
今日は今年一番の寒さだという。
事務所に籠もりっきりの仕事ですから、朝晩さえしのげば何とかなると考えている。
いや、お昼も寒くない方がいいかな。

お昼は、天山飯店@白金高輪(港区白金)へ。
私の知る限り、白金高輪駅近郊で唯一、ランチタイムに外待ち行列がある飲食店。
ランチタイムは時間が限られているので、外待ちするのは難儀なんですよね。
さらに12時過ぎには予定数終了で閉めてしまいますし。

この日も安定の外待ち5人を経て、店内カウンター奥の席へ。
メニューに書かれた麺料理は4種類、今日が4回目の訪問。
そつなく頂けていれば、本日にて麺料理完食の運びとなります。
メニューコンプするのであれば、麺料理ばかり食べていないでご飯物や定食と交互に食べた方が良いんじゃ無いかと思います。

今日は店員さんの声が一際元気よく、
お馴染みさんには新年の挨拶を、私の様な一見さんには来店の挨拶を気持ちよくされています。
店内にはテレビはありませんので、スマホを弄りながらラーメンの出来上がりを待つ人ばかり。
私は何もせず、ただただ調理の音を聴きながら、多忙な仕事を忘れてぼんやりと待ちます。

程なくして私のためだけに調理してくださった、肉そば1,000円、ありがとうございます。
料理名から様々な麺相を想像していて、中華丼の具に似た餡掛けに軽く驚きます。
この歳になっても初めて接する料理に心動かされるのは、望外の喜び。

餡掛けは白菜多め、なんなら半分以上は白菜の芯に近い部分。
表面を美味しい餡に包まれ、さくっとした心踊る歯応え、熱々ながらとても心好い。

肉そばの料理名に恥じない豚バラ肉の量。
なんなら具の半分が白菜で、残り半分が豚バラ肉かと。
餡との絡みだけではなくスープとの絡みも素晴らしい。

合わせる麺は大黒屋の細麺、、もう少し太くでもいいんじゃないかと思ふ。
いえいえ、細麺でも十分に美味しいけれど、中太麺の方がさらに美味しいんじゃないかと、妄想。
スープは豚ガラ、鶏ガラに人柄を滲ませた美味しさ。
このスープの美味しさが、こちらのメニューの美味しさを支えているんだろうな。

食べ終わったら、立ち上がって厨房を向いて、ご馳走様でしたと挨拶。
財布から代金を取り出すとレジ横のトレーに置き、「こちらに置きますね。ご馳走さまでした。」と挨拶。
スルッと食べて、ご馳走様でした。

