/十人十色@長津田(横浜市緑区長津田)にて特別仕立ての醤油らーめん/さがみはらリニアフェスタ/ゆるり。橋本店にて生牡蠣、泳ぎ皮はぎ/
どのくらい久し振りか思い出せない休日出勤。
スケジュールに間に合わなくての遅延対応ではなく、土日限定のイベント対応。
若い人には仕事以外にやることがいくらでもあるだろうから、私が率先対応。
自身が若い頃に対応していた頃には振替休日がありましたが、今は昔。
多少のいき違いがありつつも、なんとか対応完了。
随分と遅くなってしまったお昼、どうしようかなあ。
と逡巡しつつ、長津田まできました。
いったん間違えて中山で降りてしまったけど、そんな些細なことは忘れることにします。
お昼は、十人十色@長津田(横浜市緑区長津田)(公式X)へ。
気にはなっていて、伺いたいお店が星の数より多い私。
手元のメモでは前回訪問は去年の9月、1年ぶりに伺うと、休日の13時過ぎで外待ち6人。
まあ、木金土の昼営業のみですから、このくらいの並びなら少ない方に感じます。
30分ほど待って、先頭へ。
店内の様子が伺えないので、1人出てきたら1人入る、2人出てきたら2人入る、みたいな按配。
場合によっては店員さんが出てきて下さって、案内して下さいます。
数分待って店内へ。
メニューは色々ありますが、毎回限定メニューが販売されていますので、いつも限定メニューを選びます。
今日の限定メニューはイシモチ煮干しの塩らーめん、特別仕立ての醤油らーめんの2種類になります。
どちらも1,100円、塩がいいか醤油がいいか、どうしようかな。
5席のカウンター、2席空いていたので、奥の席に座ります。
店員さんに食券を渡すと、「限定メニューはどちらにされますか?」と訊かれ、「醤油をお願いします」と答え。
「チャーシューは豚バラと鶏肉から選べます」と続き、「豚バラでお願いします」と伝えます。
10分ほどして私のためにだけ調理してくださった、特別仕立ての醤油らーめん1,100円、ありがとうございます。
いつもは公式Xにてスープの出汁やトッピングの食材を説明されています。
今日のラーメンは説明がありませんでしたので、私もそれに倣います。
平たく言えば、説明が無ければ食材が分からないってことです、はい。
多種多様のスープを用意され、それでもサッポロメンフーズの中細麺との相性は外しません。
この麺の美味しさを活かすために、様々なスープやたれを用意するといった印象です。
今日のスープは、これまでの十人十色のスープの味わいとは異なる奥深く、幅広い味わい。
何をどう使い、何をどう調理されたかは私は分かりませんが、とても美味しい味わい。
チャーシューは豚バラ肉が3枚。
ゆっくり食べているとスープに溶けてしまいそうなほどの柔らか仕上げ。
こんな美味しいチャーシューが3回も楽しめます。
穂先メンマは2本、楽しめます。
チャーシューと同じ様に柔らかく仕上げ、それでいてメンマ本来の食感は残されていて。
これがまた美味しい。
途中、味変をしたりしなかったり。
今日は味変することなく、美味しくいただきます。
スルッと食べてご馳走様でした。
橋本駅に着きました。
女房との待ち合わせ時間には30分以上あります。
何して待つかなと考えていると、LINEが入って、もう着くと。
アリオ橋本でも行くかと向かってみると、何やらイベントの雰囲気。
さがみはらリニアフェスタ、ってのをやっています。
全く知りませんでしたが、リニア新幹線の新駅の工事風景が見られるとのこと。
おお、こんなに深く、大々的に工事しているんだ。
人の顔が判別できないほど深い。
入場は無料でしたが、ファンには堪らないイベントなのでしょう。
開場(?)は後30分というタイミングでしたので、結構ガラガラです。
時間があれば地下まで行ってみたいかな、、いやー、遠そう。
でも女房に引っ張られて行ってるかな。
掘った土を積み上げてあります。
積み重ねた上にも人がいたので、登ってみるかな。
ちょうど夕陽の時間で、これはこれで雲好きの私には堪らない風景。
こんなことならミラーレスを持ってくるだったとは、後の祭り。
高台から工事風景が一望できます。
こちらとしては一生に一度、もう二度と見られない風景ですね。
なんか燃料エンジン(?)のバスも展示されていました。
タイヤは付いているけど自走は出来なさそう。
すっかりと日が傾きました。
そろそろ飲みに行きますか。
「美味しいから行ってみて」と友達に勧められ、今夜はゆるり。橋本店へ。
ゆるり。は、大和市にある有限会社山路フード(公式ホームページ)が展開する居酒屋のひとつ。
山路フードの系列店で訪問したことのある飲食店は、軍鶏枩井のみと、寂しい限り。
いつか他のお店にも行ってみたい。
開店時間の17:00に着くと、既に煌々と明るくなっています。
おお、早めに開けてくれているのかな、と階段を下っていくと、すでに待っているお客さんがいます。
一言、声を掛けてからドアを開けてみると、「もうしばらくお待ちください」とのご案内。
階段で待っていると、階段の上までお客さんが並びます。
開店時刻に予約して、その予約時間に来店されているお客さんがこんなにもいるんだ。
定刻になり、順番に名前を呼ばれて、店内へ。
店内は、カウンターと卵形の半個室があり、テーブルもあるのかな。
お店を勧めてくれた友人は、卵形半個室で癒されたようです。
我々は、花板の前のカウンター席へ案内されます。
この店で一番良い席なのかも知れません。
予約した名前が書かれたウェルカムカード。
裏側には来店して下った感謝の気持ちが書かれています。
写真付きのメニューブック、とりあえず全ページ写真を撮ってと。
日替わりのメニュー、メニューブックでは時価のメニューの値段が書かれています。
まま、数万円ならアレですけど、数千円なら迷わず注文します。
まずはプレミアムモルツ630円で乾杯。
今夜は橋本で二人お疲れ様会、ビールはジョッキで飲むと格別ですな。
お通し800円、お通しと称した一品目の料理。
本まぐろ、ブリの藁焼きたたき、秋鮭の昆布締め、ダツの梅肉和え。
色々なお通しがあるけど、値打ちより安い値付けのお通しは初めて。
お通しだけでビールが蒸発する勢いですな。
マグロは流石に大トロではないとは思うけど、中トロとも思えない脂ののりとその香り。
ダツの梅肉和え、酒盗なみに日本酒に合いそう。
花板さんは、開店と同時に入店されているお客さん向けの「お通し」を造っていて、とても忙しそう。
店員さんもテキパキと動いている人あり、先輩から教わっている人あり、活気を感じます。
の合間に盛り付けて下さった、烏賊塩辛440円。
料理に少し時間が掛かっても、お喋りしているから問題ありません。
とはいえ、一品でもアテがあれば嬉しい酒飲み。
小さく切ったゆずの皮が、キュッと味わいを締めます。
海老名市の蔵元である泉橋酒造が醸す「いずみ橋 純米酒」純米酒 まさるや限定品 R6BY。
二杯目は日本酒、飲み比べも用意されていますが、私の中では飲んだことになりません。
リストから見たことのないラベルのいずみ橋を見つけ、一も二もなく注文、一合を2人で半分こ。
町田市鶴川団地商店街とたまプラーザに店舗を構える、酒舗まさるや(公式ホームページ)の限定ラベル。
味の説明は不要ですね。
「お待たせしました」と運ばれてきた、生牡蠣時価、見た目も味のうちですね。
注文時に生か焼きを選べますので、生でお願いしています。
宮城県産北海道仙鳳趾育ち真牡蠣を、今夜はは1,100円/個と激安。
こう言う料理は、コスパ最高、とは言わないのかな。
女房に先に食べてもらって、残ったポン酢を私の方で使わせてもらいます。
とは言え、ちょっとだけ上から掛けて、つるりと頂く生牡蠣の美味しさよ。
これがまた日本酒と絶妙に合って、心好い。
高知の蔵元であるアリサワ酒造が醸す「文佳人(ぶんかじん)リズール」純米吟醸酒 R6BY。
リズールとは「精読者」という意味。
ただ気持ちよく酔うだけではなく、深く味わう楽しみを知る皆様に、愛飲される酒でありたい、との思いが込められています。
私達はただただ、料理と共に楽しみます。
カウンター席で「あれってウチのだよね?」と楽しむのが大好き。
もちろん、テーブルに運ばれてくるまで何も分からない方が好きな人もいると思います。
それはそれで、予約時にテーブル席か個室を選択されたら良いと思います。
「大変お待たせしました」と本日のメイン、泳ぎ皮はぎ時価。
本日は4,980円、この値段なら半身でも嬉しいところを丸々一尾分と思われる盛り付け。
何か計算を間違えてませんかー、こっちは大歓迎ですけどー
お客さんの多くがこの格安を知っていて、このカワハギのお造りを注文しているのでしょうね。
たっぷりの肝でお酒を何杯でも飲めるわ。
先ずは醤油で頂きます。
生簀で泳がせておくと、泳げないことからストレスが溜まって味が落ちると聞いた事があります。
全くそんなことないじゃんね、コリッコリで美味しですな。
味わいは淡白ですが、噛めば奥から旨味が湧き上がってきます。
途中から肝を醤油に合わせ、肝醤油(で合ってる?)でいただきます。
捌き立て、って言うのでしょうか。
濃厚な味わいだけではなく、肝臓の皮さえも美味しい。
魚貝類を堪能したら、軍鶏のたたき1,420円をお願いします。
山路ファームで育てられているブランドの地鶏、丹沢慈黒しゃも。
かながわ鶏という神奈川独自の地域品種だそうです。
お好みでどうぞと添えられた醤油、塩、檸檬、山葵などの調味料。
醤油から楽しみますが、どの調味料も特徴があって、とても心好い。
足柄上郡山北町の蔵元である川西屋酒造店が醸す「丹沢山 秀峰(たんざわさん しゅうほう)」純米酒 阿波産山田錦 R6BY。
まだまだお腹には余裕がありますが、お腹の満腹より気持ちの満足を優先するお年頃(個人差があります)。
ので、これだけは飲んでおこうと、丹沢山。
何の説明も要らない美味しさ。
どんなに飲んでいても外せない甘味らしい、酒粕チーズケーキ610円。
いや、私は要らないので1人分だけ。
「食べますか」と視線を合わさずに訊かれたので、「大丈夫です」と返す私。
女房の笑顔で、どんな味だったかは聞くまでもありません
「(お頭や皮を)後であら汁にしますので」と言われいて。
何も伝えなくても甘味を食べ終わったタイミングで、運ばれてきます。
酔っ払っていて後から気が付きましたが、なかなかできることではありません。
そしてあら汁の美味しいこと美味しいこと。
美味しい料理、美味しい日本酒、心地良い接客をありがとうございます。
2024年11月09日
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