
昨日に引き続き雨、朝から雨が降っている。
お昼も雨で外食できずにビル内弁当で済ませる。
仕事で失敗してしまい、夜はラーメンでも食べなきゃやってられない。

ここのところ、新陳代謝の激しいオダサガ、小田急相模原。
しばらく来ない間に新しいお店がオープンしていて、どの店にも一度は伺ってみたい。
個人店で一か八かも楽しいし、チェーン店や資本系の店舗で世のトレンドに触れるのも楽しい。

夜は、横浜家系ラーメン 赤家(あかや)相模原店@小田急相模原(相模原市南区松が枝町23-6)へ、
経営母体は、タインタイ合同会社(葛飾区お花茶屋)(公式ホームページ)。
25店中24店舗目として、2025/3/11オープン。
立地は小田急相模原駅南口から徒歩数分、喜助ラーメンの跡地、オダサガ味噌の向かい。

メニューは醤油ラーメン870円、塩ラーメン870円、味噌ラーメン960円、辛ラーメン950円、黒ラーメン950円。
つけ麺(醤油・塩・ゆず・かつお)950円、油そば950円、担々つけ麺990円、まぜそば900円、赤家の担々ラーメン1,100円。
ご飯物は肉丼600円、豚飯300円、辛ネギチャ300円。
逸品物は餃子380円、水餃子300円。
飲物は氷結300円、瓶ビール500円、生ビール480円、コーラ200円。

店内に入り、左手の券売機で食券を買おうとするとPayPayのQRコードが目に入ります。
既存の現金券売機とQRコード決済の両立方法はお店によって異なるので、ぜひ触れてみたい。
店員さんに「PayPayで支払いたいのですが」と伝えると、「いらっしゃいませ、メニューは決まりましたか?」と。
その後、食券を購入することなく口頭注文PayPay払い。

店内は手前に4人掛けテーブルが2卓、奥は右手が調理場、調理場に面したカウンターが10席。
「こちらへどうぞ」と椅子を引いて下さり、コートを脱いで席に座ると「お好みはございますか?」と確認されます。
続けて「ご飯と大盛りはどうされますか」と訊かれます。

卓上には刻み玉ねぎ、おろしニンニク、辛子の味噌、酢、黒胡椒、ごま。
前客2人、後客1人。
通りに面した壁は透明ガラス、通り向こうの繁盛店の支店には常に外待ちができています。
あんまり気乗りしませんが、その支店にもいつか伺うことはあるだろう。

ところどころに『「味変え」で自分だけの味を極める』が貼り出されています。
色々な店舗、色々な食べ手の考え方があるだろうけど。
自分の味を見つける前に、まず一杯食べて基本の味を知らないとならないと思うのだが、どうだろうか。
基本の味を知ってから味変を楽しむ、ってことは、2回、3回と食べないと、だと思うのだが。
1回しか食べない人は何を食べているのだろうか、、、情報なのかな。

程なくして、私のためだけに調理してくださった、赤家の担々ラーメン1,100円、ありがとうございます。
家系好みは麺柔らかめ、麺の大盛りは辞退し、ライスを頂いています。
担々麺提供している家系ラーメン店にそれなりに伺っていますが、これはこれは美味しそうな一杯ですね。
トッピングは角煮、ゆでモヤシ、白ネギ、味玉、ウズラの卵、水煮、焼海苔一枚。

野菜は奥に水菜、中央に茹でもやしと白ネギ、辣油が掛けられています。
糸唐辛子は味より色味だと思いますが、丼が同色なので、ちょっとアレですね。
つか、担々麺にこのゆで野菜はどうなんだろうと思いつつ、スープに合っているから美味しくいただきます。

芝麻醤の香りを分け入って味玉、半身の味玉が2つで一玉分。
全体に振られた山椒も味玉にも掛かっています。
山椒は柔らかめの痺れ、味玉はいつ食べても美味しい。

村上朝日製麺所の平打太麺、家系ラーメンにしては太めに感じますので、担々麺専用なのかも知れません。
豚ガラや鶏ガラを煮出したスープによく合いますし、芝麻醤や辣油も良く馴染んでいます。
スープはセントラルキッチンと思われる濃厚な味わい、雑味や骨感は皆無。
一部のラーメン好きには不評でも、多くの「たまにはラーメンを食べる」お客さんには好評だと思います。

家系ラーメンにしては珍しい角煮、担々麺に合わせますか(写真をちゃんと見れば事前に分かるけど)。
スープとは別に味付けされて仕込まれていると思われる味わい、ウンマイ。
なんなら別皿でいいでしょ、日本酒を合わせたいけどビールでもいいでしょ、カウンター一番奥の席でさ。

ウズラが乗っているんですね、担々麺ではなくて壱系の家系ラーメンみたいですね。
スープには全然合わないけど、そこはかとなくサービスだと思うことにします。

スープには芝麻醤や辣油が利いているので、辛めにシフトする調味料は味変に合わないと判断。
とはいえ何もしないのはアレなので、刻みタマネギを入れてみます。
お伝えしたいことは特にありません。

焼海苔で巻いて楽しもうと思ってお願いしたライス。
焼海苔が一枚しかないし、茶わんが小さめで不器用な私は巻けないなと判断。

麺を食べ終わるまで、手を付けずに残しておいて、と。
残ったスープにライスを入れて、黒胡椒を振ってスープライス?ライススープ?

全体を良く馴染ませておじや風?おやじ風?
レンゲですくって頂けば、世の中のラーメンスープはすべからくライスに合うと確信できます。

食べ終わって軽く店員さんと談笑。
頃合いを見計らって席を立つと、出口まで見送って下さいます。
スルッと食べてご馳走様でした。

都内遠征せずサボると内容が薄くなるのが残念
しばらく都内遠征が続く予定ですので、お楽しみに。