
どうして三連休を狙って台風がやってきて雨が降るのだろうか。
インドア的な趣味ならば天気の影響は少ないだろうけど、アウトドア派の私には大打撃。
どうしたもんですかね。

CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 100mm / FV (F8 1/125 0EV ISO400) / Manual
ニチニチソウ
雨が降っていて
風景の撮影が厳しければ
庭園の花を撮れば良い

CANON Canon EOS RP + CANON RF24-240mm F4-6.3 IS USM / 240mm / FV (F8 1/80 0EV ISO400) / Manual
ニチニチソウ
白はより白く
黒はより黒く

お昼は、手打ちカドワキ@平塚(平塚市宮松町)(公式X)(公式インスタグラム)へ。
雨の中をクルマで向かうと、店舗に隣接した駐車場は空き1台、ふー、危ない。
混雑時を外して伺っていたので繁盛ぶりがイマイチ体感できていませんでしたが。
すっかり地のお客さんに認識されている様子。

夏頃に手を悪くして麺を手打ちできなくなり、当面は製麺所の麺を使うとのこと。
えも言われぬ思いに囚われ、偶数月の訪問を1回飛ばして4ヶ月ぶりに伺います。

店内に入り廻れ左して券売機へ。
狙いは限定メニュー、節そば1,000円、節の和え麺500円、節の和え麺(ハーフ)300円。
今日はお休みなので2軒廻ろうと思っていたけど、ここで和え麺まで食べたら大丈夫ですね。

食券を購入して店内を見渡すと空き席がひとつあります。
席に座ってカウンター台に食券を置き、卓上のコップを取ってお冷やを注いで一息つきます。
麺が打てなくて下を向いているのかなと思っていましたが、全くの杞憂、元気に営業されていてほっと安心。

程なくして、私のためだけに調理してくださった、節そば1,000円、ありがとうございます。
店主さんは独学と聞いていますが、鶏ガラ、煮干しに続いて節系のスープも炊き出せるとは凄いです。
盛り付けはほぼ同じ、いや、全く同じでは無いのが楽しみで通っている私。
チャーシュー2種類、小松菜、メンマと必要最小限。

鰹節、宗田鰹節、鯖節に3種の煮干しを加えて引いた出汁スープ、何者も特出されていない丸い味わい。
何年も掛けてたどり着ける味わいに数回の試行で達してしまう気さえする、美味しさ。
麺屋棣鄂の中細麺、しなやかさの中に強さを秘める噛み応えに、するりと滑らかな麺肌がどこまでも心好い。
こちらの店舗でまさか麺屋棣鄂が味わえるとは、夢は見るものでは無く食べるものだな。

チャーシューは神奈川県のブランド豚「やまゆりポーク」のもも肉、豚肩ロースの2枚。
どのスープでも受け止められる懐の深い味わい、ホントこのチャーシューは美味しい。
いつかこのチャーシューで一杯飲んでみたい、と先ずは夢を見るところから。

茹で小松菜、だと思うけど、未だに確認できてない。
青い葉の部分が美味しいけれど、薄緑の葉脈(?)の部分も美味しい。

しっかり味を入れたメンマ。
歯ごたえを残した戻し加減が絶妙で、コリコリと楽しめます。

スープまで飲み干して、いったんご馳走様。
そこはかとなく待っていると「手打ち(麺)もございますが」と訊かれ、「手打ちでお願いします」と答え。
こちらから「お願いします」と声を掛けるまでも無く、「お作りしましょうか」と声が掛かることも無く。
流れの中で和え麺の調理が始まっています。

程なくして、私のためだけに調理してくださった、節の和え麺500円、ありがとうございます。
和え麺と称していますが、丼はラーメン丼だし、麺は1玉だし、トッピングを工夫した混ぜ麺ですね。
トッピングは細切りしたチャーシュー、花鰹、丼の底には刻み玉ねぎ。

予め麺とタレが混ぜてあるので、そのまま箸を差し入れて麺を手繰ります。
脂も節も多い見えますが、いただいてみると十分な旨味とさらっとイケる後味。
この味わいに何十回試行してもたどり着けない料理人もいれば、ほんの数回で達してしまう料理人もいる。
つまるところセンス、狙って味作りをされているか、数打って辺りを探すかの違いかもしれません。

そのままでも十分美味しいのに、やまゆりポークのチャーシューを細切りされて加えています。
美味しさだけを求めるのでは無く、美味しさの先を狙っているのを感じるトッピング。
花鰹も「どうしてこれを」と思うようなトッピングですけど、それが素晴らしいところ。

このまま食べてもいいけど、酢でも掛けてみるかと調味料コーナーを物色すると、
わじまの水塩(公式ホームページ)を発見、、、公式インスタグラムで宣伝してたっけ?
和え麺専用とテプラされているけど、そう書いてあるとラーメンでも使いたくなるじゃんね。

液状の塩、つまり塩水を数滴掛けてみます。
塩味が足りないということは全くなかったけど、足したら足したでハッキリと塩味がかじられて新しい美味しさ。
初めっから足していないからこそ途中で足すと少量でも満足できるのは楽しい。

麺量としては二玉分(大盛りでは無く特盛り)ですが、まるっきり味わいが異なるので難なく食べられます。
そろそろ麺を本格的に打てるようになって、一周年記念の限定メニューも発売されることでしょう。
予定を空けて心待ちにしています。
スルッと食べてご馳走様でした。


夜は動画の録画。
写真もロクに撮れないのに動画に手を出して、どうするんだ俺。