2025年04月19日

藁焼き

/東京駅斑鳩(いかるが)@東京(千代田区丸の内)にて魚介とんこつ東京駅らー麺/WARAYAKI funsistaにて鰹のたたき トラッド&チェンジ、黒毛和牛ステーキなど/

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 いつも通りの土曜日の朝、すっかり陽は上がってしまっています。
 せっかくのお休みですから、サンデーカメラマンはさっと着替えて出掛けます。
 ノーアイディア、ノープランでバイク(原チャリ)を走らせる中、目に付いた風景や草花を撮影します。

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 段差のある花壇は撮影がとてもしやすい。
 段差が無い場合は、カメラを吊ることのできる三脚で撮ることになるのですが。
 その三脚を持ち合わせていないので。

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 いったん帰宅し、すき家までセフルデリバリー。
 すき家を普段利用しない人、滅多に利用しない人達で大いに盛り上がった事件があったなぁ。
 とはいえ、殆どのお客さんには関係の無い話。
 満席に近いほど混み合っていて、なんで深夜の清掃タイムを告知しているのか分からない人もいそう。

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 東京駅の地下街、東西にラーメンストリートがあります。
 今日は東の東京駅一番街にある東京ラーメンストリートへ、店舗数は8店舗。
 東京煮干しらーめん玉、醤油らーめんそらのいろNIPPON、つけめん六厘舎、塩らーめん専門ひるがお、とんこつらーめん俺式純、味噌ラーメン花道庵、家系ラーメン革新家 TOKYO。
 そして、魚介とんこつラーメン東京駅斑鳩。

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 遅めのお昼は、東京駅斑鳩(いかるが)@東京(千代田区丸の内)公式ホームページ)(公式インスタグラム)へ。
 2000年創業、東京駅斑鳩は2号店として2011年オープン、現斑鳩の本店。
 恥ずかしながら初訪問になります。

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 ラーメンは魚介とんこつ濃厚らー麺950円、魚介とんこつゆず塩らー麺1,050円、魚介とんこつらー麺970円、
 魚介とんこつ超濃厚らー麺1,050円、トリュフ香るうにまぜそば1,280円。
 トッピングが豪華な「特製」をこちらでは「東京駅らー麺」と称しています。
 期間限定メニューとして甘辛鰹らー麺1,080円。
 ご飯物は炙り肉ご飯570円、チャーマヨご飯380円、ご飯180円。

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 店内は手前に4人掛けテーブルが2卓、奥に14人掛けの相対カウンター、厨房に面したカウンター2席、計24席。
 入店した時は前客12人、後客は10人、常時お客さんが来店されている印象です。

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 卓上にはゆず入り唐辛子、胡椒、利尻昆布酢、日高昆布醤油。
 コップはカラフルなプラスチック製、丸みを帯びた形と角を切り落とした形の2種類用意されています。

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 程なくして、私のためだけに調理して下さった、魚介とんこつ東京駅らー麺1,270円、ありがとうございます。
 薬味ネギを入れないことで有名だったのに、熱々では無いスープがアイディンティだったのに。
 過去の栄光にすがらないのが斑鳩、変える必要があれば躊躇せずに変えるから斑鳩。
 トッピングは穂先メンマ、チャーシュー、味玉、焼海苔、水菜、なると。

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 スープは豚骨魚介、豚骨スープと魚介出汁をブレンドしていて「W(ダブル)スープ」とも言われています。
 豚骨スープと魚介出汁を別々に炊き出し、その日にできうる最高の味わいにブレンドされている印象。
 合わせる中細麺はカネジン食品、芯が残るような楽しい食感ながらスープと好相性の美味しさ。
 「よく合っていて美味しい」の結果をためにどれだけの努力と時間を掛けているのか。

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 丼を1周するのかと思うほど長い穂先メンマは2本。
 柔らかく仕上げてあるにも関わらず快い食感、とっても心好い。
 一日何杯販売されるのか分からないけど、長さの揃った穂先メンマを揃えられるものなのですね。

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 豚バラ巻きチャーシューは2枚、豚肉の旨味をしっかり感じられる味わい。
 今の時代、味付けしようと思えばどこまでも美味しく出来るのだろう。
 スープとのバランス、値段との兼ね合い、それよりもお客さんに楽しんでもらいたい味を目指しているのだろう。

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 味玉は半身が二つで1個分。
 味玉にしては白身が白いのは、あくまでもラーメンのトッピングとしての味入れと感じます。

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 花唐草模様の丼、花は牡丹でしょうか。
 創業の地である九段下で頂いたときの丼と同じ模様に感じますが、同じ丼では無いでしょう。
 スルッと食べてご馳走様でした。

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 その後、五反田へ。
 毎朝のように食べていたおにやんまのうどん、今日も元気に営業されています。
 券売機で食券を買うと調理場にレシートが印刷され、食券を受付に出す必要が無いことを初めて知った店。
 また食べてみたい。

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 目黒川の桜はとっくに葉桜。
 写真をやっていなかったころは良く眺めましたが、写真を始めてから見に来ていない。

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 夜は、WARAYAKI funsista (ワラヤキ ファンジスタ)公式ホームページ)へ。
 「ふらわさん、藁焼きって知ってる?メチャメチャ美味しいンだって!」と力強く誘われての訪問。
 調べてみると店舗は2階建て、1階でないと藁焼きが見られないので、1階の席を予約してもらいました。

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 店名の「funsista」はfunky(型にはまらない)とfantasista(ずば抜けた)を組み合わせた造語とのこと。
 日本料理屋であれば「守破離」と打ち出すところ。
 夏はテラス席が解放されるそうです。
 すぐ目の前は大通りなので、その通りの音が気にならなければベストシート。

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 1階は壁に面したテーブルのみで8席、いや10席かな。
 テーブルは狭めですけどこのフロアで無いと藁焼きが楽しめませんから。

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 美味しい料理ではなく食べたい料理を食べたい我々、飲物は飲みたい飲み物を飲みたいだけ飲む我々。
 メニューにはオススメ、メイン、前菜、サラダ、揚げ物、食事、甘味と揃っています。
 アラカルトのメニューには値段が書かれておらず、一度に注文して、適切な順番に提供してくださいます。

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 飲物は「本当に楽しんでもらいたい物だけ」を厳選した気持ちが伝わってくるラインナップ。
 ビールは1種類、ワインは3種類、日本酒は2種類だけ。
 ノンアルコールが多めに感じます。

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 とりもなおさず、乾杯はスーパードライの生。
 今夜は五反田で二人お疲れ様会、生ビールの美味しい季節になってきました(一年中だろ)。

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 お通しは燻したポテサラに粒マスタードを乗せたオープンサンド。
 具材をパンで挟む料理がサンドイッチ、挟まずに乗せるだけだとオープンサンドって言うのかな。

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 二人なのでひとつずつ、燻製香に包まれながら味わいピリッと辛いポテトサラダ。
 食事の入口として考えられたと思われる、冷やし過ぎず温め過ぎていない人肌に近い温度帯。
 お通しが口に合って、今夜は楽しい食事になりそう。

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 ここで藁焼き。
 「これから焼きます」とか「動画のご用意を」などの声掛けがない、一発録り。
 藁焼きとは「藁の火で食材を焼く、炙る」もありますが、藁を焼いた煙で香り付けする意味が強いそうです。



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 藁焼きされた鰹をカットして盛り付けて下さった、鰹のたたき トラッド&チェンジ2,280円。
 添えられた調味料はトラッドとしてお塩、西洋山葵、オイル漬けしたニンニク、
 チェンジとしてライム、マヨネーズやガーリックを使った自家製のアイオリソースが用意されています。
 それぞれお楽しみくださいと案内されます。

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 スプラウト多めに乗せて頂いてみます。
 圧倒的に鰹が美味しく、ニンニクや塩は裏方に回っている味わいの印象。
 二切れ目はアイオリソースで楽しむと、これまた美味しい。

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 ビールが飲み終わったのでワインなぞ。
 ビコーズ アイム グルナッシュ フロム サザン・フランス(Because I'm Grenache from Southern France)赤。
 すっきりした味わいが美味しい赤いワイン、ビンテージだから美味しいわけでは無い。

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 続けて頂いたのは、紫キャベツとスラッシュポテトのコールスローサラダ1,280円。
 ポテトを薄くスライスして揚げたスラッシュポテトの下に、紫キャベツとスプラウトをたっぷりと敷いてあります。

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 サクサクとした食感のスラッシュポテトと、しっとりとした味わいの紫キャベツがとてもよく合います。
 ところどころで感じるスプラウトの爽やかな苦味が良いアクセント。

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 次は、藁コンビーフのポテサラ980円。
 コンビーフを合わせたポテトサラダは藁焼きを香り付けされているとのこと。
 こちらの料理にもスプラウト。

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 お通しとメニューが被っていそうですが、頂いてみるとまるで異なる料理。
 ポテトサラダにはコンビーフ以外にもオニオンなども入っていて、柔らかい、固いの食感を楽しめます。

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 温か料理と言うことで、牡蠣と蓮根の春巻き1,480円。
 1階の調理は藁焼きだけの様で、他の料理は2階で調理されてエレベーターで運ばれてくるみたい。
 牡蠣と蓮根でたっぷりと膨れた春巻き、チーズグレーターで削られたようなチーズが振り掛けられています。
 1人1本分ずつ、美味しくいただきます。

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 ここで日本酒、2種類に厳選されているので今夜は純米吟醸で。
 岩手の蔵元である赤武酒造が醸す「AKABU(あかぶ)」純米吟醸酒 吟ぎんが R6BY。
 春巻きに合わせると言うより、次の牛肉料理に合わせようとお願いしています。
 (提供される料理がランダムであっても、最後の一品は類推できますね)



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 青白い炎で焼き上げられながら提供された、【Stone Grill】黒毛和牛ステーキ 3,980円
 火が止まったところでソースが掛けられます。
 こちらも一言いただければ動画が撮れたところですが、、ワンテンポ遅れて録画開始。

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 実際に食べる牛肉は100g、2人で食べたら50g、二口か三口で頂ける量。
 フライドガーリックなどが添えられ、牛肉の美味しさがさらに美味しく。
 満腹感こそ正義のお客さんにはアレですが、全体的に量が抑えめでとても素晴らしい。

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 最後にパスタ物を勧められつつ、我々はパスタも焼きそばも辞退。
 ということで飛び級のスイーツ、私はテリーヌショコラ、友人はシャーベット。

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 焼レモンと季節のシャーベット680円。
 ごくありふれたシャーベットに見えて、焼きレモンがよく合ってとっても美味しかったとは友人の弁。

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 仁淀川山椒のテリーヌショコラ 980円。
 夜景を背景に頂く、山椒が振られたクリームを纏った、テリーヌショコラ。
 苺とハープがクリームやショコラによく合って、思っていた以上に心好い。
 美味しい料理、美味しいワイン、心地よい接客をありがとうございます。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
もしかして鰹のたたきって藁焼きが普通ってご存知ない?
Posted by 土佐っこ at 2025年04月21日 10:27
土佐っこさん、コメントありがとうございます。

 そうなんですね。
 貴重な情報をありがとうございます。
Posted by ふらわ at 2025年05月01日 06:02
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