2014年03月21日

宇都宮と仙台

/そばいち赤羽にて狭山のさといもコロッケそば/花の季(はなのき)@栃木県宇都宮市にてバカうまラーメン/元祖ニュータンタンメン本舗仙台長町店@宮城県仙台市にて担々麺のめちゃ辛、にら、ニンニク/五福星(うーふーしん)@宮城県仙台にてワンタンメン、生ワカメ/やきとり5坪/

 いつものように始発に乗って、新宿、赤羽と乗り換えて、、、って、起きたら1時間寝坊していました。
 地方遠征もすっかり慣れてしまい、交通機関にも乗り慣れてしまい、この緊張感の無さ。
 余裕を持って行程を組み、「行かれたら行く」店も入っているので、「必ず行かなければならない店」だけに絞れば問題はないけれど。

 赤羽駅から快速ラビットに乗るために20分待ち、それじゃあ朝飯でも。

 そばいち赤羽にて狭山のさといもコロッケそば450円
 新宿駅から青春18きっぷなので、改札外のお店でも良いのですが、「余裕を持って」はいいけれど、「ぎりぎりになって慌てて」はダメ。
 ふんわりとした食感、ジャガイモに狭山の里芋を合わせてふんわりとした具、コロッケの一番美味しい食べ方は知らないけれど、ここまで美味しいとこの食べ方が一番美味しいと思ってしまう。
 ご馳走様でした。

 快速ラビットで宇都宮まで。
 宇都宮駅から目指すお店の近くのバス停である仁良塚(にらつか)行きの便は、寝坊して9時発に乗り遅れました。
 次の10時55分では話にならないので、駅の観光案内で近くのバス亭を聞きました。
 8番乗り場から大杉屋まで37分、値段は470円。
 関東で一番訪問していない栃木県、お客さんは私以外に二人だけでした。

 大杉屋バス亭を降り、少し戻って真西に歩き出します。
 途中にも何軒かラーメン屋さんがあるんだ、帰りに体調と相談して立ち寄ってみるかな。
 グーグルマップでは15分ほど、所々で立ち止まって風景を眺めていたら30分掛かってしまいました。

 花の季(はなのき)@栃木県宇都宮市、開店15分前ですが先客はいません。
 なーんだ並んでいないんだと落胆したのはまだまだ食べ歩き初心者の頃、地方の名店ではよくあることで、開店数分前になれば一斉に車で来店されます。
 道が混むわけではないし、駐車場が満車になるわけでもありませんし。
 拙い経験から、開店1時間前に行って大行列だったお店は、白河の名店、木津川の名店、そして栃木街道の大きな黄色い看板の店くらいです。

 しばらくして定刻になると、店員さんが暖簾を掛けて開店です。
 開店時間に詰めかけたお客さんに先を譲り、暖簾が掛かった店先を撮ってから入店します。
 ログハウスのようにがらんとした店内は全て木製の調度品、どっしりとした造りで、個人的にはこの椅子、食台を見ただけで「ああ、やっと花の季に来られたんだ」と感動してしまいました。
 8人対面掛けのカウンターに案内されましたが、窓側には4人掛けテーブルが4卓、小上がりには4人掛けが4卓。

 箸立てに三猿(見ざる言わざる聞かざる)が彫刻されているのは、東照宮が近いからかな。
 卓上のメニューを見てオーダー、程なくして付き出しが運ばれてきます。
 調理に時間が掛かるから食べて気を紛らわせろ、ではなく、この地の水に慣れてもらってから料理を味わってもらいたい、の心遣いでしょう。

 この薄さでこの歯ごたえが素晴らしい漬け物、初めてなので分かりませんが、おそらく季節毎で野菜が変わるのではないでしょうか。
 少しずつお客さんが増え、ラーメンが提供される頃には満席、入口近くの待ち合いスペースにもお客さんが溢れ出しています。
 10分強でバカうまラーメン800円、メニューは色々ありますが、イチオシはバカうまラーメンでお客さんの半分は頼まれています。

 『スープは魚介の風味がほのかに香る「和風とんこつしょう油」。濃厚なうまみとコクがありながらも、後味は驚くほどすっきり。』と説明されていて、まさに額面通り。
 お店で使う野菜を自ら畑で栽培し、味噌までも自家製とされるお店で、その野菜を上手く使って豚骨出汁を「ここまで」和風に仕上げています。
 スープの口当たりに驚きながらも、その喉ごし、そして食後のすっきり感は全国屈指ではないでしょうか。
 この地の空気、この地の水、そしてこの地のラーメン職人の調理技術があってこそのスープ、美味しいですねえ。

 細麺のしなやかさは支那そば並み、スープと自然に馴染んでいて、食べ終わる頃にはスープなのか麺なのか分からなくなるほど。
 トッピングはとろっとろの豚チャーシュー、メンマ、なると、板海苔、薬味ネギ、そして味玉。
 私はこのスープを残せるほど人間が出来てないので、一滴残さず頂いてご馳走様でした。
 せっかくだからとチェンピン210円もお願いしました。
 厚い皮が熱くなっていて、やんわりと噛むと中の汁が飛び出してくるので気を付けて、とありましたけど、飛び出してしまいました(泣)

 ラーメンもチェンピンも美味しく頂いてご馳走様でした。
 お会計の際に神奈川から食べに来たことを告げ、とても美味しかったと感想を伝えてお店を後にしました。

 往路で乗り損なったバス路線に乗ろうかと思いましたが、何となく来た道を戻ってしまいました。
 途中の竹林を眺めたり、遠くの山々を眺めたり。

 降りたバス亭からバスに乗って宇都宮駅に着いたのは一時近くです。
 黒磯、郡山、と乗り継いで、仙台駅まで数駅手前の長町駅に着いたのは18時近くになっていました。

 目指すお店は地下鉄で一駅なので、辺りの風景を眺めながら歩くこと10分、お店が全く見つかりません。
 何度かグーグルマップで探すも「近くにあるよ」と指し示すばかり。
 30分以上探して、目指す方向が違っていることが判明、来た道を戻って、降りた長町駅を過ぎて北上していくと、左手にお店が見えてきました。

 元祖ニュータンタンメン本舗仙台長町店@宮城県仙台市太白区長町、どんなに時間が掛かっても営業していれば全て帳消し、臨休だけは止めて欲しい。
 店内に入ると横浜市、川崎市の同支店からすればかなりゆったりした造り、8席のカウンターと4人掛けテーブルが3卓。
 念のため店内を見渡すと券売機は見当たらないので、空いているカウンター席へ座りました。
 さてさて、とメニューを見ると「タンタンメン」が漢字表記でかなり萎える、ニンニクダブルも書いていない。

 おそるおそるニンニクダブルを女性店員さんに確認すると「はい、できます」と即答、ああ、良かった。
 タンタンメン以外は味噌と醤油、トッピングはネギ、ニラ、メンマが200円、納豆100円、生卵50円など。
 サイドメニューは餃子、モヤシ炒め、キャベツの千切りサラダ、など。
 お客さんは8割程度入っていて、結構バタバタしそうな感じですが、ゆったりとした雰囲気。

 溶き卵は(事前ではなく)オーダーが入ってから殻を割る、イソゲンとはそういう店なのだろう。
 目の前の厨房ではニラをデポで茹でていて、ああここも後乗せか、と更に萎えた刹那、(他のお客さんにはカウンター台越しに提供していたのに)「お待たせしました」とその女性店員さんがぐるりと回って運んできて下さいました。
 担々麺650円のめちゃ辛、にら200円、ニンニク100円(メニューには未記載)、ニラはスープと一緒に煮てありました。

 写真もそこそこに口に入りきれないほど大きなイソゲンスタンダードレンゲでスープをすくって飲むと、旨い、旨いけど溶き卵とニンニクと唐辛子のバランスが取れていて微妙。
 新町店や根岸店とは違って、理由は分からないけどスープのコクは抑えめのようです。
 しかそれが気になったのは一口めだけで、それからは旨い、旨いとスープを飲み、麺を手繰って食べ、ニラを味わいます。
 ニラが多いような気がしましたが単なる気のせいかも知れません、(お店には全く関係ありませんが)わざわざ遠くまで食べに来たという気分がそう感じさせたのでしょう。

 食べ終わって、厨房にいらっしゃった店員さん(店主さんかな)に「ご馳走様でした。新城で修業された方ですか?」とつい尋ねるてしまいました。
 「ええ、新城のオバチャンに教わりました」と、私が新城で食べたときは男性調理でしたので、次回は「新城のオバチャン」さんの調理を狙って食べに行かないと(どうやって?)。
 ニラは店によっては上乗せするようですが、と尋ねると

 一つ一つイソゲンの謎が解けていくけど、解ければまた別の謎が現れてきて。
 レジでスタンプカードをもらいましたので、また食べに来たいと思います。

 すぐ近くの地下鉄である仙台市営南北線長町駅から、仙台市営南北線の北端終着駅の泉中央駅へ向かいます。
 初乗り200円は東京以外ではよく見かける設定、23分350円かかります。

 駅を出て北西の方向へ歩きます。
 ほぼ一本道なので、歩き出しの方向さえ間違えなければ20分ほどで到着できます。
 途中、辺りの畑には、昨日降った雪が道端に残っていました。

 五福星(うーふーしん)@宮城県仙台市泉区野村字、周りの景色に埋もれてしまうような建屋、二重ドアと言うか待合室をくぐり抜けて店内へ。
 ゆったりと、しかしして女性店員さんらの挨拶やらオーダーの声が飛び交って、とても活気があります。
 ちょうど厨房が見えるカウンター席に案内され、辺りを見渡すも店主さん不在、うーん、宇都宮に続いて仙台にももう一度くる必要があるようですね。

 J字型カウンターは16席、テーブル席は14席、席に座ってメニューを見てオーダーを決めた刹那、絶妙なタイミングでオーダーを取りに来られた女将さん。
 オーダーして店内をキョロキョロしていると「遠くからいらしたんですか」と女将さんに話しかけられ、「東京でお会いしています」と切り出し、
 少し与太話をしていると、ラーメンが出来上がってきました。
 ワンタンメン849円、生ワカメ150円、味玉を勧められましたが、今日は遠慮させて頂きました。

 ラーメンは今までどこでも食べたことのない味、美味しいとか、美味しくないとか、濃いとか薄いとか、食材がどうとか、そんなことはどうでも良くなるラーメン。
 節系をベースに出汁を取り、豚ガラ鶏ガラの出汁を加え、野菜出汁で味を調整していると感じましたが、そんなことはどうでも良くなるスープ。
 中太の平打ち麺はもちろん自家製麺、敷地内の製麺室で日々、打たれているとのこと。
 生わかめの美味しさって言ったら、塩辛くない海水を呑んでいる感じで、そのまま身体に染み込んでしまいます。

 チャーシューは驚きの美味しさ、メンマは甘く味付けされていて、ここまで完成度が高いとインスパイア店が無いのも頷けます。
 ああ、どんなに美味しくても食べたら食べ終わってしまうんだ、と残り少ないラーメンを食べていたら、「こちら、女将さんからのサービスです」とアイスクリームを出されました。
 アイスクリームは好んで食べないので、食べるときはいつもラーメン屋だったりするわけですが。

 ああ、ラーメンもアイスも美味しかった、ご馳走様でしたと席を立ち、レジで会計していると、いや、レジでも女将さんと与太話してると、ゆらりと影が近づいてきて、
 店先で店主さんとラーメン談義、ラーメンというかワカメ談義、かな。
 女将さんが「寒くないですか」と聞きに来られましたけど、「ええ」と答えて店内に場所を移したら話が終わらないだろから。
 30分か1時間、大変貴重なお話しをありがとうございました。

 急ぎ帰り道、慌てて電車に乗り、仙台駅に急ぎます。
 仙台駅を降りて東口に回り込んで、向かった先は一風堂、ではなく、一風堂すぐちかくのやきとり5坪
 「すみませーん、遅れました」と挨拶して席に着きます。
 全く予定していませんでしたが、友達が仙台に来ていることを知り、急遽飲み会、って、彼は二次会だそうで。
 杜の都で静岡の友達と、石巻の友達と会って飲むなんて、しかも数時間前に決めるなんて。

 ラーメンを沢山食べてきたのでほぼ日本酒、山和純米吟醸だったかな、5杯か6杯飲んでしまったな。
 今日食べたラーメンの話から始まって、仙台のラーメンの話し、宮城全体の話し、なぜか東京のラーメンの話、最初から最後までラーメンの話。
 ここ何年かは「ラーメン好き」で集まってもラーメンの話をしなくなっていたので、こういう熱い話は大好き、個人的にとても盛り上がる。
 閉店まで飲んで散会、ホテルまで15分ほど歩いて、就寝。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/91695725
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック