2025年03月07日

焼き鳥屋にて宗玄会

/焼鳥 沙和にて宗玄会/

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 金曜日に飲みに出掛けるのは随分と久し振りな気がする。
 何歳になっても出掛けられるとは思うけれど、その歳になったらその歳にしたかったことをしたい私。
 ラーメンも食べ歩きも飲み歩きも期間限定、期間限定だからこそ楽しい。

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 お誘い頂き、夜は焼鳥 沙和へ。
 定期的に開催される宗玄会、昨年の会に引き続き、今年は蒲田の焼き鳥屋にて。
 立地は京急蒲田駅が最寄りではありますがJR蒲田駅からも十分歩けます。
 オープンは去年の6月、店名は娘さんの名前が由来とか。

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 宗玄会は基本貸切、私は貸切の会にしか参加したことがありません。
 蔵元に所縁のある方が、宗玄を扱っている飲食店を貸し切って仕込み初めとか新酒をお披露目してくれます。
 まあ、日本酒飲み放題なわけです。
 初めの頃は日本酒のみでしたが、最近では焼酎やワインも「ワンポイント」として提供されています。

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 席次に従って席に座ると、「温まってください」と甘酒を渡されます。
 飲む血液とも呼ばれる甘酒を最近では自宅でのよく飲みます。
 寒いなかを歩いてきて、これから飲むぞのその前に、甘酒。
 美味しく温まります。

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 ウェルカムドリンクは、宗玄のにごり酒。
 にごり酒は濁酒に分類され、製造には清酒製造免許とは別の免許が必要だったはず。
 まま、そんな難しいことを考えないで美味しく飲めばよろし。

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 先付け、と言うわけではありませんが、自家製のお漬物。
 浅漬けでしょうか、コリコリサクサクとした食感がとても楽しい。
 日本酒に合わせて楽しむのも良し、焼き鳥に合わせて楽しむのもなお良し。

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 乾杯は新酒三兄弟、石川門、山田錦、八反錦の飲み比べから。
 全員分の酒器が揃わないのが貸切会の良さだと思います。

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 峰岡とうふ
 豆腐だけだったら下丸子の鮨屋のと似ているなぁと思っていたら、その鮨屋の店主が良く食べに来るとのこと。
 いやいや世間は狭い、いや私の行動範囲が狭い。

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 せせり
 程良く火入れされた一番串、軽やかな辛味の山葵が乗せられています。
 備長炭の香りに誘われて頂く焼き鳥の美味しさよ。

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 飲み比べ的な新酒三兄弟に続いて、おまちどおさまと雄町。
 どの酒米の日本酒が美味しいかは人それぞれですが、人気という意味なら雄町がダントツ。

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 焼き鳥は装飾されたガラストレーに置かれます。
 一番串が(向かって)右端に置かれたのは、私が右利きだからではなく、たれが混ざらないようにだと思う。
 つまり、このガラストレーを大きく使って焼き鳥が置かれていくと言うことですね。

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 大山どりのもも肉のネギ巻き。
 ネギが熱々のネギ巻き、一口で食べるのがもったいないほど、でも食べる。

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 大根おろしは鬼おろし。
 卓上の醤油を掛けて、焼き鳥の箸休めにします。

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 つくねのちょうちん風
 焼き鳥で言うちょうちんは鶏の「ひも」と「きんかん」を一緒に串に刺した料理。
 きんかんは卵巣の中で卵の形になる前の卵黄の部分、ひもは卵が産卵される輸卵管や卵巣にあたる部分。
 なんだけど、こちらはセルフちょうちん、素晴らしい。

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 飲み比べで美味しかったのお代わりした石川門。
 今夜も仲良しばかりの会ですから、お喋りが盛り上がる盛り上がる。

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 ささみ
 三つ刺してあって、ひとつずつ調味料を変えてあって、一串で三回楽しめます。
 大葉を巻いたささみが特に美味しいです。

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 生野菜の盛り合わせ
 特製味噌を付けながら頂く生野菜、味噌だけでも十分アテになります。

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 レバー
 「焼き鳥屋に通う基準はレバーが美味しいこと」と聞こえてきて、大きく頷く私。
 火入れは強くはなく、だからといって軽くなく、こちらではなくては味わえない加減。
 まあ、旨いわ。

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 続けて山田錦。
 こちらのラベルが代々引き継がれる宗玄なんだと思います。

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 今回は珍しく白ワインが提供されます。
 能登ワインのシャルドネ、お店はワインを多く用意されているのでグラスがとってもステキ。
 狙って(たまたま)照明が差し込んできていて、いい感じ。

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 京赤地どりのねぎま。
 ねぎまと言っても玉葱のねぎま、玉葱への火入れが絶妙で、黒胡椒も良く合って、絶品。

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 能登復興に一躍買った、蘇(そっ)
 今夜初めましての出会いで、能登の人がどんな思いで復興に携わっているのか、感じられるお酒。

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 ソリレス
 鶏もも肉の一部、ももの付け根の部位。
 一羽で2個しか取れないので、一串で一羽分、柚子胡椒の合いっぷりには呆れるほど。

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 丸ハツ
 ハツは心臓、心臓ですので一羽に一個、一串で三羽分。
 こちらでは軽く塩焼き、押し返すほどの弾力が楽しい一串。

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 ギンナン
 一年中楽しめる焼き鳥屋の定番、まま、粒の大小はありますが。

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 名古屋コーチンのぼんじり
 ぼんじりって脂身だけかと思ったら、脂身以外の味わいも感じられる美味しさ。

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 骨なし手羽先
 ほねをむしゃぶりつくのが楽しいかったこともあったけど、今は昔。
 骨なしもまた美味しい。

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 焼き鳥に柚子胡椒を乗せてパクリといただく美味しさよ。
 鶏肉自体はそう多く食べていないけど、結構お腹が膨れてきました。

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 〆は幾つか選択肢があって、するりと、濃厚鶏だしらーめん。
 一杯丸ごといただくのがラーメンではあるけれど、コース料理のご飯ものの位置付けて頂きたいラーメン。
 具材は薬味ネギだけとシンプル、これがいい。

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 製麺所は確認しませんでしたが、細麺が濃厚な鶏白湯スープによく合って、とっても美味しい。
 食べる前は一口、二口で十分と思っていても、
 食べ始めるとお腹一杯食べたいと欲張ってしまう心好さ。

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 〆のラーメンを食べたら、甘味として抹茶アイス最中。
 ラーメンでお腹一杯にしたら食べられなかったアイス、お腹をちゃんと空けておいて良かった。
 このアイス最中を見て赤坂焼鳥 鳳の出身ではないかと気が付いた方も多いのではないでしょうか。
 私は気が付かなかったけど、分かった友人もいます。

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 なぜか日本酒の瓶が綺麗に並ぶように設計されているカウンター台。
 何本か足りない様な気がしないでもありますが、雰囲気が伝われば。
 美味しい焼き鳥、美味しい一品料理、美味しい日本酒をご馳走様でした。
貴重な宗玄会にお誘い頂き、ありがとうございます。

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 帰りはJR蒲田駅までお喋りしながらぶらぶらと歩きます。
 スマホだと分かりやすく明るく撮ってしまうのは、私が不慣れだからか。
 友人と駅で別れるとき、「また明日ぁ」ってステキだなぁ。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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