
朝から雨だと朝から憂鬱(何度でも言うけど)。
都内まで行くとかなり小降りになっていたので、ひょっとしてランチに外に出られるかと、急にウキウキ。
ま、なかなかね。

お昼は、とんかつまるや 田町店(公式ホームページ)(公式インスタグラム)へ。
田町タワー 2Fの飲食店フロアーに、2024/3/28オープン。
他の駅と比べて多いか少ないかは分からないけど、田町駅500m内のとんかつ屋8軒中やっと3軒目。

定食メニューはロースかつ定食800円、メンチかつ定食850円、かつカレー定食1,000円、ヒレかつ定食1,100円、海老フライ定食1,200円など。
15時過ぎはかつ丼定食900円、厚切りロース定食1500円なども提供されます。

夜、と言うより15時からは飲めます。
ビールを一杯くらい飲める日が来るのだろうか。

ランチタイムは混み合っているので、ランチタイムを大きく外した14:30過ぎに伺います。
同じフロアの飲食店は半分ほどアイドルタイムに入っていて、通し営業のこちらは半分以上の入り。
お客さんの顔つきを見るに、安いから、通し営業だから、だけではない目的来店に思えます。
入ってすぐに12席ほどの相対カウンター12席、窓側のテーブル席は2人掛け、4人掛けが5卓。

口頭注文後会計。
定食メニュー以外が紹介されていて、ポン酢おろし、ねぎ塩、特製キムチ、マヨネーズ、タルタルソースは150円。
マヨネーズとか卓上に置いてある店もあるから、いろいろなお店があって面白いですね。
ごはん、キャベツのお代わりは100円、味噌汁は100円。

今月のおすすめが紹介されているけど。
厚切りロースはレギュラーメニューですけど、おすすめでは無い月とは何かが異なるだろうか。
白身魚フライはどんな味なのか食べてみたけど、とんかつ屋に来たらとんかつを食べたい私。

卓上にはとんかつソース、ソース、醤油、塩、辛子。
ソースは2種類用意されていて、とんかつ用ソースととんかつ用ではないソースだと思うけど。
味わった感じでは違いが分からず、店員さんにも聞きそびれました。

程なくして、私のためだけに調理してくださった、ヒレかつ定食1,100円、ありがとうございます。
足りなかったらお代わりすれば良い作戦が今日は通用しないので、
ご飯とキャベツはちゃんと配分を考えて食べないとなと無駄に緊張します。

先ずは味噌汁から。
具が入っていない赤だしなのかな、どうなのかな。

箸を差し入れるとシジミが3つ、汁に出汁が出ているのにしじみの身は残せません。
とんかつの味噌汁はしじみ汁から始まった私は、とんかつにはしじみ汁が必ず付いていると思っていました。
年を経るにつれ、いろいろと経験して、そうでもないと知ったのですが。
やはりとんかつにはしじみ汁だと思います。

飯量は普通なのかな、大盛り50円増しになります。
キャベツ同様、お代わりできないので、配分を考えながら頂きます。

揚げたてのやや大きめのヒレかつが二つ、三切りされています。
塩から食べるの人達が分かっている人達なのだろけど、分かっていない私はとんかつソースから。
とんかつ専門店ですので、ああだこうだと蘊蓄した説明が貼り出されてもおかしくないのですが、見当たらず。

の前に、千切りキャベツのベジタブルファースト。
ソースによく馴染んで美味しい千切りキャベツ、お代わりできないので食べ過ぎない様にしないと。
って100円払えば良いんだけど、その100円が出せない私。
食べたかったら糸目をつけずに食べられる人達が羨ましい。

とんかつは食べ進めるにつれ温度は下がっていくので、最初の一口目が一番高い温度のとんかつ。
ほくほくさくさく、ご飯によく合って心好いひれ肉、旨し。
ちょろっと辛子をつけちゃったりして。

箸休めに漬物。
とんかつの味わいを邪魔しない抑えめの酢感、コリッとした食感も心好く。

とんかつソースの味わいを引きつつ、塩を使ってみますか。
少しで良いんだけど、ちょっぴり多めに乗せて頂いてみると、ほんわかと柔らかい塩味。
ロースにも合わせて見たいですね。

ややご飯が足りなくなりつつも、お代わりするほどでは無く。
美味しく頂き、ご馳走様でした。
席を立ってレジでお会計、いつも通りPayPay払い。

雨の日でも雨があったからか、水が流れています。
落ち葉が流れないほどの勢いで。

夜は、築武士(つきぶし)TSUKIJI SAMURAI 田町店(公式インスタグラム)へ。
2023/03/01 麹町店、オープン。
2023/08/28 神田店、オープン。
2024/10/30 同、閉店。
2025/03/17 田町店、オープン。
経営母体は築地魚河岸の海幸橋棟(かいこうばしとう)1階にある株式会社築地魚河岸氷販。

田町駅周辺飲食店全店訪問計画、ランチにお蕎麦だと諸々が足りないので、夜営業に伺います。
店舗右側が立ち食いスペース、左側に椅子が見えたので足を向けると3席と3席のカウンター。
1席しか空いてないので、無理矢理ねじ込ませていただきます。

座って見渡してもメニューが見当たらないので、訊いてみると「店先にあります」と。
会計はどうしたら良いか訊くと、現金とPayPayならまとめて払えますけど、それ以外は店頭の券売機で、と。
やっと座った席を立ち、店先の券売機、メニューを撮影します。

大きな黒板に書かれたメニュー、殆どが500円以下。
仕込みものより造りものが多い印象、しかも結構日替わりっぽい。
こんなにあったら迷っちゃうね。

日本酒メニューは11銘柄。
殆どの銘柄が飲んだことが無いので、どれを飲むか悩みます。

ということで生ビール650円、エア乾杯。
今夜は田町で一人お疲れ様会、ああ、ついに田町で飲むようになっちまったか。
まま、時間の問題ではあったけれど。

合わせたアテは、マグロ切り落とし500円。
カット済みの切り落としをお皿に盛り付けるだけ、にしては時間が掛かるなぁと思い。
値段も値段だし、蕎麦屋の夜営業だしと期待していなかったのだけれど。
とんでもない。

部位も銘柄も説明が無いけれど、これって本鮪の中トロとしか思えない脂のねっとり感、味わいの深さ。
田町では蕎麦屋の一杯呑みでこのレベルのマグロが普通に食べられるんだ。
いやいや私が世間を知らないだけなのだろう、やっぱ東京は何ランクも違うなぁ。

ということで、慌てふためいた私は即座に日本酒をお願いします。
てっきりカウンター内で注いで、はい、っと渡されるかと思ったら、
グラスと瓶をテーブルに持ってきて、はい、どうぞ、と注いで下さいます。
青森の蔵元である桃川が醸す「桃川(もりかわ) にごり酒」普通醸造酒 R8BY 600円。

同じお酒でも、目の前で注がれると味わいが変わりますよね。
飲み口、のど越し、どちらもスッキリしてぐいぐい飲めます。
酸味や甘味が控えめで、どの刺身を合わせても美味しく頂けそう。

ということで、順番が逆になりましたが、アジ刺し500円。
注文すると「ワサビになさいますか、それともショウガですか」と訊かれ、ショウガでお願いします。
どう見ても目の前の調理場で捌いたとした思えない見栄え。
薬味ネギだけではなくカットレモン、ツマの代わりにわかめが敷かれています。

淡泊にして深い味わいのアジ、醤油とショウガをたっぷりつけても味は全く落ちること無く。
美味しいですねぇ。
こんなに美味しかったら、また日本酒を頼んでしまう無限ループの入り口。

そこをぐっとこらえて、かき揚げそば550円。
江戸時代、庶民がお酒の提供を始めたのがお蕎麦屋、つまりお蕎麦屋は居酒屋の始まりとのこと。
私の中ではお酒が置いてなければ蕎麦屋と認めていません。
そしてお蕎麦と言えばかきあげ蕎麦、こちらはかまぼこと薬味ネギが添えられています。

お蕎麦にかまぼこを添えるのはあまり見聞きしません。
もちろんゼロでは無いけれど、かまぼこに味が染みたりしないし、かまぼこの味が蕎麦に移ったりもしない。
それでもかまぼこは美味しい。

蕎麦つゆは京都の出汁を使った関西風、関東のお蕎麦を合わせると、他店とは一線を画した味わい。
お酒を飲んだ後に〆にどうのこうのとは随分と違うけれども。
どこにも引っかからずに滑らかに手繰れます。

かき揚げは店内揚げに感じるサクサク感、蕎麦つゆを吸ってほろほろと崩れます。
ほぼほぼタマネギ、少しニンジンって感じですけど、とっても心好い。
単品でかき揚げを揚げてもらって、塩を振って蕎麦を手繰るのも楽しそう。

どうしてもではないけれど、卓上の一味を振ってみたくなります。
やや甘めの蕎麦つゆが辛くなることは無いけど、ピリッとした辛さで違った顔を見せる蕎麦つゆの味わい。

食べ終わったら席で会計、いつも通りPayPay払い。
3,000円以下でこの満足感、何度か来てしまいそう。
お店の暖簾をみるかぎりでは築武士と書いてつきじさむらいと読むのではないですか?どこを見てもつきぶしと書いてあるところはなさそうですが。
https://x.com/ice96468418
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4cf343af2020e304613d7a0e2b121f8c34c44f16