/博多一双@新横浜(横浜市港北区新横浜)にて黒ラベル(小瓶)、ワンタンメン、替玉/

クリックすると拡大します

 後から知ったことですが、今日から関東は梅雨入りしたとのこと。
 確かに朝から雨だよ。
 雨が弾けた葉っぱを撮ろうとしたら、上手く撮れなかったよ。

クリックすると拡大します

 お昼は香港食家@白金高輪(港区高輪)公式ホームページ)へ。
 本日の日替わりが書かれた立て看板が見当たらないので、雨の日は休みかなと思ったけど。
 天国への階段、ではなく、お店へと続く2階への階段の踊り場に用意されていました。
 どうせお店の中にもあるので、スキップして2階へ。

クリックすると拡大します

 お店に入ると前客1人、雨だからかな。
 今日の日替わりはAレバーと玉ネギの黒コショウ炒め850円、Bワンタン麺+半チャーハン950円、の二種類。
 元気があって明るいホール担当の女将さんが見当たらないと思ったら、体調を崩して休んでいるとのこと。
 一日も早く、良くなって下さい。

クリックすると拡大します

 程なくして、Bセット(ワンタン麺+半チャーハン)950円
 ワンタンメンは塩ベースなんだ、半チャーハンは炒め置きなんだ、と軽く驚く。
 ランチセットですから、ザーサイと杏仁豆腐が付きます。
 スープは程良い塩味で、ベースの鶏ガラ、豚ガラ、人ガラの味わいが絶妙。

クリックすると拡大します

 毎日炊いているスープでしょうから上ブレすることもあるだろうけど、こんなに上振れするかな。
 中細麺も固め仕上げ、ダマになりつつもダマを解すのが楽しく感じるほど美味しい。
 と言うか、違う料理人が仕込んだのではないかと疑ってしまうよ。

クリックすると拡大します

 餡を楽しむタイプの雲呑が、6個入っています。
 ワンタンメンはあまり食べないので6個が多いのか少ないのか分からないけど、多ければ嬉しいからね。
 こちらの雲呑は6個全て具入りで、お店で仕込んだかの様にスープによく合っています。

クリックすると拡大します

 チャーハンは炒め置きでしたので、パラパラでもシットリでもありません。
 とはいえ、炒めた直後だったら炒め置きでもパラパラだったかも知れませんし。
 玉子の味は控えで、ミックスベジタブルとたれの味が支配的。

クリックすると拡大します

 時々ザーサイを頬張り、麺とご飯を食べ終わったら、杏仁豆腐。
 冷えすぎておらず、つるっと頂けるほんのりとした甘さ。

クリックすると拡大します

 スルッと食べてご馳走様でした。
 丼の底に描かれた青い鳳凰に、しばし見とれていました。

クリックすると拡大します

 金曜日だからラーメンでも食べてから帰るかと、新横浜へ。
 大通りの先がほんのりと夕焼けで綺麗な季節です。

クリックすると拡大します

 久し振りに伺った、新横浜ラーメン博物館公式ホームページ)へ。
 ここ数年、いや10年くらいは、新規オープン店のレセプション(試食会)でしか、伺っていません。
 そんなことじゃダメだよな、、年パス、買うだけ買うか。

クリックすると拡大します

 大勢のお客さんが入場待ちしている隣りに設置された、試食会用の受付に。
 伺う度に配布物などが変わっていて、今日はパンフレットがラー博用とお店用の2つ。

クリックすると拡大します

 試食会に招待されていますよ、の識別に赤いシールを渡され、目立つ位置に貼ります。
 まあ、スマホに貼っても良いんだけどね。

クリックすると拡大します

 久し振りにラー博に来たので、ちらっと館内を見学。
 見学と言っても、通り掛かった場所の写真を撮っただけですけど。
 まず入った正面、来々軒のモックが設置されています。

クリックすると拡大します

 その右手、ラーメン関係の書籍や雑誌が並べられています。
 天井から吊されたモニターには、各店舗の待ち時間が表示されています。

クリックすると拡大します

 階段を下ると、踊り場に出店したラーメン店の丼が飾られています。
 ゆっくり見ても良いのですが、いったんはスルー。

クリックすると拡大します

 館は地下一階と地下二階、地下一階から地下二階が眺められます。
 正直、平日の夜にここまでお客さんが入っているとは思っていませんでした。

クリックすると拡大します

 お邪魔したのは、博多一双@新横浜(横浜市港北区新横浜)公式ホームページ)。
 2024/6/24オープン予定、本日は試食会となります。
 お店の背景などは公式ホームページ、新横浜ラーメン博物館の紹介記事をご覧下さい。
 ちなみ写っているのは、山田店主さん。

クリックすると拡大します

 今夜は試食会なので、食べ放題、飲み放題になります。
 券売機ではなく口頭注文になります。

クリックすると拡大します

 立地は支那そばや、一風堂があった地下一階。
 壁向きカウンター6席、2人掛けテーブルが13卓、計32席。
 今夜の試食会用に席数を調整されているかも知れません。

クリックすると拡大します

 卓上にはラーメンのタレ、ごま、白胡椒、しょうが、辛子高菜、ニンニク片が用意されています。
 本店には伺ったことがありませんが、しょうがと辛子高菜の容器は、実店舗と同じなのかな。

クリックすると拡大します

 基本、食券制ですが、店内にパウチメニューも用意されています。
 新横浜ラーメン博物館の店舗には半ラーメンが必ず用意されていて、こちらでは小ラーメンになります。
 表は日本語、裏は英語表記。

クリックすると拡大します

 何気に辺りを見渡すと、、、おっと知り合い、、一人で来ても知り合いに会ってしまう。。
 まるでラヲタのようだな。
 ってことで黒ラベル(小瓶)500円、今夜は横浜で二人お疲れ様会、ビールも無料なので嬉しい。
 一人で飲んでもビールは美味しいけど、二人飲むともっと美味しい。

クリックすると拡大します

 店員さんにお願いして、味変用の食材を用意する小皿を頂きます。
 とんこつラーメンであっても赤くない白生姜、ほほう、どういう意図があってなのだろうか。

クリックすると拡大します

 程なくしてワンタンメン1,150円、、自腹ならラーメン900円だっただろうな。
 とんこつラーメンにワンタンが合うかどうか、ほぼほぼ初めての経験になります。
 豚の頭骨、背骨、げんこつから炊き出したスープは、古くて新しい豚骨カプチーノ。
 液面が泡だったスープには稀に出会うことがありますが、こちらでは常になのですね。
 『修業時代、この泡はアクだから捨てなさいと教わりましたが、私は泡が立っている時が一番美味しいと思っていたので、独立後はこの泡が出ている状態のスープでラーメンを出したいと思っておりました。
 ”豚骨カプチーノ”という言葉は後からお客さんにつけていただいた言葉であり、決して最初から戦略的に泡を出しているわけではなく、あくまでもこの状態が美味しいから泡を出しているのです』

クリックすると拡大します

 細麺は博多一幸舎の慶史、間違いの無い美味しさ。
 いわゆる博多ラーメンの麺量より多く見えますが、食べてみたらそんなことななく。
 麺の茹で加減は食券を渡すときに訊かれ、今夜はカタメンでお願いしています。
 やや絡んでいますが、この絡みもスープとの絡みに関係していそう。

クリックすると拡大します

 チャーシューは豚バラ肉のが2枚、最低限の味付けですのでスープの味を邪魔しません。
 ドンとチャーシューを前面に打ち出す店もあるので、作り手の思いというか、食べ手の好みというか。
 他のトッピングは細切りキクラゲ、青ネギ、焼海苔1枚。

クリックすると拡大します

 ワンタンは四個、いわゆる皮と餡を楽しめるタイプ。
 麺と同じ小麦を使っているかのように、スープによく合ってとても美味しいです。

クリックすると拡大します

 麺を半分ほど食べてから、お楽しみの味変タイム。
 本来なら替え玉のタイミイングで味変するべきを、替え玉できないラーメンで味変することが多く、麺を半分ほど食べて味変していた習慣が露呈してしまいます。
 味変は白生姜、辛子高菜、そしてニンニク片を二個クラッシュして合わせます。
 それらに全く負けず、まるで従えるように味が高まっています。

クリックすると拡大します

 少し麺が残っている状態で替玉150円、今夜は試食会ですので無料となります。
 色々な食器で提供される替え玉、ネギが乗っていたり、たれが掛かっていることもあります。
 こちらではたれが掛からずに提供されますが、試しに掛けてみました。

クリックすると拡大します

 スープの温度は下がってしまっていますが、麺が熱いので程良い温度帯。
 替え玉まで食べて1杯だと考えると、ちょうどいい麺量に感じます。

クリックすると拡大します

 創り出した新しい味も美味しいですし、これまでの味をさらに磨くのも美味しい。
 これからラーメンを食べていく人達は、どちらを望んでいるんだろう。
 丼に残っている深赤紫色の骨髄を前に、色々と考えてしまう。
 スルッと食べてご馳走様でした。

クリックすると拡大します

 入館しているので他のラーメンを食べても構わないのですけど。
 2杯も3杯も食べられる年頃ではないのだよ。
 そのまま帰宅。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
> 入館しているので他のラーメンを食べても構わないのですけど。
> 2杯も3杯も食べられる年頃ではないのだよ。

他の店はお金を払わないと食べられませんよね?
Posted by tomoco at 2024年06月22日 18:00
>入館しているので他のラーメンを食べても構わないのですけど。
 2杯も3杯も食べられる年頃ではないのだよ。

え、無料なら2杯も3杯も食べられるけど食べようとしたら断られたってことですよね
相変わらずふらわさんの無料への情熱はすごいですね
Posted by 甲ちゃん at 2024年06月22日 20:17
博多らーめんと長浜らーめんの違いってなんですか?

>スープの温度は下がってしまっていますが、麺が熱いので程良い温度帯。
普通は1玉食べるのに1分とかからないのでスープの温度は気にならないのですが、だらだら食べられたんですか?
Posted by 千枝 at 2024年06月22日 21:29
>試食会に招待されていますよ、の識別に赤いシールを渡され、目立つ位置に貼ります。

招待というか、抽選ですよね!招待だったら発信力のある有名な人にしますよね!
Posted by 北島 at 2024年06月23日 06:35
tomocoさん

 そうなんですね。
 試食会は久し振りでしたので、何か変わったのでしょうか。
Posted by ふらわ at 2024年06月25日 01:23
甲ちゃんさん、コメントありがとうございます。

> え、無料なら2杯も3杯も食べられるけど食べようとしたら断られたってことですよね

 そうなんですか。
 食べようとしていないので、分からないです。
Posted by ふらわ at 2024年06月25日 01:25
千枝さん、コメントありがとうございます。

 友人とお喋りしながら楽しく食べてしまいました。
Posted by ふらわ at 2024年06月25日 01:26
北島さん、コメントありがとうございます。

 私のようなクジ運が無いヤツでも当たる抽選があったら、教えてください。
 ちなみに招待客は赤いシールでしたが、抽選で当たった人も赤いシールだったんですね。
 教えてくださって、ありがとうございます。
Posted by ふらわ at 2024年06月25日 01:28
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190948755
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック