2012年03月19日
/そばの神田東一屋本店にてかき揚げそば/麺組(めんぐみ)@宮城県岩沼市にて焼干らーめん/宇都宮餃子館駅前中央店にて健太餃子と激辛餃子、昔風支那そば/ あちこちのカプセルホテルに泊まったことがありますが、室内のテレビのコンセントが露出していて、そのコンセントにトリプルタップが付いていて電源が使えるのは初めてです。 テレビを付けないと電源が使えませんが、それでも室内で電源が使えるのは画期的、また仙台に来ることがあれば必ず利用したい。
一軒目の開店時間に合わせて余裕を持ってチェックアウト、ぶらぶらと繁華街を歩いて駅に向かいます。 牛丼屋とかカフェとか関東圏で普通に展開しているお店が普通に展開している仙台。 |
ラーメン屋でつけ麺はごく当たり前だし、油そばも知れ渡りつつあり、天下一品はとっくにあり(こむらさきの閉店は非常に残念)、ラーメン二郎はインスパイアで下地を作ってから直系がオープンしたし。あとは中本だけか、来ることはあるのか。
意外と立ち食い蕎麦屋を見かけるので一杯くらいは食べてみるかと、そばの神田東一屋本店@仙台に立ち寄ってみました。 朝そば300円を食べる気満々で店内に入りましたが、券売機を前にして気が変わってかき揚げそば350円にしました。
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というのは、都内の立ち食い蕎麦屋での料金体系はかけそば250円でかき揚げ100円が平均的なのに対して、こちらではかけそば270円にかき揚げ80円と考え方が違うからです。 どちらが良いとか悪いとかではなく、その地で営業していくのに最適化した値段にしているはず、色々と考えさせられます。 生そばですので茹で時間にそれ相応の時間がかかり、しばらく待っての提供ですが、お客さんが数人いらっしゃいました。 麺類でスープから味わうのはラーメンだけで、先ずは麺を手繰って食べてみるとぼそぼそとブツブツと切れる細麺、それなりに味わいはしますが私にはちょっと苦手です。 |
蕎麦つゆは鰹出汁を中心にあっさり目に仕上げてあり、朝から食べるにはちょうど良いですね。 かき揚げはニンジンと春菊が多く、玉ねぎが少しのサクサクタイプで少しだけ汁に浸けて頂きます。 卓上には揚げ玉の無料サービスが用意されていましたが、今回は遠慮しました。 ご馳走様でした。
と、食べ終わって仙台駅に向かうと、予定していた電車に間に合わなくなってしまいました。 まあ、仕方ないと次の電車で行こうと駅に着くと、強風のために電車が遅延していて、5分ほどで乗りたかった電車に乗れました。 |
さようなら仙台、また、くる。
岩沼駅から線路沿いに13分ほど戻ると、麺組(めんぐみ)@岩沼(宮城県岩沼市)が見えてきました。 既に駐車場にお客さんが集まりつつあって開店待ちのお客さんもいらっしゃいます。 都内の行列店では厳禁の「1人先に待っていて後から合流する」のは普通に行われていて、混雑している時は待ち客シートに名前を書いてから待つスタイルですので、横入りもなにも無いんですけどね。 ここまで来て1人、2人、抜かれてからといってなんてことなく、到着時先客2人が開店時には先客6人になっていました。 |
いったん小部屋があって、その先が店内、すぐ右手に券売機があって順番に食券を買います。 店員さんから人数を聞かれ、パウチされたメニューを渡されたのでさっと一瞥してから後ろのお客さんに渡そうとすると「もう、(食べるのは)決まっていますから」と断れてしまいました。 決まっているなら、さらに後ろのお客さんに回して欲しかったんですけど、都内の常識を押しつけてしまったようで恥ずかしいです。 メニューは醤油ラーメンを始め塩味と味噌味も揃っていて、麺の大盛りが200円でした。 |
券売機の上には歴代のラーメンチャンピオンらのサイン色紙(大崎さんとはんつさんはラーメンチャンピオンじゃないけど)がずらっと飾られていて、みんな食べに来ているんだなぁ。 カウンター席に案内されてお冷やを飲みながらのんびりと出来上がりを待ちます。 小上がりのテーブル席はゆったりした4人掛けが5卓、カウンターは5席ありますが、都内なら10席は置くほどのスペースです。 奥の厨房から出来上がってきたラーメンを角盆に乗せて配膳されている2人の女性店員さんの後ろ姿がそっくりで姉妹なのか、ってどうでもいいですな。 |
お待たせしましたと焼干らーめん750円、数量限定メニューです。 説明書きによると「焼き干しとは青森県脇野沢で水揚げされたカタクチイワシを、手作業で一匹一匹丁寧に腸ワタを取り除いて天日干しした後、炭火で焼き上げた最高級食材です」とのこと。 濃厚な煮干し出汁は苦手ですけど、柔らかで上品な立ち上がりにはうっとりしてしまいます。 ほんのりと焦げた香りもして、焼き干しの魅力を余すところなく伝えてくれています。 |
上質の背脂がほどよい甘味と旨味を、醤油タレのキレが後味をすっきりさせてくれます。 麺は細めの平打ち縮れ麺で黄色みが強めで、スープをいい感じで持ち上げてくれて、するすると食べられます。 チャーシュー、メンマ、刻み青ネギ、板海苔、なると、とりあえず一式揃っていないとラーメンらしくないのでしょうか。 気が付いたらスープを飲み干していて、ご馳走様でした。 帰る頃には待ち合い席が満席なほど、地元の人気店で美味しいラーメンがいただけて良かったです。
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駅に戻ると電車が遅れているとのこと。 こんなことならもう一杯食べてくれば良かったと思いましたが、いまから食べに戻るわけにはいかず。 強風の様子を見ながら電車を走らせているとのことで、何分遅れるか分からないらしいのですが、結局30分待って白石行きが来ました。 |
何でもなければ10分以下の理想的な乗り換え時間で福島までいけるはずが、白石でも30分も足止めされました。 旅に出るとノートラブルと言うことは無くて色々なことが起きるので、真っ正面から対処するというか、がっしりと受け止めるようにして。 まあ、ただ単純に電車がくるのを待つだけですけどね。 |
福島での乗り換え予定の便に間に合わないくらい遅延したのですが、乗り換え便が待っていてくれて、ダッシュで乗り換えました。 いつも思うのですが、なぜ、黒磯駅って乗換駅なんだろうか。 |
黒磯まで来ると強風による電車の遅延の影響はなく、いつも通り5分の乗り換え時間で宇都宮へ。 このくらいの時間になると長旅で疲れが目に見えてきて、外も暗くなってくるし、と宇都宮で途中下車することにしました。 もし、なにかあったら、ネットカフェにでも泊まるかな。 |
西口の有名店に向かうも月曜日休み、仕方ありません。 それじゃあ餃子でも食べるかと、通り反対側の宇都宮餃子館駅前中央店@栃木県宇都宮市(ホームページ)に入ってみました。 広々としたレストランで餃子がメインではありますがサイドメニューもちらほらとあります。 いらっしゃいませの挨拶に続いて人数を聞かれ、窓側に用意されているカウンター席に案内されました。 |
メニューを見ると12種類の焼き餃子(健太、舞ちゃん、お肉、ニラ、シソ、激辛、スタミナ健太、どんこ椎茸、ニンニク、チーズ、エビ、舞茸)、他に蒸し餃子、水餃子、スープ餃子、揚げ餃子、鉄板餃子と全部食べてみたいほど。 食べ比べができる盛り合わせも何種類かありましたが、1人ではちょっと多そうだったので、目に付いた2品とお酒(夏なら生ビールなのですが)をお願いしました。 お酒は宇都宮の地酒の都灘(って、探したけどよく分からない)、一合以上はありそうな徳利にたっぷり入った熱燗、アテは枝豆、手酌で頂きます。
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一口、二口、飲んだところで餃子、健太餃子300円と激辛餃子380円が1つのお皿に盛り付けてあります。 「一つ目はタレを付けずに」とのことでそのまま食べてみると、これが実に美味しい、これだけ美味しければ毎日でも食べたくなるでしょう。 お店のホームページには食材の説明がありますが、その組み合わせが良くて、ホント、宇都宮の餃子はどの店で食べても美味しいです。 二つ目からはタレを付けますが、焼餃子の時は酢とラー油だけで醤油を使わないのが私流、3:1で合わせて頂きます。 |
なんだよ6個なんてあっという間だな、12個なんてすぐだったな、12種類セットを頼めば良かったな。 して、ラーメン、メニューには2種類のラーメンがラインラップされていますが、安い方の昔風支那そば600円をお願いしました。 名前の通りの昔風、小ぶりのドンブリは〆と呼ぶにふさわしいです。 旨味十分の醤油スープに細麺がちゅるちゅると美味しいですね。 トッピングはチャーシュー、メンマ、ワカメ、半身のゆで玉子、なると、薬味ネギに板海苔、値段不相応な盛り付けですね。 |
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
ややダッシュ気味で宇都宮駅へ、乗り換え無しで新宿まで行ける湘南新宿ラインが発車を待っています。 初めて宇都宮に来た時には「すんごい遠いなぁ、一生のうちにもう一回来られるかどうか」と思ったものですが、既に3回目とは。 さようなら宇都宮、また、くる。 |
posted by ふらわ at 00:00|
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日記
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旅慣れて電車の運転席撮る人間は旅なれてんだろ
バカにしてんのか?
通しで運転するには交直両用の車両(コストは高い)が必要になるので,特急を除き直通列車はすくないわけです。
高い車両に投資すれば,当然固定費はあがりますからねー。
ちなみに常磐線快速が取手止まり,つくばエクスプレスも守谷止まりが多いというのも同じ理由です。
旅慣れていると黒磯駅で乗り換えは当たり前に知っているべきだと。
そういう話しならば、私は旅慣れていませんね。
確かに交直両用電車は高価でしょうけど、黒崎駅で導入されないのはコストだけの理由なのかな、と思いました。
まあ、1時間に1本で十分な利用客数では、導入してもコスト的に見合わないとは思いますけど。
それって,どう云う意味ですか?
黒磯市民を馬鹿にしていますね。
なぜ黒磯市(今は那須塩原市)市民をバカにしたことになるのでしょうか。
在来線で東京から福島、宮城を目指す時には黒磯を必ず通らなければ行かれないので、多少コストがかかっても交直両用電車を導入した方が、長期的にメリットが大きいと思いました。
そのメリットよりも大きいデメリットが思い浮かびません。
それがたまにラーメン食べに行く人が負担してくれるのですか?
コストを度外視して企業も国も成り立ちませんよ。
長期的って何のメリットですか?
たんにあなたの都合だけですよね。
よく考えてください。
ほんとどの人は時間も大きく節約できる急行に乗るだろ。
インフラ整備については
世の中色々な意味で総合的に考えなければならない達がいるわけよ。
いい年して本当にあんたは自分本位で物考えるよな
一言足りなかったんじゃないですか。
都内云々は関係ないですね。
軽くあしらってやってください。ワクワクするようなコメントのやり取りを楽しみにしています、というのは悪趣味ですかね。
よく考えてませんから、そんなにいきり立たれても困ります。
総合的に考えてコメントなんてしてませんよ、個人のブログなんだから。
いちいち全部書いてませんから分からないとは思いますし、分かってもらわなくて構いませんから。
たまに本質的なことをコメントされることもありますが、所詮、私が書いたことの揚げ足を取ったり、誤字脱字を見つけるのが精一杯の人達ですから。
例えば、この日は立ち食いそば(いわゆる路麺)を食べていますが、都内でかけそば210円の店なんて数えるほどです。
ではなぜ私はそれをわざわざ取り上げたか、分からない人に分かってもらおうとは思っていません。
黒磯以北なんて地元の人間は電車に乗って行きません
もし行くとしても車です
みんなあなたと一緒で、電車に乗って出かけるのなら宇都宮・東京方面に行きます。
だから別に乗り換え駅となっていてもなんの不自由もないですよ
それから東京方面から東北向かう人は「新幹線」っていう便利な乗り物があるからそれに乗っていくんだよ
滅多にいくこともない福島に地元民がしょっちゅう行ってるように決め付けるのやめてくれないかな?
それをバカにしてるって言うんだよ
何故JR東日本は、コスト度外視で福島まで直通でいける常連仕様列車を走らせないんだろう?
自分は青春18切符の常連のはずだが、いつも辺鄙な黒磯なんかで乗り換えさせやがってブログでケチョンケチョンに書いてやろう
勉強になりました。
私なりにさんがそう感じたのでしたら、そうなのでしょう。