
いつからと決めていたわけでは無く、朝に起きられるようになったら勝手にサマータイム。
始発に近い電車で出勤すると、それはまた違った景色が見られる。
全くの自己満足に過ぎないけれども。

所用で麹町。
友人にご飯を誘われたから用事を作ったのか、用事があったのでこの地でご飯にしたのか。
すっかり日が延びていて、まだまだ明るい。

夜は、今よし麹町(公式ホームページ)(公式インスタグラム)へ。
鮨今よしの姉妹店として、2015年9月14日オープン。
立地は麹町駅から出口1番近くの地下、麹町の飲食店街からは一本、離れていますね。

階段を下って地下の店舗へ伺います。
店内は板場を囲むL字カウンター8席、カウンター席の後ろにはテーブル6席。
奥には個室が二部屋用意され、右手は8席、左手は4席。

店員さんに予約した旨を告げると、カウンター左側の席に案内されます。
お店は完全予約制ではありませんが、飛び込みの場合は事前に電話をいただけると助かるとのこと。
お好みも用意されていますが基本はコース、麹町コース13,000円、握り堪能コース13,000円、旬のおまかせコース18,000円。
今夜は贅沢に、旬のおまかせコース18,000円。

挨拶もそこそこに、先ずはマスターズドリームで乾杯。
今夜は麹町で二人お疲れ様会、週初めから飲むビールは格別ですな。
こちらのお鮨は伝統的な江戸前寿司とのことで、守るべき味と変えるべき味を楽しめそうです。

■先付け
丁寧に焼き上げた茄子をひんやりと冷やし、お出汁のジュレを掛けた、焼きなす。
蒸し蒸しする陽気をそっと遠ざける料理、繊細な味わいがとても美味しい。

お造りの前に、コチの刺身。
フグを思わせる引き締まった身の歯応え、薬味は塩と生姜をお好みで。
先に塩で楽しみ、後は生姜で楽しみます。

■お造り
下関の鮪、平貝、丸アジ、カンパチ、甘エビ。
醤油が辛味の効いた関東のと、甘味を感じる九州のと、2種類用意されています。
お行儀は良くありませんが、ちょこんと箸で味を確認して、それぞれの刺身を楽しみます。

そろそろ酒にしようよと目配せすると、お任せします、と目配せされます。
福井の蔵元である黒龍酒造が醸す「黒龍 大吟醸 CRYSTAL DRAGON」大吟醸酒 R7BY。
見たことがある様な無い様なと裏張りを見ると、飲食店限定酒、初めましてだな。

■茶碗蒸し
お店毎に提供する順番は違うし、具材も異なります。
土瓶の縁一杯まで入っているのは、そこはかとなく嬉しい。

熱々なので風々して、ふうふうしていただきます。
銀杏は見つけられなかったけど、鶏肉と三つ葉、ふぅ美味しい。

一杯目はあっという間に空いて、すぐに二杯目。
山形の蔵元である東北醸造が醸す「魔斬 超辛口 生配純米大吟釀」純米大吟醸酒 美山錦 R7BY。
生酛の純大って初めまして、味に幅があって、こんなにも美味しい。
熱燗、試してみたいけど、いずれまた。

■季節のお料理三品
一品目は、焼き物盛り合わせ。
カマス、フルーツニンジン、とうもろこしなど。
焼き魚と焼き野菜の組み合わせ、少しづつ多くの料理を楽して、嬉しいですなぁ。

二杯目もすぐに空いて、すぐに三杯目。
静岡の蔵元である土井酒造場が醸す「開運 涼々」純米酒 山田錦 R7BY。
開運って夏酒を醸しているんですね、すっきり爽やかな飲み心地。

二品目は、真鯛と牛蒡の煮付け。
お皿の模様と煮付けた真鯛が同じ金色に思えて、料理人の腕の高さが窺えます。

三品目は天ぷら、キスとパプリカ、ズッキーニ。
お鮨のコースで天ぷらを挟むのは珍しい。
席数の多さからして、それなりの大きさの調理場なのだろうと想像します。
しっとりとした揚がり具合の天ぷらには塩がとてもよく合う。

■おまかせにぎり10貫
「さて、握ります」と花板さんが交代されます。
接待用にも使える個室を考えると、握り手が一人では心細いけど、常に二人は凄いね。

アオリイカ

中トロ

カマス

姫鯛

ホッキ貝

車海老
半切りしてくださり、片方を醤油、片方を塩で楽しませてくださいます。

小肌
二枚を重ねたネタは初めて楽しみます。

イクラ

雲丹

穴子
車海老の握りと同じように、握ってから半切りし、片方をツメ、片方を塩で楽しみます。

鉄火巻き、玉

■お椀
握りが終わったらお椀、お店によっては握りの途中で出されることもありますが、こちらは最後で。

■デザート
マンゴーのシャーベット。
シャリシャリとスプーンがはいりやすい温度で提供され、とても食べやすい。

お茶を頂きながらお会計。
美味しいお鮨、美味しい日本酒をご馳走様でした。
